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源氏物語で現代でも通じると思うエピソード

817コメント2021/08/15(日) 14:36

  • 501. 匿名 2021/07/22(木) 23:20:09 

    >>483
    女三宮と関わり合いが無いから紫の上は全然、女三宮の心が解らない状況じゃ無かったんじゃないかな。

    +21

    -0

  • 502. 匿名 2021/07/22(木) 23:20:35 

    >>453紫の上に手を出したのは14歳だから当時は適齢期かもね
    7歳だったら鬼畜の変態だけど

    +36

    -0

  • 503. 匿名 2021/07/22(木) 23:22:43 

    >>498
    三宮は光源氏に自分が密通したことがバレて(光源氏とやってないのに妊娠したらそりゃバレる)びくびくして気が気じゃなかったのよ

    +15

    -2

  • 504. 匿名 2021/07/22(木) 23:25:41 

    >>489
    貴族は職場で仕事の合間に蹴鞠とかして運動してたよ

    +6

    -1

  • 505. 匿名 2021/07/22(木) 23:29:35 

    >>410
    確かに!
    その視点はなかったけれどそう言われるとそうだね。

    +9

    -1

  • 506. 匿名 2021/07/22(木) 23:31:24 

    >>10
    小学生ながらにあさきゆめみしのそのエピソード怖かったわ

    +9

    -0

  • 507. 匿名 2021/07/22(木) 23:37:57 

    >>362
    マザコンっていうのも微妙じゃない?
    母親は顔も覚えていないくらい幼いうちに亡くなったんだし。
    父親や周囲から、母親は綺麗な人だったって言われて育ったなかで、
    その母親と見た目がそっくりといわれる藤壺と出会って、成長とともに恋をした。
    きっかけは亡き母に似た見た目に惹かれて懐いたかもしれないけど、
    それが恋に発展したのは藤壺の人柄に惹かれたんだと思う。
    その後、六条や朝顔の斎院や明石の上との恋を考えると、
    高貴な身分だったり豊かな教養を身につけた女性を源氏は選んでる。
    これって母の桐壺の見た目っていうより、藤壺の雰囲気に似た女性を求めてるように見える。
    紫の上も、女三宮も、桐壺ではなく藤壺に繋がる血筋で選ばれてるし。

    +31

    -1

  • 508. 匿名 2021/07/22(木) 23:38:25 

    末摘花が何かKYなことして、光源氏が「とんまは余計なことせずに黙っとけ」と心の中でdisる場面があって、胸に刻んでいます

    +24

    -0

  • 509. 匿名 2021/07/22(木) 23:40:49 

    百人一首でも「返事来ないから一晩中待ってたんですけど」って歌があってツールは変われど人の気持ちは変わらないと思った。

    +29

    -0

  • 510. 匿名 2021/07/22(木) 23:41:31 

    末摘花
    勝ち組だよね…
    現代でも起こらないと思うけど、昔の女子も夢見たのかなと思って親近感湧く

    +16

    -2

  • 511. 匿名 2021/07/22(木) 23:43:07 

    >>489
    『小右記』読もう読もうと思っててまだ読んでないが…一部ちらっと見たら平安貴族は投石で喧嘩して結構、野蛮のようだ。
    石を避けるのも投げるのも喧嘩するのもハードと思われる。

    +8

    -0

  • 512. 匿名 2021/07/22(木) 23:47:10 

    だんだん源氏物語の検証になってきてるね。現代に通ずるエピソードが尽きなのかな

    +10

    -0

  • 513. 匿名 2021/07/22(木) 23:47:23 

    >>468
    自分の実の娘には男女の恋物語厳禁(変に色気付いたら困るから)!の癖に、玉葛にはコレクションさせて一緒に読むのよね
    あわよくば、こういう関係になれないかな~という下心つきで

    +35

    -1

  • 514. 匿名 2021/07/22(木) 23:51:24 

    >>510
    勝ち組かな?お父さんが亡くなったから没落しただけで本来は経済的にも裕福な皇女で高嶺の花ポジだよ。
    ゾウのように長い鼻も寝所に行くまで解らないし。
    父君の常陸宮が早く良い婿を見つけてあげれば良かったのに。当時の美人の条件の美しい黒髪は持ってたんだから。ゾウ鼻も源氏が雪の日の朝、顔を覗き見たから判明した。

    女三宮と同じく末摘花も父親に溺愛されてたから色々出来ない設定だった。

    お父さんさえ生きてたらゾウ鼻でも源氏は立場的に馬鹿には出来なかったよ(笑)

    +17

    -0

  • 515. 匿名 2021/07/22(木) 23:54:33 

    >>417
    恋愛というか宮中の人々の生き方と息苦しさな気する

    +11

    -0

  • 516. 匿名 2021/07/22(木) 23:56:33 

    >>465
    六条院はそれぞれ分割相続みたいになったんじゃなかった?
    源氏や紫の上がいた春の御殿は、紫の上が可愛がっていた女一宮が住んで、
    花散里の夏の御殿は、落ち葉の宮が住んでみたいに。

    +17

    -0

  • 517. 匿名 2021/07/22(木) 23:57:41 

    >>507
    いや、マザコンだよ。アダルトチルドレンだから。母に似た面影ばかり追い求めた

    +10

    -2

  • 518. 匿名 2021/07/23(金) 00:00:23 

    >>431
    身分制で宮中に自由はないよ

    +4

    -0

  • 519. 匿名 2021/07/23(金) 00:02:30 

    >>34
    しかも数え年だから実年齢は13のはず

    +6

    -0

  • 520. 匿名 2021/07/23(金) 00:05:02 

    >>250
    元から妾の子で父からは敬遠されてる。源氏のせいじゃないと思う

    +31

    -3

  • 521. 匿名 2021/07/23(金) 00:12:14 

    あさきゆめみししか読んだことないけど、所帯染みて騒がしい家が嫌になって女二宮のところならもっと風流な生活なんだろうなって夕霧が惹かれてくところリアルだなって思った。現代でも奥さんの印象が一人の女からお母さんって感じに変わると浮気心起こしがちだよね。

    +44

    -0

  • 522. 匿名 2021/07/23(金) 00:16:10 

    >>513
    若い頃の源氏は光り輝く美貌があったから言い寄られるのも夢があったけど、中年になってからはどうなんだろう
    気持ち悪くないのかな

    +37

    -0

  • 523. 匿名 2021/07/23(金) 00:22:25 

    >>506
    憑坐の女の子に取り憑いた時の絵が怖かった。
    あと生霊じゃないけど、物の怪が取り憑いた時の黒髭の妻。あそこだけホラー漫画。

    +6

    -0

  • 524. 匿名 2021/07/23(金) 00:24:39 

    六条御息所が、朝なかなか起きれない源氏を見て若さを感じるところ。
    ほんと歳取ると朝から目が覚めるw

    +49

    -0

  • 525. 匿名 2021/07/23(金) 00:26:08 

    >>399
    違うよ。この人学問の道剥奪されたんだよ。北の方の子を春宮にするためにね。父親が唯一許される条件は、源氏の臣籍降下だよ

    +18

    -0

  • 526. 匿名 2021/07/23(金) 00:29:30 

    >>400
    赤ちゃんとか若い女性は甘い匂いするね
    男でって聞いたことないけど

    +14

    -0

  • 527. 匿名 2021/07/23(金) 00:29:57 

    >>451
    え?末摘花ってそんなお家の人だったんですか!?
    ある意味実家のおかげで源氏に養ってもらえたというか
    持て余してた財産を管理する代わりに養ってたみたいな‥

    +4

    -0

  • 528. 匿名 2021/07/23(金) 00:30:45 

    >>365
    最初のバージョンもなにも、竹取物語は民話じゃないよ

    +0

    -0

  • 529. 匿名 2021/07/23(金) 00:36:06 

    >>96
    「最も」と言われるとなんともいえないな
    六条御息所のほうが苦しんだような気がする

    +17

    -1

  • 530. 匿名 2021/07/23(金) 00:39:22 

    >>63
    花散里ね

    +5

    -0

  • 531. 匿名 2021/07/23(金) 00:40:36 

    >>517
    母の面影じゃなくて、藤壺の面影でしょ?
    藤壺が母に似てたのは顔だけで、出自も性格も別物。
    源氏が、愛する紫の上(顔が藤壺そっくり=桐壺にもそっくり)がいるのに、
    他の女性も求めてしまうのは、母の面影を求めてっていうより、
    藤壺みたいな高貴な出自や豊かな教養を兼ね備えた女性を追い求めてたからだと思う。
    六条だったり、朝顔だったり、明石だったりは、桐壺じゃなくて藤壺に似てるタイプ。
    紫の上は、藤壺と比較すると、側室腹の娘で出自が劣っているからこそ女三宮降嫁の話があがる。
    源氏が母の桐壺(更衣で出自は高くない)を求めてるだけなら、
    女三宮降嫁の話は断ったと思う。
    より藤壺に似た女性をってことで同じような高貴な出自の女三宮を迎えちゃったって感じ。

    +28

    -2

  • 532. 匿名 2021/07/23(金) 00:41:14 

    >>329
    >>92だけどそうだね
    当たっているわ

    +9

    -0

  • 533. 匿名 2021/07/23(金) 00:41:39 

    >>473
    女三の宮の降嫁の一件はある意味光源氏も被害者みたいな所があるからな…

    もともとずっと柏木が求婚してて本決まりになりそうだったけど、最初に有利に働いてた年回りが近いことが仇となり(いくら熱心に求婚しても若いから熱が冷めるのも早いかもと言われ、更には身分違いもあるし(普通は皇女の相手は大臣以上で柏木は将来おそらく大臣になれる見込みが高いけど、現時点では大臣よりずっと下))色々あって最終的に身分の釣り合い取れて女性の扱いが上手な源氏に決まる。
    源氏も最初は断るけど、政治的な意味があって(藤壺に似てるかもも頭をよぎったけど)承知するんだよね。
    断ると流れが柏木の方へ傾いてしまうから。
    源氏が生きてる間は准太上天皇で安泰だけど、亡き後は変わる可能性が高くなる。
    一族の長として皆をなるだけ守らねばならないし。

    で、この一連の事をおしすすめたのが長らく源氏に痛い目にあわされた兄の朱雀院だしね。
    復讐みたいな因縁を感じる。
    朱雀院は表面では感じさせないけど、無意識レベルで。
    女三の宮を娘みたいに思ってくださいと説得するなら実父の朱雀院がいるわけだし…

    +36

    -0

  • 534. 匿名 2021/07/23(金) 00:43:04 

    >>337
    昔は結婚制度なんてなくて、男の愛情を失ったら路頭に迷う生活だったからね
    「子供を生む」のが今で言う結婚みたいなものだったと思う
    ずーっと結婚してもらえず、ずっと魅力的な女で居続けなくてはならなかったんだろう

    +17

    -0

  • 535. 匿名 2021/07/23(金) 00:48:20 

    >>525
    桐壺帝が、光君が生まれた時に占いで「治世が乱れる」と進言されて、「光り輝く皇子を、臣下に下すことでその身を守ってやらなければ」と配慮したんですよね。
    「あさきゆめみし」で、光源氏と頭の中将の青海波の舞の、う…美しいことと言ったら…。

    +24

    -0

  • 536. 匿名 2021/07/23(金) 00:52:56 

    >>394
    確か祖母の大宮様が、雲居の雁に沢山の財産を残していたはず。
    あと、姉の女御様は総領娘で面倒見が良く、妹や弟達が頻繁に出入りしてたよね。
    頭の中将の家風は明るく風通しが良くて、居心地良さそう。

    +36

    -0

  • 537. 匿名 2021/07/23(金) 00:54:19 

    >>534
    横。
    源氏の設定(六条院)が特殊なだけで
    平安は通い婚だもんね。
    実家が有力でなければ飽きられたら終わるイメージある。

    +4

    -0

  • 538. 匿名 2021/07/23(金) 01:01:33 

    >>342
    他人の幸せを願わないなんて源氏は人を愛したことないんだろうな。源氏って結局自分のことしか考えてないし愛を知らないなんてある意味哀れな男だわ。

    +22

    -2

  • 539. 匿名 2021/07/23(金) 01:02:50 

    まあ、庶民の女は糸紡ぎやら甘酒売りやら売春やらなんでもやって生きてたけどね
    殿上人の女は弱かった

    +8

    -1

  • 540. 匿名 2021/07/23(金) 01:05:16 

    >>15
    幼児に手を出した光源氏はクズ

    +2

    -10

  • 541. 匿名 2021/07/23(金) 01:05:44 

    >>38
    子供がいれば、浮気されようとも母としての立場で生きていけるからね
    妻としての立場しかないのに、それを女三宮のご降家で危うくされ、その追い詰められた状況でどう生きるかを描きたかったんだと思っている
    妻というのは、体裁面のことではなくて、愛情面の話として…

    +34

    -0

  • 542. 匿名 2021/07/23(金) 01:05:48 

    >>302
    その藤原氏がユダヤ人ってのがまた罪深いよね

    +0

    -11

  • 543. 匿名 2021/07/23(金) 01:07:45 

    >>204
    花散里は染色とかも上手で、妻の役割もしっかりこなしていたよね。家柄も良く、あと会話も面白かったんだろうね。
    当代一の権力者、夕霧にも母代わりとして大切にされて、一番豊かな老後を生きている。

    +32

    -1

  • 544. 匿名 2021/07/23(金) 01:08:15 

    >>357
    運動不足で浮腫がすごかった説があるよ

    +6

    -0

  • 545. 匿名 2021/07/23(金) 01:10:09 

    >>419
    そうそう
    ガチギレして「いい加減にしろ!○すぞ!」
    とかじゃなくて「もー!ダーリーン!!」ホッペタプクーだもんね笑

    +8

    -0

  • 546. 匿名 2021/07/23(金) 01:13:11 

    >>473
    女三の宮に関しては、光源氏も迎えたがっていなかったはず。
    光源氏は浮気はしても絶対に正妻だけは迎えなかったのは、紫の上を正妻にできないから(いくら光源氏がそうしてやりたくても慣例上出来ない)なのに、紫の上がどう頑張っても勝てない女性を正妻にさせられて迷惑に思ってなんとか断ろうとしてたよ。

    浮気三昧ゴタゴタあったけど身辺整して、これからはもう紫の上だけを大事にゆっくり過ごそうと思っていたところへ、帝に愛娘をゴリ押しされ断れず、皇女を正妻にしない訳にもいかず、紫の上をまた傷つけることになり、しかも相手が子供すぎて嫁にしたところで全然面白くもないお人形さんって感じで光源氏も迷惑してたよ。

    +6

    -9

  • 547. 匿名 2021/07/23(金) 01:13:15 

    >>527
    そういう風に勝手に思ってる。原作では源氏はここまで醜く貧乏だと不憫・見捨てれないみたいに書いてる。
    末摘花は常陸宮の姫君でいわゆる女王だから税を徴収できないだけで荘園はあると思う。源氏が不憫に思って代行してやったんだと思う。哀れで古女房たちに服を買い与えてるが。しかも黒貂は無理だけど…って嫌味つき。
    代行+代行手数料(勝手に光源氏が半分以上とってると思ってる)をものがたりでは語ってないだけとおもってる。
    ※全くの妄想です

    +6

    -5

  • 548. 匿名 2021/07/23(金) 01:17:34 

    >>155
    あさきゆめみしでは、桐壺帝は全てご存知だったような描写があったよね。原作ではどうだったんだろう。

    +24

    -0

  • 549. 匿名 2021/07/23(金) 01:18:24 

    >>489
    男性はともかく、貴族の女性は特に立ち上がる事すらあまりしなかったそうだね。

    +9

    -0

  • 550. 匿名 2021/07/23(金) 01:19:17 

    >>546
    大好きな藤壺の姪だから似てるかも…って欲出してなかったか?源氏の君は。
    ついでに内親王ブランドに目が眩んだ。

    私には断りきれず…って感じには思えなかったけどな。

    +32

    -1

  • 551. 匿名 2021/07/23(金) 01:19:33 

    >>547
    それ、まったく根拠がないよね
    話の意味も変わってくるし妄想を事実みたいに書き込むのやめてほしいな

    +9

    -0

  • 552. 匿名 2021/07/23(金) 01:21:00 

    >>533
    あなたの解釈正しいと思うわ。あれは女三の宮が皇族になったこともあり、源氏も最終的には太政大臣になってるわけだからね。政治的な立場でも、妻に相応しい相手とすると、事実婚の妻より若い三の宮の方が有望だったんだよね。でも、源氏ももういい歳だしと思って、あまり乗り気じゃないのに無理矢理縁談組まされて、結局柏木にしてやられるわ、三の宮は何も考えてない感じで踏んだり蹴ったりだよね。なんか生々しいよね。あの結婚
    あれなかったら割と綺麗な結末だった気する

    +35

    -0

  • 553. 匿名 2021/07/23(金) 01:21:28 

    >>38
    紫の上が子供できたら無双だもんね
    何も悩むことない
    平安時代の文学はもののあはれだから、
    一番愛されてるけど子供ができない女の苦しみを書きたかったんだと思う

    +64

    -0

  • 554. 匿名 2021/07/23(金) 01:23:56 

    花散里はおだやかでご実家もちゃんとしてたからね。平安時代の女性って高貴な血筋でも後ろ盾がなくなると零落するみたいだね。 
    だから能力の高い婿をとろうと必死になるだろうね。親が亡くなったら婿が後ろ盾。

    +17

    -0

  • 555. 匿名 2021/07/23(金) 01:25:17 

    >>538
    >>540

    同じ人?とにかく貶したいんだね

    +3

    -5

  • 556. 匿名 2021/07/23(金) 01:27:10 

    >>554
    今も変わらないけどね。結局親と家柄に守られて生きるのよね、女性って。大企業だってどうなるか分からない時代にバリバリやってもシンママで実家ないなら人生ハードモード過ぎるもんね。子供って親で半分は人生決まるよね

    +20

    -3

  • 557. 匿名 2021/07/23(金) 01:27:31 

    >>551
    だから妄想ですって書いてるよ。 
    原作を深読みして遊んじゃいけないのか?

    +8

    -3

  • 558. 匿名 2021/07/23(金) 01:28:19 

    >>551よこ
    ちゃんと本人も※妄想
    って書いてるし、色んな解釈したっていいと思う。

    +15

    -2

  • 559. 匿名 2021/07/23(金) 01:30:20 

    >>84
    19じゃなかった?13ではない気するけどな。

    +0

    -0

  • 560. 匿名 2021/07/23(金) 01:30:36 

    >>557
    >>527みたいなバカ釣って楽しんでんじゃん

    +2

    -4

  • 561. 匿名 2021/07/23(金) 01:32:45 

    >>54
    攫って来たのがそのくらいの年齢で、手は出さずに育ててただけで、実際に契ったのは紫の上15歳くらいだったはず。

    +30

    -0

  • 562. 匿名 2021/07/23(金) 01:38:54 

    あさきゆめみしを久しぶりに読み返した。最初は弘徽殿の女御は理知的な美女として登場してた。いつの間にかおばさんの弘徽殿の女御しか覚えてなかった。

    +21

    -0

  • 563. 匿名 2021/07/23(金) 01:43:42 

    >>556
    さすがに今とは全然違うでしょ。
    平安時代貴族の女性は男手を失ったからと言ってバリバリ働く事もできないし、着替えすら一人ではしないような完全なる世間知らずだろうし。
    それでいて養わなければいけない人たち(侍女や下働き)がたくさんいて、体面も保たなくてはいけない、広い屋敷の管理、、
    現代のシンママと変わらないと言うのは流石にない。

    +26

    -1

  • 564. 匿名 2021/07/23(金) 01:44:57 

    >>399
    でも臣下に降ろされたけど帝の息子、そして腹違いの兄が気の毒になるくらいパパ帝から溺愛されている。
    絶世の美男子で、お金持ちでレディファーストで、マメで優しくて、人たらし。
    和歌も漢詩も上手いし、踊りも上手い、楽器も演奏できて絵も描ける。そりゃモテるだろ。

    +39

    -0

  • 565. 匿名 2021/07/23(金) 01:49:08 

    今の時代は貴族でもないのに男に捨てられると路頭に迷う女が大勢いる謎

    +4

    -1

  • 566. 匿名 2021/07/23(金) 01:55:16 

    >>451
    うーん、光源氏は自分が莫大な荘園持ってるのにそんな事するかな。
    清廉潔白ではなく計算高い部分もあるにしろ、末摘花みたいな境遇の女性に荘園狙いで近づくほど鬼畜でもないと思う。
    末摘花の荘園(あるなら)もちゃんと管理して本人に還元するくらいの事はすると思うけどな。

    末摘花の父宮は芸術家肌の変わり者であまり財産もなかったから、生きてた時代から末摘花はそこまで贅沢な身分ではなかったはず。
    末摘花が持ってる程度の荘園なんて、当代随一の資産家だった光源氏からしたらちっぽけだったと思うよ。

    宮家って身分は高いけど経済力はなく、でも体面保たなきゃで貧乏してた家が多かったんだよね。

    +30

    -0

  • 567. 匿名 2021/07/23(金) 01:56:58 

    >>287
    あと清少納言が定子のサロンで大人気なのも、紫式部としては内心では苦々しく思っていたのかもね。定子が亡くなって清少納言が没落してくのも、もののあはれに感じたのでは。

    +18

    -0

  • 568. 匿名 2021/07/23(金) 01:57:03 

    >>555
    534は私じゃないです

    +0

    -0

  • 569. 匿名 2021/07/23(金) 01:58:07 

    >>508
    玉鬘の裳着(女の子の成人式)の所だね。

    玉鬘へのお祝いによりにもよって衣装をプレゼントしちゃうんだよね。
    (衣装を用意するのは正妻の役目。だから他の女性は違うものをプレゼントしてて、末摘花は空気読まなくてまるで正妻は紫の上じゃなくて私よ!アピに見えてしまう)
    更にその衣装がものすごくダサかった。

    その上、添えられた文に歌が書かれていていつもの歌。
    (末摘花は歌は必ず「唐衣」で始まり、夫の訪れが無いのを嘆く歌。こうしなさいと初めに習ったのをずーっとひたすら守ってる。
    日頃は源氏もポジティブに受け取ってあげるけど、このタイミングだと玉鬘の裳着の祝いの席だからいわばこれからお婿さんを探します!という社交界デビューの日なのに、まるで自分と同じように夫の来ない縁談が来いとケチつけるみたいになっちゃう)

    こんだけ重なってるのでいつもは天然ちゃんの末摘花を愛でるさすがの源氏も頭に来て返歌する。

    唐衣 また唐衣 唐衣 返す返すも唐衣なる

    表の意味
     あなたが送ってくださった衣装は表もひっくり返してみても唐衣ですね

    裏の意味
     あなたの歌はいつも唐衣から始まり同じ意味でしつこいんだよ


    天然はやり過ぎと重要な門出の日にかますのは良くないってことだね。

    +23

    -0

  • 570. 匿名 2021/07/23(金) 02:07:30 

    >>566
    私もそう思う。
    末摘花は多少は遺産が遺されたけど、仕えていた女房たちに荘園の地権など持ち逃げされたり、転売目的で調度品なども持ち逃げされるんだよね。

    あと着てた皮はまあ一般人からしたら高価だけど貴族階級からしたらダサい衣装になるよ。
    毛皮より絹織物の方が高価だし。
    もし毛皮の方が高価なら冬の衣装は皆毛皮を着てるはずだからね。

    源氏が都に帰ってきた時は末摘花の住んでる屋敷はお化け屋敷か?並みに荒れ果ててたから。

    そんな貧乏な末摘花で顔も頭もちょっと残念だけど一途に待ってたから源氏は庇護して引き取ったという当時の女の子が夢見るラブストーリーの1つの形のヒロインだと思うよ

    +31

    -0

  • 571. 匿名 2021/07/23(金) 02:08:22 

    >>531
    女三の宮は藤壺に似た女性を求めてっていうのは違うと思う。
    桐壺帝のたっての願いで受け入れただけで、最後まで嫌々だったから。それに女三の宮は身分こそ高いけど、教養や感性が鈍くて藤壺とは似ても似つかないし、むしろ源氏が嫌いなタイプじゃないかな。
    あと桐壺は更衣にしかなれなかったのは父親が早く亡くなったからで、生きていれば順当に出世してた人だし母親も宮家出身なので、出自は決して悪くないんだよね。

    +6

    -17

  • 572. 匿名 2021/07/23(金) 02:12:02 

    >>550
    内親王ブランドにこだわったのは柏木。源氏が意識したのは藤壺の面影。三の宮が藤壺の姪と知り浮き立ったけれど、気を引き締めて朱雀院の元へ。御簾越しには猫を抱いた三の宮が居り、若い公達とは身分が釣り合わない、源氏に嫁がせたいとゴネた朱雀院が二番目に口にした名が夕霧(雲居の雁と結婚したばかり)院の命であれば夕霧は断れないと悩む源氏。その時に猫が鳴き三の宮=藤壺の姪を思い出してしまい…の流れです。見事なクズっぷり

    +16

    -0

  • 573. 匿名 2021/07/23(金) 02:12:22 

    >>555
    >>538です
    >>540さんは私ではありません。源氏を貶したいわけではなく純粋にそう感じてコメントしました。源氏物語は様々な解釈があって面白いです。もし不快な気持ちになったらすみません。

    +9

    -0

  • 574. 匿名 2021/07/23(金) 02:20:11 

    雲居の雁が好き。
    物語の中で1番、旦那に対して怒りの感情がハッキリしてる。夕霧と落葉の宮との関係に、素直にヤキモチ焼いたり怒って実家に帰ったり。
    その事に対して、紫の上も羨ましがってた。

    +39

    -0

  • 575. 匿名 2021/07/23(金) 02:25:36 

    >>539
    殿上人以上の女性もいざとなったら色々生計立てて生きる道あるよ。

    ひとまずお裁縫は花嫁修業の一連だから上手だとさり気なく送って代わりに何かしてもらったりとかお願いもできるし。
    お裁縫だけじゃなくて染方もある。
    歌が上手に詠めたら指導などもできるし、いざとなったら宮仕えもすれば権力者とコネができる。
    (宮仕えは少しハードル高いが実際に上達部の姫たちもしてる)

    あと当時は嫁入りじゃなくて婿取り(妻問い婚)だから路頭に迷うとかの感覚ではないよ。
    再婚も希望すればあるし、実際にしてるしね。

    3年旦那が来なかったら離婚成立が法律でも認められてるし。

    +8

    -0

  • 576. 匿名 2021/07/23(金) 02:32:07 

    >>151
    13歳にしても頼りない感じなんじゃない?
    「紫の上がこのくらいの時は、もっとしっかりしてて自分が舌を巻くような事を言う鋭い感性もあって話してても張り合いがあったのに」って源氏ががっかりする描写があったような。

    +26

    -1

  • 577. 匿名 2021/07/23(金) 02:39:06 

    >>536
    宮様は他の人も言ってるけど、基本的にあまり裕福じゃないよ。身分は高いけど。
    だから落ちぶれた宮筋の姫に成金の受領のオジサンがお金あるよ〜と近づくくらい。
    受領はお金持ちだけど身分が低いので宮筋の姫を得ることで箔がつくから。

    六条院でも蔵がいっぱいあるのは受領階級出身の明石の君の冬の御殿。

    +16

    -0

  • 578. 匿名 2021/07/23(金) 02:40:57 

    >>20
    その上、結局身分の高い妻(女三宮)もってとどめだよね
    あー、やっぱり身分的には軽んじられてたんだわってなる

    +28

    -1

  • 579. 匿名 2021/07/23(金) 02:46:12 

    >>507
    >>531
    いや母の面影を求めたマザコンでしょ
    ただ藤壺に恋するだけなら実母似の設定なんていらないし
    母を知らないからこそのマザコン
    自分の中の母親像ってのが周りに似てるといわれる藤壺イメージで自分の中で理想化されてくんじゃ?

    +22

    -0

  • 580. 匿名 2021/07/23(金) 02:48:42 

    >>400
    本当に軽い腋臭だと
    甘ったるい香りと混ぜるとグレープフルーツ臭っぽいかも

    +12

    -0

  • 581. 匿名 2021/07/23(金) 04:01:14 

    >>35
    林真理子も書いてなかった?おもしろかった覚えがあるけど あと あさきゆめみし の漫画は凄いかもあれがいっそう根付かせた気がする

    +16

    -0

  • 582. 匿名 2021/07/23(金) 04:15:57 

    >>119
    義母兄じゃなくて、異母兄ね。
    弘徽殿女御は義母じゃないし。

    +5

    -0

  • 583. 匿名 2021/07/23(金) 04:16:23 

    >>437
    もし知ってたとしたらすごい発言してるよね。
    生まれてきた冷泉帝(まだ皇子だけど)を見ながら光源氏に
    「美しい子は皆、顔立ちが似るのかな。あなたの子供の頃に瓜二つだよ」
    笑いながら声かけていて、源氏も藤壺も言葉を失ってるシーンがあったね。

    知ってたとしたら…
    わざと知らないふりしてギリギリのセリフを吐き、気づいてるのかどうなのかハラハラさせるのを繰り返す…
    ま、二人は当然の罰と言えば罰だけど

    源氏が柏木に絡むシーンを彷彿とさせるね
    源氏の方が丸出し感あったけど

    +27

    -0

  • 584. 匿名 2021/07/23(金) 04:30:18 

    >>53
    男性は女性よりも結婚のハードル高いよ。
    誰もが一夫多妻制をできる訳ではないし。
    (当たり前だけどいつも女性の方が出生率はやや低いし、平和な時が長かった平安、江戸時代は完全なる女子有利の婚活)

    少し時代は後になるけど徒然草にモテない男性代表の吉田兼好が精一杯の負け惜しみを書き連ねた挙げ句に御所で話題となり、勝ち組キャリア女子からやり込められてアワアワしてて「あな、むくつけし(やだー、キモーいw)」と言われてそれすら勘違いして自慢してるからね…

    +14

    -0

  • 585. 匿名 2021/07/23(金) 06:09:42 

    >>536
    頭中将の母親は桐壺帝の同母腹の妹で源氏の実の叔母。父親のほうは太政大臣で桐壺帝の片腕。娘婿の源氏を実の息子の様に可愛がった。葵上との夫婦仲は今一つでも、源氏にとって頭中将の実家は居心地の良いお宅だったでしょうね。
    天皇の子でも母親が中流貴族の出で立場が弱くしかも早逝している源氏は華やかでもどこか憂いがあり、しっかりとした立場の両親が健在だった頭中将は自由闊達な性格。

    +27

    -2

  • 586. 匿名 2021/07/23(金) 06:21:56 

    >>98
    ブスの希望✨

    +4

    -0

  • 587. 匿名 2021/07/23(金) 06:39:50 

    >>514
    没落し後ろ盾もないブスでも光源氏の妻となり、忘れられ放置プレイされたとはいえ最後は一緒に暮らした妻の一人よ
    お父さんが悪いとかそういうのはいらん

    +8

    -1

  • 588. 匿名 2021/07/23(金) 06:41:36 

    >>4
    人を呪い殺せるってすごいよね

    +10

    -0

  • 589. 匿名 2021/07/23(金) 06:44:59 

    >>1
    源氏物語とか好きな武士とか語れる人頭良さそうで好き

    +0

    -0

  • 590. 匿名 2021/07/23(金) 06:54:48 

    >>501
    お人形遊びに付き合わされたり、世話役にさせられてるから、
    自分に敵対心があるか嫉妬されてるかは分かった筈よ

    +19

    -0

  • 591. 匿名 2021/07/23(金) 07:01:54 

    >>567
    内心じゃなくて苦々しく思ってるのを『紫式部日記』残してるね。
    苦々しくどころか、めちゃこき下ろしてる笑

    紫式部は清少納言が宮中から下がってから出仕してるから、一方的に清少納言を嫌ってるだけだけど笑

    定子と彰子(正確にはその親同士)が敵対関係にあるからってのを差し引いても、紫式部日記の記述はなかなかの拗らせぷり笑

    +18

    -1

  • 592. 匿名 2021/07/23(金) 07:08:21 

    なんかドロドロだな
    毎日、空が綺麗、お花が綺麗、川が綺麗、今日も見れてよかった。だけで済んでたら、そんなに不幸にもならない気がする。もちろん健康とかでだけど。

    +2

    -4

  • 593. 匿名 2021/07/23(金) 07:09:06 

    >>351
    経験者さん…お疲れ

    +14

    -0

  • 594. 匿名 2021/07/23(金) 07:11:43 

    >>583
    途中で気付いたんじゃないかな。「あさきゆめみし」読んだけど、桐壺帝は「悪いことをした。あなたにも源氏にも」と藤壺中宮に言い残して息を引き取った。藤壺中宮は速攻で髪を下ろして女院になりましたよね。

    +24

    -0

  • 595. 匿名 2021/07/23(金) 07:14:58 

    >>503
    降嫁してきた時に、紫の上は女三の宮に会ってる。
    そこでの女三の宮の自分への態度で、女三の宮が光源氏にも自分にも何の興味もないことは丸わかりだったと思うよ。
    紫の上の時と違って『結婚』と分かっていて来ているのだし、宮中で育った宮姫が結婚とは何かを知らないわけないからね。教えられてるはず。

    +21

    -0

  • 596. 匿名 2021/07/23(金) 07:19:21 

    現代でよかった。
    男の人にすがって食べさせてもらえるしか選択肢がないなんて。
    それか実家が太いか。
    愛しか頼りにならないんだったら、仕事するわ。

    +3

    -2

  • 597. 匿名 2021/07/23(金) 07:20:15 

    それは女三の宮の気持ちだよね。
    483、498は、紫上の気持ちの話をしてる。

    それこそ紫上は女三の宮の妊娠が光源氏の子供じゃないなんて、想像さえしてないだろうからね。
    『ぽっと出てきた正妻が、すんなり妊娠した』としか…

    +19

    -0

  • 598. 匿名 2021/07/23(金) 07:24:36 


    >>597>>503さん宛です

    +3

    -1

  • 599. 匿名 2021/07/23(金) 07:37:54 

    >>596
    まあ、貴族なんて日本国民の数%だから
    ほとんど庶民よ。
    庶民じゃまた違うだろうから…

    +11

    -0

  • 600. 匿名 2021/07/23(金) 07:40:02 

    >>179
    私もそう思う
    朧月夜の君とか好き勝手やってるけど
    紫の上は出家さえ自分の思い通りにはできなかったんだよね

    理想の人として描かれてるけど
    そう立ち回ることでしかプライドを保てなかった
    そう生きるしかなかった
    光源氏以外好きになることも許されなかった
    (自分から選びとった相手じゃない)
    んだよの

    +17

    -1

  • 601. 匿名 2021/07/23(金) 07:42:49 

    >>596
    平安時代は婿入婚なんだって。室町から嫁取婚になるらしい。妻の家に基本住むらしいよ。嫡男以外の男は外に出されるだって。妻たちは独自の財産を持ってる。そして夫の世話をする。
    身分が低かったり財産がない女性との婚姻は例外婚らしい。そういう場合は通いつつ男性がお世話したり引き取って面倒を見るらしい。

    源氏が紫の上を引き取った二条邸も桐壺の更衣からの相続。

    嫁の実家に住むから北の方(正妻)の立場が強いんだね。源氏は正式な婿取婚をした正妻の葵の上のところへは通い婚だったが。それだけうまくいってないって描写だったのかな。

    +12

    -0

  • 602. 匿名 2021/07/23(金) 08:00:59  ID:1PBqVnChc9 

    >>591
    紫式部が出仕した時には定子vs彰子の勝敗は決していたのよ。
    定子は色々あって最後は宮中でも后の立場に相応しくない室を与えられてる。
    それでも一条天皇の寵愛は揺るがなかった。
    終生、一条天皇が愛したのは定子だけ。

    ただ、彰子が本当に良い子なのよ。一条天皇の定子への寵愛を受け入れて定子が産んだ子を彰子が育ててるし、東宮には我が子ではなく定子の産んだ子をと道長にも逆らった。

    紫式部が清少納言をアレコレ書いたのは比較されて嫌だったてのと
    清少納言の宮中での一般的な評価だよ。
    定子もまた教養溢れた立派な女性だから清少納言は熱烈に仕えてはいたけど
    清少納言は教養を鼻にかけて周りとぶつかりまくる人だった。
    定子じゃなきゃ使えないって人。

    +13

    -6

  • 603. 匿名 2021/07/23(金) 08:03:22 

    >>585
    頭の中将って身分血筋に瑕疵が一つもない貴公子なんですよね。本人も源氏も、そこを分かってる。
    源氏のことは、皇子だからそのように接するけど、内心は…。源氏も頭の中将に対してはコンプレックスを持っていたでしょうね。大宮さまという、この上ない母親が健在な頭の中将に対して。

    +31

    -0

  • 604. 匿名 2021/07/23(金) 08:03:47 

    >>552
    女三宮関連の生々しさから、物語が一気にリアル寄りに進んだ気がする。
    若い頃の色恋は夢、中年以降の色恋は現実。
    乗り気になれない自分を騙しながら口説く心の苦々しさ。
    そして巡る因果応報…
    柏木の理解出来ない盲目ぶりを見て
    若き日の己の恋情、今の自分を創り上げたと言っても過言ではない藤壺への思慕も、これと同じではなかったか。
    実態が見えぬが故に心中で補足を重ねて創り上げた、現実ではない夢の女性を追い求めていただけなのではないか?
    と、ここまで考えたかは分からないけど、人一人が破滅するほどの熱狂的な恋を楽屋裏から見た事は、托卵以上に源氏の心に無常観を植え付けたのではないかと思う。

    +35

    -0

  • 605. 匿名 2021/07/23(金) 08:08:55 

    >>602
    清少納言の宮中での一般的な評価
    ではないね。
    彰子側の、取り巻きの中での評価 でしかない。

    もちろん、目立っていた清少納言を嫌ってる人達もたくさんいたんだろうけど。
    これこそまさに、現代でも全く同じ。
    『あの人のこと、「みんなが」嫌ってたよ!』
    実態は自分と自分の周りの数名なのにって奴。
    ネガティブな事を主張するときに、主語を大きくするのは何処の時代でも一緒なんだなー。

    +25

    -2

  • 606. 匿名 2021/07/23(金) 08:13:57 

    >>597
    498です
    私の文、主語がなくて分かりにくかったですね💦
    補足有難うございます!

    +2

    -0

  • 607. 匿名 2021/07/23(金) 08:14:16 

    >>119
    桐壺帝も今で言う毒親だよね
    いくら生母の弘徽殿の女御が気に食わない女だったとしても、朱雀帝も光源氏も息子として等しく扱えよと
    惚れた女の産んだ子のほうが可愛い、才能ある子供のほうが愛しい、現代でもあるあるだけどねぇ

    +37

    -0

  • 608. 匿名 2021/07/23(金) 08:15:27 

    >>430
    花散里が本当に心穏やかに六条院に住んでいたのかどうかわからないよね。
    同じ屋敷に住んでいても、読み手が悲壮感感じるのは紫の上の方で、花散里に関してはそんなに感じないのは何故なんだろうと思う。紫の方が子供の頃から逃げ場のない捕らわれの身という感が強いからなのか。

    >>461
    夕霧の不器用さと頑固さは母親の葵上に似たんだろうね~笑

    +27

    -0

  • 609. 匿名 2021/07/23(金) 08:17:07 

    >>437
    だんだんわかってきたんじゃないの
    周りの噂とかすごそうだし

    +9

    -0

  • 610. 匿名 2021/07/23(金) 08:22:04 

    >>302
    平清盛の時代にも出てくるよ

    +4

    -0

  • 611. 匿名 2021/07/23(金) 08:26:44 

    >>430
    自分の境遇は他の妻よりはマシ…と思っていないとやってられないかも

    +5

    -1

  • 612. 匿名 2021/07/23(金) 08:27:11 

    >>430
    花散里は1番の勝ち組とおっしゃる方が多いけど、実際もそうだったと思うけど、胸中は他の女性と同様に穏やかではなかったと思う。源氏に軽く扱われていたのは確か。女楽にも呼ばれないし。
    身分出自のせいで軽く扱われるのと、美醜で軽く扱われるのと、どちらが女性に取って辛いのか?

    紫の上がなくなった後、花散里が源氏の装束を用意してましたよね。最後は六条院こ一の人になったのね。
    (この頃は女三の宮は出家して六条院を出ていましたっけ?)

    胸中はさておき、花散里が1番安定した生活を送ったことは確かだと思います。

    +33

    -0

  • 613. 匿名 2021/07/23(金) 08:32:25 

    >>273
    近江の君をマイ・フェア・レディ的に好きになっちゃう公達が出てきたらそれはそれで面白そうだけどさすがになかったね

    +16

    -0

  • 614. 匿名 2021/07/23(金) 08:32:50 

    >>470
    藤壺も前妻の身代わり、源氏にとっても亡き母の身代わり。
    藤壺もかわいそうな人だと思うわ。
    出家できてよかったと思う。

    +17

    -0

  • 615. 匿名 2021/07/23(金) 08:33:55 

    >>572
    内親王の結婚って今も昔も難儀なのねぇ
    周りを不幸にするような結婚はやめてほしいわよねぇ

    +20

    -0

  • 616. 匿名 2021/07/23(金) 08:37:31 

    >>603
    内親王という尊い身分の母親が健在。源氏のコンプレックスを最も刺激したかも。

    +27

    -0

  • 617. 匿名 2021/07/23(金) 08:43:41 

    >>15
    叔母と姪は生写しレベルで
    似てる件結構ある
    私が姪の立場

    +14

    -0

  • 618. 匿名 2021/07/23(金) 08:49:52 

    >>614
    源氏にとっては、母の身代わりではなかったと思う。普通に、「記憶にない、亡き母に似ているらしい人」なだけで…

    +9

    -2

  • 619. 匿名 2021/07/23(金) 08:52:29 

    >>591
    まぁ、大ヒットした枕草子で自分の兄弟をディスられてますからね…
    (紫式部の兄弟はその頃式部省の役人なのに礼儀・作法がなってないとディスられた)
    カチンとはきてたろうね

    +14

    -0

  • 620. 匿名 2021/07/23(金) 08:53:23 

    >>617
    あるあるある。不思議だよね、あれ。
    母娘よりも似てるんだよね…。

    +11

    -0

  • 621. 匿名 2021/07/23(金) 08:54:31 

    >>619
    旦那のこともdisられてるんだよね笑

    +11

    -0

  • 622. 匿名 2021/07/23(金) 08:55:35 

    >>547
    ないわー。

    +5

    -0

  • 623. 匿名 2021/07/23(金) 08:57:00 

    >>552
    でも逆に綺麗な結末だったら読み手がモヤモヤするんじゃない笑
    好き勝手して何の罰というか因果応報もなくて面白くない笑
    最後の最後に自分がしたことが返ってくることで結局人の世は無常なんだよと書きたかったのかどうかわからんけど笑
    紫の上は出家もできずに可哀そうだったけどね。

    +25

    -0

  • 624. 匿名 2021/07/23(金) 09:06:54 

    源氏が一途だったら話が終わってしまう…

    +11

    -0

  • 625. 匿名 2021/07/23(金) 09:18:41 

    >>56
    源氏にばれるの怖い!また怒られる!
    これだけだと思う、三宮にしてみたら今まで可愛いお嬢ちゃんでいればよかったのに、源氏は行儀だのたしなみだとネチネチ小言ばっかり、出来杉紫上と比べられて萎縮する毎日
    新婚当時から源氏が自分にがっかりしてるのは三宮だってわかってたろうし、でも結婚望んだの自分じゃないのにってもやもや募ってたろうし、
    あと使ってた女房が手引きしたのにも裏切られた思いだったろうね。でも絶対にばれちゃいけない秘密だから、その裏切り者の女房に頼り続けるしかない←そうするとまた柏木を連れ込まれる という負のループ 
    一度悪事(密通)に巻き込まれたら露見が怖くてずるずる泥沼、というのはいつの時代も同じだね

    +34

    -0

  • 626. 匿名 2021/07/23(金) 09:25:40 

    >>273
    常に玉鬘と比較されて貶められるってつらくない?
    気にしてないならいいけど、気にしてるわけだし

    +6

    -0

  • 627. 匿名 2021/07/23(金) 09:32:52 

    >>605
    悪口つうか、枕草子も何気にディスったりする部分あるし。
    定子が凄く好きで大切だったと言うのは解るけど。
    周りと衝突して宮中から下がっていたこともあるしね。

    定子は亡くなる数年前は実家のゴタゴタで出家して還俗して、宮中に戻っても後宮には入れてない。
    それでも一条天皇の寵愛は変わらないから子供も産んでる。いっそ捨てられていた方が穏やかに暮らせたかもと言うぐらい悲惨な境遇なんだよ。

    みんな敵、みたいな状態で周りに気遣いする余裕は仕えてた清少納言にも無かったと思うわ。
    もうプライドしか無かったんじゃないかな。


    +18

    -0

  • 628. 匿名 2021/07/23(金) 09:41:47 

    明石中宮が一番幸せなのかなと思う

    +14

    -0

  • 629. 匿名 2021/07/23(金) 09:57:41 

    >>616
    やっぱり男には母親の存在が大きいのかな
    イギリスのハリー王子も母親を早くに亡くしたコンプレックスを拗らせてそこをメガンにつけ込まれたし

    +23

    -0

  • 630. 匿名 2021/07/23(金) 10:02:46 

    >>628
    入内して中宮になり東宮を産んで国母(天皇の母)になって女性として最高の位を得た人。天皇と夫婦仲が円満で内面も幸せな人生。
    これも紫の上と明石の御方、二人の母の献身があってこそですね。

    +27

    -0

  • 631. 匿名 2021/07/23(金) 10:04:11 

    >>613
    その話あったら読みたいな〜。誰か作家さん書いてくれないかな笑

    +4

    -0

  • 632. 匿名 2021/07/23(金) 10:09:28 

    明石の中宮は夕霧も位人臣を極めて順風満帆で後ろ盾もバッチリ。

    明石の中宮が産んだ女宮たちは降嫁の話は出ないが、今上が後ろ盾のない女性に産ませた姫宮は今上が心配して薫に降嫁。

    朱雀帝の失敗はしないとばかりに、年齢が釣り合った薫を選ぶ辺りが凄い伏線。
    宇治十帖は紫式部が書いてない説あるけど、考えてたのかな。

    +17

    -0

  • 633. 匿名 2021/07/23(金) 10:18:01 

    >>330
    紫の上って設定とは言え利発で優秀な人だったよね。光源氏に教育の機会をもらったとは言え、生まれつきそうだったという設定。

    そんな人が光源氏に及ばないつまらない男性と楽しく幸せに暮らしていけたのかなーと思うようになってきた、笑。ルイ16世もつまらない男って設定だよね。

    +18

    -0

  • 634. 匿名 2021/07/23(金) 10:18:44 

    >>629
    父ちゃんのチャールズはお母さん健在だけど乳母に似たカミラに惚れ込んでしまったしな。

    王族貴族って洋の東西を問わず、乳母に惚れてしまった人いるよね。
    ディアーヌ・ド・ポワチエとアンリ2世とか、後深草天皇と二条とか。
    まぁ、日本は乳母が筆下ろしも勤めるのが影響してるんだろうけど。

    母さん的存在でありながら他人ってのは男には堪らんのかな。
    藤壺と源氏もそうだもんな。

    +27

    -0

  • 635. 匿名 2021/07/23(金) 10:19:15 

    >>630
    そうですね、入内した時は源氏という強い後ろ盾があって、その後は位を極めた夕霧が控えている。親王、内親王を沢山もうけているので、帝は決しておろそかに扱えない。
    宮中を下がる時は六条院という立派な実家がある。恵まれた方ですね。

    +30

    -1

  • 636. 匿名 2021/07/23(金) 10:20:29 

    >>628
    確かに!
    結局のところ
    女性の一番の勝ち組って、いいところの家に産まれて、大事にされて育てられて→家柄の良い男に嫁いで→健康な子供を沢山産んで、地位確立!って事なんでは………

    これ、現在でも少しも変わらないよね。

    +27

    -1

  • 637. 匿名 2021/07/23(金) 10:23:51 

    >>628
    光源氏の子供の中で一番愛情に包まれた幼少期送ってそう。光源氏の手元で育てられたし寂しい思いすることはなかったんだろうな。冷泉帝も夕霧も(一応加えて)薫も子供の頃の父の愛情には飢えてそうだよね。

    +21

    -0

  • 638. 匿名 2021/07/23(金) 10:27:48 

    >>629
    男尊女卑の世の中だけど
    女が生きるためには「男の母親」になるしかないのか。
    現在でも中東地域では間違いなくそうだよね。
    中東では女は家畜だけど、自分の母親だけは、大好きで大事にするからね。
    自分を守って貰うために「息子」を量産するしかない。
    だから沢山の子供を産み続ける………

    +6

    -2

  • 639. 匿名 2021/07/23(金) 10:27:49 

    >>625
    今まで六条で紫上は絶対的勝者で君臨してたわけで。
    本人は傲り高ぶってなくても仕える女房たちは花散里や明石にマウント取り放題、得意の絶頂期が長かった
    そこへ日本最高の身分の若い皇女降臨
    一緒に乗り込んできた女房たちは、当然戦闘意欲満々と言うか、最初から自分たちが上だと思ってる
    何だか、現代の、当人そっちのけでマウント取り合ってるヲタの争い見てるみたい
    月日が経つにつれ両者の勢いが拮抗してきたって紫式部は書いてるけど、こういう女性サポーターのどろどろは宮中で散々見てきたから、すごくリアルに描けたんだろうなぁ



    +26

    -0

  • 640. 匿名 2021/07/23(金) 10:29:59 

    >>636
    その上、美人で頭も良いんだからチート設定だよねw

    +20

    -0

  • 641. 匿名 2021/07/23(金) 10:35:25 

    >>625
    自己レス
    【助けて】夫が完璧な先妻と比べてくる【つらい】
    女三宮ってガルでトピ立てそう、二次元好き設定だしコミュ障っぽいし
    紫上は絶対にガルちゃん民にはならないだろう

    +18

    -1

  • 642. 匿名 2021/07/23(金) 10:42:41 

    蜻蛉日記を読む限りは、他の妻の元に通う夫への嫉妬心が綴られているから
    明石の中宮も嫉妬心からは自由ではなかったでしょうけどね。
    帝は立場上、他の女御更衣にも渡らなければいけないし。

    それ考えたら、落葉の宮が出てくる前の雲居の雁が最強かな。
    愛人と言えばバリキャリだけど身分が低い五節だけ。
    実家はしっかりしていて子沢山。

    姫宮の落葉の宮が出てきても我慢しない。

    +17

    -0

  • 643. 匿名 2021/07/23(金) 10:44:25 

    雲居の雁が夏にゴロゴロ転がっていて
    やってきた父親の頭の中将から
    「姫君がだらしない」と怒られる話があった。
    夏の衣装、すずしぎぬだっけ
    本当に胸が透け透けでびっくりだよね。あれは目のやりどころに困るわ。
    タンクトップ一枚で家をうろうろして父親に怒られる娘みたいだ。

    昔も京都の夏は暑かっただろうね。

    +28

    -0

  • 644. 匿名 2021/07/23(金) 10:45:00 

    >>641
    女三の宮の身分が高すぎて最初同情的だったガル民もなんだ上級国民かって感じで叩きに回りそう笑

    +25

    -0

  • 645. 匿名 2021/07/23(金) 10:45:02 

    六条御息所が葵の妊娠を知ってショックを受けるシーン
    現代でも不倫相手に「嫁とは冷えきってる」と言いながら奥さん妊娠させる男ってあるあるだよな

    +46

    -0

  • 646. 匿名 2021/07/23(金) 10:50:42 

    >>641
    美貌と教養がありながら、旦那や彼氏が浮気し放題で帰ってこなくても、嫉妬で狂いそうになるもそれを抑えて静かに帰ってくるのを待つガル民もいるかもよw

    でも雲居の雁ちゃんは現代っ子みたいな感じで、物語の女性の中ではなんかホッとするのよね。

    +22

    -0

  • 647. 匿名 2021/07/23(金) 10:51:56 

    葵は何も悪くないのに年増の愛人に呪い殺されて可哀想

    +24

    -0

  • 648. 匿名 2021/07/23(金) 10:56:27 

    三の宮降嫁の日、源氏を送り出した紫の上が「いつの頃からか気づいていました。私を通して、誰か他の女人を追い求め探している事に…」そして三の宮と対面した時に「宮さまと私はいとこ同士」と挨拶。とうとう『誰か=藤壺』と確信した瞬間だと思ってる。自分が誰かの身代わりと気付き素知らぬふりをするだけでも辛いのに、目の前の高位なだけの幼稚な姫に存在を否定された紫の上。

    +19

    -0

  • 649. 匿名 2021/07/23(金) 11:18:30 

    >>635
    最初の懐妊で六条院に宿下がりしていた時に明石の尼君と出会い、自分が誕生してからの経緯を知るんですね。入内後自分の世話役として仕えてくれている女性が実の母で、我が子の将来のため泣く泣く手放した事。紫の上は実の子でもないのに心から慈しんで育てた事。また祖父である明石の入道が姫君の幸せを願いながら深い山に分け入った事。
    今の栄誉はこれらの方々の深い愛情があってこそ。それに気づかされた明石の中宮は期待に応えるがごとく素晴らしい国母に成長していきます。
    明石の中宮を取り巻く話は気持ちが温かくなる。

    +17

    -0

  • 650. 匿名 2021/07/23(金) 11:23:22 

    >>628
    1番は光源氏の母ちゃんだろと思う!
    光源氏にも桐壺帝にもいつまでも思われてて、若くして亡くなってるし良い思い出しかないと思う!

    +2

    -2

  • 651. 匿名 2021/07/23(金) 11:33:16 

    >>650
    女としてはそうかもだけど、壮絶な嫌がらせを受けてたからなぁ…

    +25

    -1

  • 652. 匿名 2021/07/23(金) 11:50:55 

    >>644
    そこへ、ずっと面白くなかった紫上側の女房が身バレを警戒しつつ、如何に女三宮が無能か燃料投下して更に炎上、
    まで見えてしまった

    +17

    -0

  • 653. 匿名 2021/07/23(金) 11:57:59 

    女三宮側の女房って若いだけで気が利かない設定だから、ネット工作も下手そう

    +25

    -0

  • 654. 匿名 2021/07/23(金) 12:00:29 

    >>650
    源氏の母、桐壺更衣は低い身分だったけれど、帝の寵愛を一身に受けて女としては幸せの絶頂だった。母としては幼い源氏を残して
    死んだから、無念の極みだったと思う。

    +20

    -0

  • 655. 匿名 2021/07/23(金) 12:01:09 

    >>650
    後ろ盾なく入内するとか絶対嫌だな
    廊下にうんこ撒かれたり雨の中閉め出されたり散々だわ
    むしろ寵愛されない方が幸せだった気がする

    +37

    -0

  • 656. 匿名 2021/07/23(金) 12:15:00 

    >>652
    トピ立て最初に全経緯書かずに後出し攻勢も入れて笑
    ついでにコメントが伸びるとともに「でもでもだって」のトピ主が見える笑

    +16

    -0

  • 657. 匿名 2021/07/23(金) 12:26:41 

    >>552
    若菜巻以降がなかったら、源氏物語こんなに読み継がれて来なかったと思うな~
    長いだけでドラマチックな要素が半分以下。源氏は藤壺との恋愛からメリットだけ得て終わり、紫上も源氏に終生愛され、義理の息子の夕霧に慕われて終わり。
    少なくとも、現代人の二次創作意欲掻き立てるような複雑さはなくなってしまう

    +20

    -0

  • 658. 匿名 2021/07/23(金) 12:51:35 

    >>579
    実母似の設定は桐壺を寵愛した桐壺帝が、桐壺亡き後に親子の年齢差の藤壺を入内させて寵愛するのに必要不可欠な設定なのでは?
    それと桐壺帝が藤壺と光源氏を親しくさせた動機でもあるし。
    普通はたったの五歳差の自分の妻と息子を親しくはさせないからね。

    「若くして亡くなった母親に似ている」というのは若き藤壺と少年光源氏が立場をこえて姉弟のように仲良くなる免罪符。

    +15

    -1

  • 659. 匿名 2021/07/23(金) 13:16:33 

    >>594
    桐壺帝の最期の言葉は、あさきゆめみしのオリジナルだね
    すごい好きな解釈だけど。
    原典のほうでは、すぐに落飾しないと源氏が迫ってくるのをもう拒否しきれないって危機感からの対処だと思う
    桐壺帝がいなくなったら源氏は歯止めが効かなくなる(実際父親の妃を妻にした皇族はいる)、でも藤壺はとにかく冷泉を帝にしたかったから、清廉潔白でい続けなくてはならない
    でないと政敵が東宮から引きずりおろすネタに利用してしまう

    +23

    -0

  • 660. 匿名 2021/07/23(金) 13:24:05 

    >>585
    源氏の母親は中流貴族出身じゃないよ。
    桐壷の巻のかなり初めに書かれてる。
    お父様は按察使の大納言。
    大納言は大臣の下で上達部だから十分上流階級。
    ただ、弘徽殿女御は大臣の娘だからそういう超一流の人と比べたら多少見劣りはするけど。

    +26

    -0

  • 661. 匿名 2021/07/23(金) 13:35:41 

    >>601
    まだ若いうちは通い婚のままだよ。
    もう少ししたら左大臣家に住み着くと思う。
    例え上手く夫婦仲がいってなかったとしても、この結婚は父の桐壺帝が左大臣に頼み込んで成就させ、葵上ももとは東宮妃内定者だったから多少の源氏の浮気は許しても婿入りしないとなると源氏は味方してくれる全ての人の顔に泥を塗りまくる所業で、打ち捨てられたら(葵上がさっさと再婚でもしたら)右大臣一派から身を守れるかすらも危うい。
    そこまでのおバカさんではないよ、さすがの源氏も。

    それでも左大臣からたまにはうちに顔を観に来てくださいね〜と声をかけられるし、葵上の兄の頭中将からもチクッと言われてたしね。

    +22

    -0

  • 662. 匿名 2021/07/23(金) 13:56:05 

    >>602
    それはちょっと清少納言が可哀想。
    教養を鼻にかけるというより、そういうことを期待されていたのだから仕方ない。

    有名なエピで香炉峰の雪があるけど、あれは中宮定子が「香炉峰の雪はいかならん」と言われて『御簾を掲げて見る』という漢詩のことを言ってるんだなとピンと来て御簾を掲げてみせた、他の人達は漢詩を知らないからポカーンで中宮定子はたいへん褒めたというエピあるけどこれは単なる自慢話ではなくて。

    中宮定子からのビッグチャンスを与えられてちゃんと掴んでよ!という意味合いが強い。
    中宮定子の女房たちの中にはお妃になれるんじゃないかくらいの身分の高い姫達が何人かいて当時は身分が一番大事だからどうしても優遇しなければならないけど彼女達には実務能力が無いので清少納言を引っ張り上げたいけれどもなんの理由も実績もないのにやると不満が出る。
    だから清少納言に活躍のチャンスを与え続けて清少納言がそれを見事にクリアしてみせることで中宮定子の右腕として使うことができる。

    宮仕えの最初の頃は
    中宮定子「こちらへ」
    清少納言「…あの…恥ずかしくて…」
    中宮定子「だったら慣れるまで夜の間だけいらっしゃい。それなら平気?」

    みたいな感じだし、他も 

    伊周「あれ?なんで今日の歌合にあなたが出ないの?」
    清少納言「もとすけの後と言われぬ身なりせば 今宵の歌ぞまずぞ読ままし」

    (歌人で有名なパパの娘じゃなかったらトップバッターで歌をよんじゃうかも!)

    他にも初々しいエピ満載だよ。
    清少納言は漢詩などの知識や歌も上手だけど特筆すべきは人あしらいの上手さなんだよね。
    皆がメロメロ状態。
    たまに邪険に扱われて怒っても清少納言と喋りたくなるくらいの魅力の持ち主。

    +19

    -0

  • 663. 匿名 2021/07/23(金) 14:57:57 

    >>658
    帝くらいの地位の人なら亡き妻に似ていなくても親子ほどの年齢差の人を妻にしても別におかしくないけど

    +14

    -0

  • 664. 匿名 2021/07/23(金) 14:58:20 

    >>15
    兄か父のように慕っていた相手にいきなり襲われたよね...。
    確かショックで紫の上はしばらく塞ぎ込むんだよね。

    +26

    -0

  • 665. 匿名 2021/07/23(金) 15:23:24 

    とりあえず今からあさきゆめみし
    読みます❤️

    +10

    -0

  • 666. 匿名 2021/07/23(金) 15:34:08 

    >>314
    さすがに違うわ

    +2

    -0

  • 667. 匿名 2021/07/23(金) 16:57:53 

    >>571
    女三宮の父は、桐壺帝じゃなくて朱雀院。
    今さら新しい妻を迎えるのはって渋っていた源氏が結果的に受け入れてしまったのは、
    女三宮が藤壺の親戚だってこと(もしかしたら藤壺に似てるかもって期待)と、
    帝の鍾愛の娘で内親王という高貴な身分(これも藤壺と同じ身分)に惹かれたから。
    教養や感性は、父親の朱雀帝が風雅な人だから、娘もきっとそうだろうと、
    源氏が勝手に思い込み、結婚したら実際は違ったって後から知っただけ(末摘花と同じパターン)。

    平安時代の身分に関しては、血筋が良いだけでは駄目で、後ろ盾がなければあっという間に身分が下がってしまう。
    両親ともに失った末摘花は宮家の姫だけど、入内どころか高貴な貴族と正式な結婚も出来ない身分になってるし、
    側室腹でも、父親に強大な権力がある明石の姫君は立后できる。
    血統だけ良くても後ろ盾がなければ、人から侮られ格下扱いされてしまうのが平安時代。

    +19

    -1

  • 668. 匿名 2021/07/23(金) 17:11:03 

    >>520
    決定的になったのは源氏のせいでしょ。
    まぁ普通に、娘を誘拐した男が他の女に手を出して謹慎するから、紫の上をよろしくって言われても、知らんがなだよね

    +5

    -1

  • 669. 匿名 2021/07/23(金) 17:13:23 

    >>529
    死ぬ前に心が救われたかどうかかなと思う。
    娘と共に伊勢に行けて良かったなーって。
    紫の上は絶望の中で死んでいくしかなったから…

    +9

    -0

  • 670. 匿名 2021/07/23(金) 17:26:09 

    >>658
    私は、近親者で婚姻を繰り返して政治を牛耳っていく藤原氏への嫌味を隠してると思うわ。
    藤壺が亡き母に似ている、ということは、藤壺は光源氏とも似ていた可能性が高い(桐壺帝と似ているという描写は無いし) 

    桐壺の更衣(光の母)と藤壺の間に血縁があるかは不明だけど、藤壺は桐壺帝の前の帝の娘、ということは、桐壺帝と血縁がある筈。さすがに本人の妹という訳ではなさそうだけど。
    で、紫の上は藤壺の姪、女三の宮も藤壺の姪、(紫の上のいとこ)

    +11

    -0

  • 671. 匿名 2021/07/23(金) 17:30:12 

    >>662
    よく言ってくださった!!!
    清少納言好きだから嬉しい。
    素晴らしい解説。ありがとう!

    紫式部も好きだから、あんまり2人を比較してどちらかをサゲないで欲しいなと思ってた。

    +22

    -2

  • 672. 匿名 2021/07/23(金) 17:36:50 

    >>667
    だいたいそうだけど末摘花は違うかな。

    >両親ともに亡くした彼女は入内どころか高貴な貴族と結婚さえできない

    できます。
    そしたら秋好中宮が説明つかない。
    秋好中宮も入内する頃には父も母も亡くしてるけど入内して立后争いに勝ち中宮にまで登り詰めてるし。
    どこかの有力な貴族の養女になればひっくり返せる。
    血行史実でもこの手を使ってる例が多い

    +1

    -6

  • 673. 匿名 2021/07/23(金) 17:42:24 

    >>636
    やっぱり子供を産まないことには駄目だったのかな
    でも分かる気もする
    私の叔父夫婦も子供いなくて、叔父亡き後、叔父兄の子供を養子にしてたからこそ、叔父妻も婚家に堂々と残れるような、そういう雰囲気は感じたもの

    +9

    -0

  • 674. 匿名 2021/07/23(金) 17:53:31 

    >>672
    それが「後ろ盾」のあるなしの違い。
    残される娘のことを考えて、六条は色々源氏には含むところがあったにも関わらず、
    後見を頼んで死んでいく。
    源氏の後ろ盾がなければ、秋好も末摘花と同じ境遇になってる。

    中宮になっても、史実の定子のように、後ろ盾がなくなった瞬間、
    身分に合った産所も用意してもらえなくなる。

    +19

    -2

  • 675. 匿名 2021/07/23(金) 18:37:01 

    >>672
    源明子がそうだよね
    両親に先立たれ父のかつての政敵の娘の藤原詮子にひきとられ、道長の妻となった。正妻の倫子も源氏だけど父が内親王の子、明子は父が内親王だから産まれは正妻より尊い。結婚後は道長の庇護下に置かれる。父の源高明は光源氏のモデルとも言われているね。
    道長もモデルと言われているし、紫式部は宮仕えで見聞きした当時のいろんな出来事を物語にしたんだろうなと。
    kk問題を彼女はどう書くか興味がある。

    当時はDNA鑑定も血液型もわからないし、高貴な姫は顔出ししないけど、知る人ぞ知るみたいなことが結構あったんだろうな。
    今でも出生時のDNA鑑定が義務づけられていないのは、問題続出するからと聞いたことがあるけれど、そういう意味で現代でも通用する話だと思う。

    +8

    -0

  • 676. 匿名 2021/07/23(金) 18:58:33 

    >>655
    うんこで嫌がらせするって発想は今も昔も変わらないよねw

    +15

    -0

  • 677. 匿名 2021/07/23(金) 20:10:31 

    >>490
    こんなエピソード原本にあった?あさきゆめみしってちょっと違うよね。原本あんまり深くは語らない感じある。

    +17

    -0

  • 678. 匿名 2021/07/23(金) 20:12:18 

    >>674 
    横。
    だからその後ろ盾は別に実父かどうかは関係ないし、六条御息所が源氏に頼むは当たり前だよね。
    頼める人は源氏しかいないし、本当だったらこんなこと自分を冷遇した源氏には頼みたくなかったと思う。

    後見を実際にするか否かは源氏の胸先三寸の次第な所のみだよね、実際。

    有名な所だと清須会議で信長の嫡孫だしてきた三法師を柴田勝家が後見する三男信孝の対抗馬として担ぎ出してきたはいいけど、最後まで後見せずに織田家から政権奪い取るし、秀吉も秀頼の嫁として家康の孫娘まで娶って後見を頼んだけど、言わずもがなの結果だし。
    (わざとわかりやすくする為に有名な男子の例にしたけど)

    後見の有る無し、それがずっと続くか、それを満たしたとしても後見人が失脚しないか(失脚したら共倒れがほとんど)全ては運だよ

    +10

    -1

  • 679. 匿名 2021/07/23(金) 20:27:41 

    >>672
    平安院政期の美福門院とかいるしね。
    父は受領層でとても後宮に入れる身分ではないけど養子縁組を経て後宮に入って皇后の位につくし、産んだ皇子は天皇までなってるよね。

    源氏で無理やり例えたら明石の君が娘を経ずしてその美貌でもって誰かの養女となって後宮に入り皇后になって皇子を産み天皇にまでなった、みたいなストーリー。

    +9

    -1

  • 680. 匿名 2021/07/23(金) 20:29:21 

    >>15
    うさぎドロップ

    +2

    -0

  • 681. 匿名 2021/07/23(金) 20:30:28 

    >>563
    でも、式部始め、地方クラスの中流って割と宮に使えたり、仕事や芸で生計立ててたのよ。時代の変遷で形は変わるけど、女が生き延びるには、身体売るか、芸事か、誰かに宮使えするかくらいだもん。因みに男は肉体労働ってだけで、中流クラス以下は現代も平安もハードだったようよ。源氏は宮中の話だけども、階層違うだけで似たような部分はありそう

    +8

    -0

  • 682. 匿名 2021/07/23(金) 21:17:23 

    >>669
    最期は明石の中宮に看取られた事が唯一の救い。帝や中宮は例え肉親でも重病人や死者に接してはならない仕来りがあり、御所から頻繁に使者が来て戻るように促されても、心血注いで育ててくれた紫の上の側を離れなかった。

    +21

    -0

  • 683. 匿名 2021/07/23(金) 21:20:05 

    五節っていうより藤典侍のほうが一般的でしょ。

    +9

    -0

  • 684. 匿名 2021/07/23(金) 21:34:38 

    >>680
    結末以外は良かった

    +5

    -0

  • 685. 匿名 2021/07/23(金) 23:34:05 

    金持ちイケメン権力者だからってやりたい放題の遊び人の夫に愛想が尽きて出家したいと言って早死にした妻の紫の上。
    現代なら熟年離婚できたのにね。

    +9

    -0

  • 686. 匿名 2021/07/24(土) 00:20:32 

    >>219
    選ばれるかしらじゃないのがミソよね

    +1

    -0

  • 687. 匿名 2021/07/24(土) 00:20:58 

    >>682
    そうだね、それだけが救いだったね。
    でも原文では、明石の中宮が自ら宮中からの催促を振り切って残った、んじゃなく、
    紫の上がそばにいて欲しいと望んだんじゃなかったかな。

    +16

    -0

  • 688. 匿名 2021/07/24(土) 07:12:02 

    >>491
    これ、主に恋愛関係で書いてるけど、政治闘争が絡んだ部分が結構あったんじゃないかと思ってます。
    朧月夜は右大臣の娘で、最初の正妻の葵の上は左大臣の娘。
    光源氏の後ろ楯はずっと左大臣なので、右大臣の娘と正式に結婚って色々ややこしくてやだな、みたいな話があった記憶があるので。

    なら、朧月夜に手を出すなよって話なんだけど。

    +25

    -1

  • 689. 匿名 2021/07/24(土) 11:58:35 

    >>678
    六条御息所って、嫉妬深くて重い女性って思われがちだけど、真面目で好感が持てるな。
    源氏を忘れたかったのも大きいだろうけど、娘と一緒に伊勢へ下ったり、自分の死後、娘の後見人を源氏に頼んだり(しかも、しっかり釘は刺す)、秋好中宮にとっては良いお母さんだったんだろうな。

    +22

    -0

  • 690. 匿名 2021/07/24(土) 12:05:52 

    >>687
    藤原行成の「権記」で、我が子が死に逝く瞬間、穢れがつかないように庭に出て泣いたって描写があったもんね。
    それを考えると、望んだ紫の上も残った中宮もすごい。

    +12

    -0

  • 691. 匿名 2021/07/24(土) 12:27:06 

    >>690
    現在の皇室でも、慣習により天皇皇后両陛下は葬儀には参列されない。平安時代は現代と比べ物にならない位厳格に守っていただろうから、タブーを破ってまで最期を看取るって本当凄い。

    +15

    -0

  • 692. 匿名 2021/07/24(土) 12:59:23 

    >>689
    それは葵の上と夕霧に言えるのか

    +1

    -4

  • 693. 匿名 2021/07/24(土) 15:17:52 

    >>692
    横だけど、秋好中宮にとっては、でしょ。

    こんなことを言ったら身も蓋もないけれど、源氏物語はあくまでも創作物。現実に誰かが亡くなったわけではないのだから、692のような物言いは狭量だと思う。
    むしろ、どんな人にもいろんな側面があり、別の視点から見たら違う姿があるんだ、ということを学べるのも、物語の素晴らしさだと、私は思うよ。

    +11

    -2

  • 694. 匿名 2021/07/24(土) 16:20:06 

    >>688
    なるほどです。確かに源氏の舅が右大臣って想像できない。小姑が弘徽殿の女御 なんて、お互いゾッとするでしょうし。
    朧月夜が正妻に収まるのも違和感がある。朧月夜は
    尚侍の君として宮仕えしてるのが似合ってる。

    +11

    -0

  • 695. 匿名 2021/07/24(土) 16:57:59 

    完全にヨコだけど、当時のお姫さまって一日中座って過ごしていたんだよね?
    それなのに、どうして宮仕えに出たら重い十二単を着て動き回れたんだろう。

    +3

    -0

  • 696. 匿名 2021/07/24(土) 18:01:49 

    ここ読んでたらふと「藤壺女御が一番欲しかったものってなんだろう」って思った

    +11

    -0

  • 697. 匿名 2021/07/24(土) 18:04:04 

    >>686
    空想上の人物だということは重々承知で、紫の上にはぜひ源氏みたいな超マダオではなく、一途に愛してくれる男性に巡り会ってほしいと思う

    +6

    -0

  • 698. 匿名 2021/07/24(土) 18:05:26 

    >>695
    十二単は公式行事のみの着用で、普段は小袿姿だったって何かで読んだような…
    ごめん昔の記憶だから定かじゃないや

    +8

    -0

  • 699. 匿名 2021/07/24(土) 18:15:58 

    >>696
    賢い方ですものね。
    皇子を産んだ後は、やはり皇子が天皇になる事を見届けるのが1番の望みだったのでしょうか。源氏が政界に復帰して、冷泉帝の後ろ盾になってくれて、安心したでしょうね。

    +7

    -0

  • 700. 匿名 2021/07/24(土) 18:40:18 

    >>674
    >定子の後ろ盾がなくなった瞬間

    いや、そんななくなった瞬間ではない。
    父の中関白の道隆が亡くなった時は兄の伊周らがいたし、兄の伊周らが流された時は旦那の一条天皇がいて深く定子を愛していたし、道長の兄もいたし、小一条院問題もあったし、道長にすぐに政権が行ったわけではない。
    定子が初の皇子を産んだら兄の伊周は恩赦で都に戻るのを許されてかつてと同じ勢いを取り戻したし。
    ただ、道長の嫌がらせが激しかったのと定子が若くして亡くなったからだよ。

    +3

    -0

  • 701. 匿名 2021/07/24(土) 19:15:40 

    >>696
    そういえばそうだよね。
    源氏は母の愛と藤壺だろうけど、藤壺にとってほしいもの。うーん。
    ずっとうっとおしいほどグイグイくる源氏の愛が怖くて逃げるのに必死で、でも桐壷帝に嫁がなければ、源氏と普通に出会い愛をはぐくんでいたのか。

    +10

    -0

  • 702. 匿名 2021/07/24(土) 20:03:17 

    >>403
    源氏にも亥の子餅とか出てきたよね、お菓子はお菓子であったでしょ
    個人的には索餅が食べてみたい😋

    +9

    -1

  • 703. 匿名 2021/07/24(土) 20:47:00 

    >>699
    藤壺は源氏の愛を利用している側面もある気がする。
    息子の為に。
    源氏はただただ藤壺と冷泉帝が愛しいだけなんだけどね。
    あの母子に関しては、源氏は純粋一途だな。

    +9

    -0

  • 704. 匿名 2021/07/24(土) 21:26:29 

    >>689
    源氏物語のメインは男女愛だけれども、六条御息所と秋好中宮、そして一条御息所と落葉宮の親子愛は彩りを添える良いエピソードだと思う。
    秋好中宮は亡き母君を見送った秋に惹かれ、女三宮出家の折に母君の悪しき噂を耳にして心を痛め出家を考えたりと、生前から母娘が寄り添いながら生きていたという感じが偲ばれる。
    悲しみと雅さが織りなす儚い美しさを彼女達から感じる。

    六条御息所が恋に狂わなければ藤壺の宮と共に最高級の貴婦人として君臨していたのにと思うと勿体ない。

    +13

    -0

  • 705. 匿名 2021/07/24(土) 23:11:51 

    >>704
    同感。
    それでも源氏との濃い愛と憎しみの日々がなければ、光源氏が秋好中宮の後見になることもなかったんだよね…

    いやはや、紫式部という作家はすごいよね…

    +15

    -0

  • 706. 匿名 2021/07/25(日) 02:40:05 

    >>696
    満たされて豊かで血筋もよく才にも美にも恵まれ、桐壺帝からの愛も得ていた。

    御子を産むまでは、欲しいもの、なんて意識もした事さえなかったかもね。
    だからこそ至高で、最高位なのかも。

    +13

    -0

  • 707. 匿名 2021/07/25(日) 07:25:34 

    >>705
    千年以上前にこんなにも見事なプロットの長編を書き上げた紫式部の才能に敬服いたします。
    昨年、GO Toを利用して滋賀に行き、紫式部が源氏物語を起筆したといわれる石山寺を訪れました。静謐な場所でした。比叡山にも行って、奥地の横川地区も訪れました。こんな山奥の寺に横川の僧都がいて浮舟を保護したのねーと感慨深かったです。
    滋賀は奈良京都に匹敵、それ以上の歴史的名刹が沢山あって、中古好きの心を鷲掴みにされました。また行きたいです!

    +13

    -0

  • 708. 匿名 2021/07/25(日) 07:54:11 

    >>689
    最初読んだときは怖い人に思えたけど、今はそんな風に思えない。
    全然悪い人じゃない。葵上を呪うのだって、やりたくてやっているわけじゃない。
    みっともない真似をしてはいけない、と自戒しているのに、魂がひとりでに抜け出て生霊になって相手に取りついてしまう。
    そこに至るまでの経緯をみても、かわいそうの一言だよ。
    源氏は思いやりのない人だね。
    歳とともに反省して、配慮や思いやりが出てくるけど、紫の上に対しては一番身近で最愛の人のはずなのに無神経だし。

    +20

    -0

  • 709. 匿名 2021/07/25(日) 08:01:48 

    今思ったけど、フロイトの時代(19世紀)って凄く人間が抑圧されていた時代で、特に上品で貞淑であることが要求される貴婦人の中にはヒステリー症状を起こす人がいた。
    平安時代も似たような感じで、六条御息所はふっと心ここにあらずみたいになってしまったんだろうね。
    源氏物語を読むと、人間の心理描写が凄く細かくて近代的だな、と思うことがある。


    +14

    -0

  • 710. 匿名 2021/07/25(日) 08:16:52 

    >>709
    髭黒の大将の北の方、式部卿の子で紫の上の異母姉、もそのような症状ですかね。
    私が登場人物の中で最も興味深い1人が、この髭黒の北こ方の子供(真木柱)の子供です。真木柱と蛍兵部卿宮との子。宮の御方と呼ばれて、最後は明石の中宮か、明石の中宮の女一宮の女房となってましたよね。
    薫か匂宮が訪ねて来た時、御簾ごしとはいえ、直接話して相手をしていて。元宮家の姫が後ろ盾がなくなると、女房になって、直接男の人と話して対応するなんて、と、とっても気の毒に感じました。
    かなり昔に読んだので、相関関係に誤りがあったら、どなたか正してください!

    +14

    -0

  • 711. 匿名 2021/07/25(日) 08:49:32 

    男の優しさ、可愛さ、傲慢さ、弱さ、愚かさ…ほぼ全てを持っているのが光源氏なんだと思う。
    お年寄りや子供にも優しいし、一度関係を持った女性は見捨てないしね。まあ、同時にライバルとか男には厳しめか。
    源氏物語の登場人物はみんななんだかんだ全員好き。

    +15

    -0

  • 712. 匿名 2021/07/25(日) 09:10:14 

    >>628
    子供の頃に実母と引き離された事以外とても恵まれている人生。父が源氏で紫の上に大切に育てられて、豊かで何不自由のない暮らし。入内後は実母と一緒に暮らせているし、子供にも恵まれて女性としての最高位の国母になるし一番幸せだと思う。実家が申し分ないって現代でも同じだね。

    +14

    -0

  • 713. 匿名 2021/07/25(日) 09:18:32  ID:sFLVNGEZ2I 

    >>710
    自分の内面を抑圧したり、ストレスから病む人が多い印象があります。
    同じ時代の欧州では割と目に見える暴力的な形で復讐したり、まだまだ野生の印象があるのに。
    それだけ平和で成熟した社会でもあったのでしょうね。
    ちょっと精神分析的な感じもあります。
    髭黒の孫については…記憶にない、何方か詳しい方お願いします。

    >>711
    女の人から見た男性の総決算、みたいなところがある。
    柏木に対する仕打ちなんか、本当に陰湿ですよね。それまでは目をかけて可愛がっていたのに。

    +8

    -0

  • 714. 匿名 2021/07/25(日) 09:23:29 

    >>712
    現代でここまで幸せで恵まれた女性って、安倍昭恵さん…子供には恵まれなかったしなあ。
    高円宮家の絢子さん?お父様を早くに亡くされているか。
    野村彩也子さん?とかかなあ。今のところ全て持ってる感じの人ですね。

    +7

    -0

  • 715. 匿名 2021/07/25(日) 09:27:35 

    >>702
    平安時代の人のお餅に対する意識と現代では全然違うよ。

    現代でいうところの「お菓子」という位置づけではない。
    源氏に出てくる亥の子餅は紫の上との結婚の時でお菓子として食べたのではなく、儀式として食べた。
    だからまだ葵上の喪中だった源氏は食べなかった。

    お餅は特に呪術的な意味合いが強い食べ物だから
    (三日夜の餅で食べる時は食いちぎらないことがルール)
    普段は口にしないものだよ。

    +6

    -0

  • 716. 匿名 2021/07/25(日) 09:49:22 

    >>434
    平安時代では菓子と言ったら果物類のこと。

    平安時代の書物の『延喜式』で「菓子」はだいたいが果物の名前が上がってるし、中華風のは「唐菓子」だよ

    +2

    -3

  • 717. 匿名 2021/07/25(日) 09:49:53 

    >>706
    無欲の勝利というということなのかな?勝利という言葉も違うかもだけど。
    自分自身は身分も容姿も優れているせいか、何を望んでいなくても(何も考えてなくても)ただ愛されて、義理の息子とのいざこざで初めて色々苦悩したのかも。
    子を産むことで一番大事なものが出来たという感じなのかな。

    でも、帝も源氏も藤壺に対して桐壷の更衣の面影を追ってるところも無きにしもあらずだし、自分自身を本当に愛してくれる人と巡り合いたいわ女性だったら。
    身分が高い女性だったら、桐壺に入内しなくてもいい所に嫁げたかもしれないし。

    +3

    -0

  • 718. 匿名 2021/07/25(日) 09:50:56 

    >>714
    NHKの朝ドラ「あさが来た」のヒロインになった広岡浅子の一人娘の広岡亀子かな。炭鉱や銀行、保険会社を経営する超裕福な実家。婿養子を取り嫁姑の問題無し。親から広大な敷地に豪邸を建てもらい、五人の子宝に恵まれた。(亀子一家が暮らした旧広岡邸敷地は現在甲南女子大学になっている)明治の初めに生まれ昭和48年没。97歳の天寿を全うした。

    +11

    -0

  • 719. 匿名 2021/07/25(日) 09:56:05 

    >>708
    誰かが言ってた。男の愛は自己中。

    +9

    -0

  • 720. 匿名 2021/07/25(日) 10:30:28 

    >>718
    凄いわ~。ただただ羨まし過ぎ!

    +8

    -0

  • 721. 匿名 2021/07/25(日) 11:50:45 

    >>710
    私もあまり宇治十帖は詳しくないのでググりながらですが、宮の御方はとても内気で母の真木柱が「独身のままの方が…」と思うほどみたいなので、出仕にせよ後宮入りにせよ、あまり適性は無いかもですね。
    幸い、宮の御方には祖父の式部卿宮の遺産があるので悠々自適に暮らせるようです。

    巣守三位が蛍兵部卿宮の息子の娘で、この方とその妹が明石中宮所生の女一宮の女房になり、匂宮や薫と接点があったようです。
    世が世なら深窓の令嬢でいられた方が宮仕えするのは格下げ感があるでしょうけれども、考えようによっては職場恋愛や結婚も可能で、何より自分の目で男性を選べる利点がありますね。

    +12

    -0

  • 722. 匿名 2021/07/25(日) 12:47:33 

    >>721
    詳しいご説明をありがとうございました。そうですね、宮の御方は式部卿の宮の遺産がありますね。悠々自適に暮らせますね。
    宮家の姫が女房として宮仕えなんて、気の毒に感じましたが、本人次第で道は開けますよね。

    +8

    -0

  • 723. 匿名 2021/07/25(日) 13:27:01 

    >>717
    そうだね、藤壺が桐壺帝を愛していたなら、桐壺の更衣の面影に苦しんだこともあるのかも。
    (原文ではその描写はなかったように記憶してるけど)

    今でも、実家にも自分の才覚や容姿にも恵まれてる人って「欲しいもの?あんまり思いつかないな」ってことが多い。私なんかはそう聞くと羨ましく妬ましく思っちゃうんだけどね笑
    でも「欲しい」って「欠乏を埋める」だから、欠乏してない人は欲しがることもないんだろうな、って。

    +8

    -0

  • 724. 匿名 2021/07/25(日) 14:37:41 

    夕霧もいい人生だと思うな。
    落ち葉の宮とのことで周りをハラハラさせたけれど結局雲居の雁と藤内侍の3人以外はふらふらせず、順当に大臣になり

    ひょっとして道長がモデルかなと思う。

    +17

    -0

  • 725. 匿名 2021/07/25(日) 15:37:45 


    夕霧ってイケメンで優秀で一見完璧だけど、なんか残念な所、女性に一途(しつこい)所、ガラカメの桜小路くんを思わせる。

    +3

    -0

  • 726. 匿名 2021/07/25(日) 16:08:33 

    >>725
    トピずれでごめん。ガラスの仮面は途中から読んでいないのですが、桜小路くんは、まだ北島マヤさんを一途に支えているのでしょうか?

    +4

    -0

  • 727. 匿名 2021/07/25(日) 16:31:53 

    今回源氏トピ続いてるね!
    みんなの考察楽しい。

    +13

    -0

  • 728. 匿名 2021/07/25(日) 16:51:31 

    >>725
    母親の葵の上に似て色恋は不器用

    +14

    -0

  • 729. 匿名 2021/07/25(日) 18:49:16 

    >>728
    伯父さまに似れば如才ない、処世術に長けた人になってたかしら。
    葵の上、大好きですけどね。

    +10

    -1

  • 730. 匿名 2021/07/25(日) 19:15:37 

    >>413
    夕霧の六の君はあさきゆめみし では登場シーン少ないけど、華やかな美人でしたよね。
    頭の中将の長女の弘徽殿の女御 に面差しが似ているような。まさに藤原家のお姫様って感じでした。

    +12

    -0

  • 731. 匿名 2021/07/25(日) 19:57:49 

    源氏物語の登場人物って男性のほうが女性に対する愛が重いというか重すぎるよねw
    六条御息所は別だけど。

    +8

    -0

  • 732. 匿名 2021/07/25(日) 20:09:46 

    >>723
    異性や金銭物欲にガツガツしてない人いるものね
    物語の中だと朝顔の君とか?女三宮もそうだろうけど。

    +9

    -0

  • 733. 匿名 2021/07/25(日) 21:10:49 

    >>728
    不器用な葵の上、好きなんですよね
    私自身如才なく立ち回る事が苦手で、白黒はっきりつけたがる所かあって色々損してきたからさ…
    そんな葵の上も夕霧を産んでやっと素直になれて源氏との愛を感じてこれから!って時に死んでしまう
    タラレバだけど
    もし葵の上が生きていたら紫の上の運命も変わったのかな?
    なんか色々考えると想像が膨らんで楽しい♪

    +13

    -0

  • 734. 匿名 2021/07/25(日) 21:27:11 

    >>733
    葵の上がなくなって北山のお寺にこもってたときに紫の上と知り合ったんだよねたしか
    葵の上が亡くならなかったらあの時期寺に行くこともなく、紫の上とは出会わなかったかも
    紫の上は祖母をそのあと亡くして父宮に引き取られ、意に染まぬ結婚をさせられたか、正妻の娘王女御の女房になって宮中で源氏と知り合ったかな

    +14

    -0

  • 735. 匿名 2021/07/25(日) 21:43:40 

    紫の上の紫って呼び名、藤壺の藤の花から来てるのかな
    だとしたらめちゃくちゃいやだな

    +7

    -0

  • 736. 匿名 2021/07/26(月) 00:14:21 

    >>735
    紫の上の「紫」は藤だろうね。
    桐でもある。

    桐の花と藤の花は遠目によく似てる。
    藤の方が手間をかけられお世話されている=後ろ盾と力がある という読み解きも出来るね。
    なぜ先の帝の娘が賜ったのが殿ではなく藤壺だったのか?

    もちろん、これが深読みなだけで、単に七殿五舎の序列に基づいて決められた、という可能性も高い。

    桐の花
    キリ(桐) - 庭木図鑑 植木ペディア
    キリ(桐) - 庭木図鑑 植木ペディアwww.uekipedia.jp

    【画像】中国を原産地とする落葉樹で、材木に使う有用樹として日本にも広がった。現代では野生化したものが東北や関東北部を中心に見られる。(原産地については日本説、朝鮮半島説もある)。下駄や箪笥・・・


    藤の花
    フジ (植物) - Wikipedia
    フジ (植物) - Wikipediaja.m.wikipedia.org

    フジ (植物) - Wikipediaメインメニューを開くホームおまかせ表示付近ログイン設定寄付ウィキペディアについて免責事項検索フジ (植物)マメ科フジ属の日本の固有種言語ウォッチリストに追加編集「籐」(とう)とは異なります。「藤」はこの項目へ転送されています。...


    +8

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  • 737. 匿名 2021/07/26(月) 01:24:54 

    >>615
    現代で、世間を騒がせている内親王殿下は、おばあ様の托卵疑惑がつきまとってるから何とも…。薫が子孫を設けなかった?のも、冷泉帝に子どもがいなかったのも、罪を次世代に持ち越さない、物語としてあはれで終わる、という紫式部の美学を感じるけれど、事実は小説より奇なり、とはよく言ったものですよね…。

    +5

    -5

  • 738. 匿名 2021/07/26(月) 06:32:32 

    >>736
    すみません間違ってマイナスしました

    +3

    -0

  • 739. 匿名 2021/07/26(月) 08:39:55 

    >>736
    藤壺は、天皇が住まう場所・清涼殿から直結で行ける場所だからかも。
    桐壺はそこから遠くて、清涼殿に行くまでに嫌がらせされたこともあったからかもだし、単に藤壺の入内が遅かったから、空いている場所がそうだったとかね。

    明石姫君は祖母に倣って桐壷で、桐壷から東宮がいる梨壺は近い。
    秋好中宮の梅壺は、藤壺中宮は出家していて主は不在だから、藤壺と同じ理由で嫌がらせされないルートとして選ばれたのかしらと思う。

    +5

    -0

  • 740. 匿名 2021/07/26(月) 11:08:57 

    >>737
    このトピが枯れても乗っ取るのやめてね

    +8

    -1

  • 741. 匿名 2021/07/26(月) 11:11:05 

    >>739

    源氏物語の植物について考察した研究書(?だったかな?)がいくつか出てるんだけど、それによるとほぼ全ての登場植物に、植物以上の意味が含まれてるってことだった。
    桐壺、藤壺、葵、夕顔、末摘花、朝顔、夕顔などなど
    すごーーー!って感動した記憶がある!

    書名がわからなくてごめん、実家には残してあると思うんだけど帰省できないからなー(~_~;)

    +9

    -0

  • 742. 匿名 2021/07/26(月) 11:34:53 

    六条御息所
    漫画では寝起きの光源氏の事を姿の見えない天使とあらそっているようだと表現してたんだけど、
    平安時代にも天使がいたのかな
    漫画だけではなく、原作も読まなきゃダメかー

    +13

    -0

  • 743. 匿名 2021/07/26(月) 11:46:14 

    >>741

    とても面白そうな本ですね
    読んでみたい

    +8

    -0

  • 744. 匿名 2021/07/26(月) 12:12:47 

    >>739
    横ですが。
    光君の母の桐壺は、後ろ盾がない更衣が入って、帝のお召のたびに周りにわかっていじめられて〜って話に必要不可欠な場所。よって、まず桐壺ありきスタートだったと思うんだ。
    でも藤壺の宮は、立地にしても物語の流れとしても、藤壺である必然性が無いから、紫式部が"藤壺"を選んだ意図があるんだろうと考えるのは自然。
    桐に似た藤を求めた桐壺帝
    桐に似ているらしい藤を慕う光の君
    藤に似た紫の上を愛でた光源氏
    紫の上が育てた、桐壺更衣の血筋の明石の姫君が賜ったのが桐壺
    明石の姫君で、ようやく桐壺更衣の身代わりの業が終わる。

    そして、間違いなく紫の上の「紫」は藤の「紫」だろうね。
    光の君が尼君に養育を打診した和歌では、幼女(紫の上)を『山桜』に擬えているのに。
    光源氏にとって、藤壺の宮の血筋で顔立ちも似ている事だけが「若紫」での紫の上の価値とはいえ…

    これは私個人の妄想ですが、もしも彼女が「紫の上」ではなく「山桜の君」や「山桜の上」と呼ばれる身であったならば、もしかしたら子を成すこともあったのかもしれないなぁ…

    +13

    -0

  • 745. 匿名 2021/07/26(月) 12:48:39 

    >>744
    >>744
    なるほど!源氏物語って知れば知るほど奥が深くて面白いですね。
    自由で自己主張の強かった女の童=山桜のままだったら、晩年の精神的苦しみもなかったのかな。

    +10

    -1

  • 746. 匿名 2021/07/26(月) 13:03:46 

    >>744
    明石の姫君は、桐壺更衣のいとこの子(明石の方)と桐壺更衣の子(光源氏)の子供だもんね。
    桐壺に、本物の桐壺更衣の血筋が帰ったんだ…!

    +14

    -0

  • 747. 匿名 2021/07/26(月) 13:23:36 

    >>736
    天皇のいる清涼殿にもっとも近く、格式高い「殿」である弘徽殿には既に右大臣の娘が入居していたので、先帝の后腹の皇女である新しい女御には、清涼殿に近く「舎」では最も格式の高い飛香舎が与えられた。飛香舎は庭に藤が植えられていたので別名「藤壺」とも呼ばれた。

    +4

    -1

  • 748. 匿名 2021/07/26(月) 13:33:58 

    >>747
    ? 先帝の正后腹の皇女なのに、殿ではなく舎であった理由の話でしょ??
    その程度の解説は、ここにいる皆んな理解してた上であれこれ楽しく議論してるんであってさ…
    既に皇子を産んでいた弘徽殿の女御は別格扱いなのは分かってるし。

    +7

    -0

  • 749. 匿名 2021/07/26(月) 13:47:02 

    そういえばさ、藤壺と桐壺帝って、血筋的にどういう関係なんだろうね。
    先帝が桐壺帝の父親だったら、桐壺帝にとって藤壺は妹になっちゃうから、近親婚が普通とはいえさすがに違うよね。
    先帝が桐壺帝の祖父なら藤壺は叔母、先帝が兄弟なら藤壺は姪。叔母や姪あたりならあの時代全然あり得るから、このあたりかな?
    さらに、六条御息所は「先の東宮の妃」ということは、桐壺帝の父か兄弟が東宮に立っていたけど即位することなく亡くなってるんだよね?
    御息所は光源氏にとって義理の祖母または義理のおばってことなのか…

    +5

    -0

  • 750. 匿名 2021/07/26(月) 14:55:22 

    >>749
    六条御息所は、源氏の亡くなった叔父の妃(義理の叔母)で恋愛対象になっても問題なし。

    藤壺の父帝(先帝)と桐壺帝の血縁関係は不明。
    先帝には后が生んだ兵部卿宮がいるのに、即位できなかった「何かしらの理由」が先帝か兵部卿宮にあると仮定しながら読むと、皇統は桐壺帝の子孫限定で、皇位を巡る争いが生じなかった疑問が気にならなくなっていくかなと思います。
    藤壺が生んだ冷泉帝は、先帝の血と、桐壺帝の血を引く皇子なので、本来は二つの皇統を平和裏に統一する象徴になるのですが、源氏が密通したこともあり、桐壺帝の政治家としての心情や言動は控えめに…。

    藤壺と桐壺帝は親子ほどの年齢差があるので、先帝と桐壺帝は同世代か、あるいは先帝のほうが上くらいを目安に、後は読者のご想像にお任せしますという感じでしょうね。

    +11

    -0

  • 751. 匿名 2021/07/27(火) 01:02:56 

    >>750
    なるほど、ありがとう!すごくわかりやすい。
    源氏物語はついつい恋愛模様を中心に読んでしまってきたけど、この機会に政治的なことを中心に読んでみようかな!

    +9

    -0

  • 752. 匿名 2021/07/27(火) 08:03:34 

    >>718
    玉岡かおるの小説でチラッと出て来たけど、この方の旦那さんなかなか発展型よ
    典型的な大阪商人のボンボンで、2号3号さんは当たり前だった
    奥さんの侍女(それも実家から着いてきた腹心中の腹心)にも手を付けて子供産ませてるし
    商家だから当たり前みたいに書いてあったし昔のことだから今とは事情も違うけど、浅子さん本人が内心どう思ってたかは分かんないね

    +5

    -0

  • 753. 匿名 2021/07/27(火) 08:36:04 

    >>752
    浅子さんが旦那さんに勧めたんじゃなかった?
    というか、腹心の女中さんにお願いして、というか寝所に行かせたような(小説は読んでいないのですが)。
    「私は忙しくて旦那様のお相手は出来ないので、お世話をお願いします」という感覚だったのでは。
    オノ・ヨーコが中国系の秘書にジョン・レノンの愛人役を頼んだのと同じかな。

    大奥にも「おしとねすべり」ってあったよね。
    30過ぎるとご遠慮する人が多かった、というし、紫の上なんか義理とはいえおばあちゃんになった年齢だから、もし夫の愛情だけを頼みに食べているような寄る辺ない身の上でなかったら、面白くはなくてもここまで苦しまなかったかもしれない。

    +8

    -0

  • 754. 匿名 2021/07/27(火) 08:41:52 

    >>753 だけど、そう思うと夕霧が垣間見た紫の上に一目ぼれしてしまうとか、死に顔を見てあまりの美しさに惚れ惚れするとか、現代でいうと相当年齢の行った女性に惚れたということだよね。
    死に顔を見てあまりの美しさに…っていうのは吉永小百合さんに対する唐沢寿明さんとか、垣間見て惚れた時点では松嶋菜々子さんを見て惚れた二宮くんとか、そんなイメージだろうか。
    現代よりも老けていただろうし、年齢を少しプラスして考える必要があるかもね。

    +9

    -0

  • 755. 匿名 2021/07/27(火) 10:02:20 

    >>754
    やっぱり紫の上に夕霧の養育を頼まなくて正解だったんだろうな。
    でも夕霧は真面目だから、父親みたいな過ちは犯さないだろうけど、そうなったらそうなったでまた話がドラマチックに因果はめぐる笑
    紫の上が源氏の御子として帝にさせるのか女児だったら入内?とか笑

    +12

    -0

  • 756. 匿名 2021/07/27(火) 11:18:59 

    >>755
    もし紫の上が夕霧と過ちを犯して子供が出来たら、多分紫の上は賢い女性だからそんな事態にならない…と思ったけど、女房が手引きしちゃえばどうしょうもないよね。
    源氏は男性にしてはそういう方面も敏いからすぐに気が付くだろうし、男性にしてはネチネチして執念深い性格だからずっと根に持つだろうし…やっぱり話が収集つかなくなるよ。
    それにしても「あの花散里の母上のお見捨てにならないなんて、父上は偉いなあ。僕なんか雲井の雁さえ忘れそうになったのに」なんて、夕霧の奴…。

    +17

    -0

  • 757. 匿名 2021/07/27(火) 11:35:24 

    話は変わるけど、光源氏って六条御息所の元に通うようになったのって、16くらいからだよね?
    父親の後妻と姦通(古くてごめん)するのが17位、以前にもそのようなことがあったってさりげなく書かれていたから初めての時は16くらい?
    もう結婚しているとはいえ、やりたい放題の不良少年だね。パパの威光をいいことに。
    今「プロミスシンデレラ」というドラマを見ているけど、新田真剣佑の弟が老舗旅館の性格の悪いお坊ちゃまの役をやっていて、やりたい放題なので、それに近いのかな?と思った(源氏は弱い者いじめはしないけどね)。
    あと、お子さん出来る前の市川海老蔵とか。
    そういえば麻央さんの死は、どこか紫の上や桐壺更衣を思わせるようなところがある。

    +13

    -0

  • 758. 匿名 2021/07/27(火) 13:18:17 

    >>756
    女房が手引きしたらどうしようもないかぁ~
    当時の女性は大変だな↘
    源氏の夜這いから逃れたのって空蝉だけ?
    二回逃れてるよね
    その都度妹?や弟!?が身代わりになっちゃった
    妹はラッキーだったろうけど弟は…💧

    +13

    -0

  • 759. 匿名 2021/07/27(火) 13:46:39 

    同意のない夜這いはそうそう無いと思ったけど、どうなんだろう…。(昔の夜這い文化の村など、同意なく忍び込んだら村中の人にボコボコにされるらしいと聞いたし)
    性に対する価値観も今とは違う、という人もいるし。
    今と変わらない価値観のものもあれば
    昔と今で全然違う場合もあるし
    興味深いです。

    +9

    -0

  • 760. 匿名 2021/07/27(火) 15:51:53 

    >>758
    空蝉の弟と源氏が男色関係にあったという説、ありますね。はっきりとは描かれていませんが。
    私はボーイズラブ嫌いじゃないけど、個人的にはなかったと思いたい…。
    平安末期の藤原頼長ははっきりと男色家でしたけどね。
    思い出したけど、大河ドラマの「平清盛」、頼長出てきたんでNHKどこまでやるかな…と楽しみにしていたら、かなり踏み込んでいて「キター」と思ってしまいました。山本耕史さん、公家の衣装やヘアメイクが似合ってきれいでした。奥様も平安時代似合いそうなので出て欲しかったな…。

    ちなみに私は以前、源氏を映像化するなら女三宮は堀北真希さんがいいかなと思っていた時があります。
    大人しそうで、ちょっと何を考えているか分からない感じとか姫感が女三宮っぽいかな、と。
    堀北さんだったら、実は内面では色々考えている、芯のある女三宮になりそうですけどね。

    +15

    -0

  • 761. 匿名 2021/07/27(火) 16:07:42 

    >>75
    夜這いについては凄い話が結構あるけど、どこまで本当なのかな、都市伝説も多分に含まれているんだろうなと思っています。
    あと、現代でも事件になるような、逸脱した人たちというのは一定数いるわけで…。
    有名な夜這いの民俗学、の作者は共産党員だったそうだし、推薦している上野千鶴子さんもフェミニストだし。でも日本が性に対しておおらかだったのは本当でしょうね。

    +7

    -0

  • 762. 匿名 2021/07/27(火) 16:54:45 

    >>734
    若紫を初めて見た時、葵はまだ健在だよ
    源氏としては初めての妻葵の上とぎくしゃく、藤壺みたいな人と結婚したかった…もやもやしてる時に若紫に出会ってこの子なら藤壺に似てるし自分好みに育て上げられるし、って結婚生活の不満全部解消できると欲望が突っ走っちゃった
    若紫を二条に引き取ったことを葵は聞いて、源氏の不満を察する一方自分がないがしろにされたと更にギクシャクがループ
    ただ、若紫との新床は葵の死後。でないと紫の上を最上位の妻扱いできない
    逆に六条御息所は葵の死でひょっとしたら次の正妻は自分?と期待してたのに又希望を裏切られ、今度こそ源氏への未練を切って伊勢に行く

    +13

    -0

  • 763. 匿名 2021/07/27(火) 17:20:17 

    六条御息所と源氏を無理矢理例えると
    非の打ちどころない大女優が、有望なジャニーズの若手にぐいぐい口説かれて、
    最初はその気がなかったのに段々好きになっちゃって
    本気になっちゃった所で、
    重いわーとそっけなく(+既読スルー的な)された感じかなぁ…と、想像してみたけど
    なんか違うか。

    +16

    -0

  • 764. 匿名 2021/07/27(火) 17:40:07 

    >>760
    レスありがとう!米主です
    堀北真希さんの女三宮いいですねー
    大河の和宮も良かったですし宮さまの役似合いそう。
    「平清盛」攻めてましたね~💧悪左府頼長様素敵でした!
    当時頼長様のファンになって平安貴族について色々調べましたよ
    頼長様は非常に筆マメな方だったらしく「台記」など男女双方との色事についての文書が今も残ってます
    当時は男色も宮中では大事なコミュニケーションツールだったらしく頼長さんも子孫に伝授したかったんでしょうかねw
    頼長さん自身は案外情の厚い人で妻や男性の恋人は固定だったみたいで一途に愛したみたいです
    光源氏も断然女性が好きだったろうけど幼い頃から宮中で育ってる環境上嗜む程度の男色はあったんじゃないかな?と思ってます
    たまにはちょっと可愛い男の子と寝てみたいな~どんなもんかな?とかw

    +14

    -0

  • 765. 匿名 2021/07/27(火) 19:32:34 

    >>764
    和宮の時、周りが憤慨して色々喧喧囂囂しているときも黙って何も言わず、でも何事か思っているんですよね。
    静かに一言たしなめるとかしかしない。
    家茂と最初顔合わせした時一瞬だけ「えっ」って顔するんですよね。思ってたのといい方向に違うんで。
    頼長さんは普段男役だったのに初めて女役やった時に凄く良かった、とか、赤裸々みたいですね。
    しかし子孫に伝授、とは(笑)色々考えていらしたんですね。
    当時は男色も当たり前で、お寺でもお稚児さんっていたわけだし、でもだったらもっと源氏の男関係が色々出てくるはずだろう…という気もします。
    まあ私が源氏に男性と寝て欲しくないな、と思っているだけですが。

    +2

    -0

  • 766. 匿名 2021/07/27(火) 19:37:03 

    >>763
    年上の大女優と若手俳優とか、ロックミュージシャンとか、かな。
    大女優は真矢みきさんとかですかね。
    フランスの映画とか小説には年上の女と若い男性の恋がたくさん出てくるので、六条や藤壺との恋愛と重なったりします。
    源氏物語いっそフランスに舞台を置き換えてフランス映画として制作したら、とも思ったりします。

    +8

    -0

  • 767. 匿名 2021/07/27(火) 19:57:58 

    女三宮が堀北真希なら藤壺は稲森いずみがあたり?
    六条御息所は若村麻由美だったら怪演しそう
    女優年齢高いかw

    +2

    -2

  • 768. 匿名 2021/07/27(火) 20:30:20 

    >>762
    >>734です
    訂正ありがとうございました。
    葵の上でなく夕顔が亡くなったあとでしたね。
    気鬱でぼーっとしてたときに出会ったのが紫の上でした。

    +6

    -0

  • 769. 匿名 2021/07/27(火) 20:56:57 

    >>767
    古くてすみません。タッキーの「義経」を見ていた時、稲森いずみが常盤御前役で凄く美しかったんですよ。
    タッキーとは親子なんだけど、恋人同士みたいに美しい母と息子で。当時静御前は石原さとみさんがやっていたんですが今ほどきれいでもあか抜けてもいなかったので「静御前よりもお母様との方がお似合いだ」と思っていました。
    あの頃の稲盛さんで見たかったです。
    若村麻由美さんも美しいし優しげに見えて意地悪で癖のある役上手いので、適役だと思います。でもやっぱり歳が…なかなかうまく行かないものですね。

    +5

    -0

  • 770. 匿名 2021/07/28(水) 23:11:28 

    朧月夜は沢尻エリカかなぁー女優復帰無理だろうけど…

    +4

    -2

  • 771. 匿名 2021/07/29(木) 02:42:58 

    >>612
    花散里は優先順位がお姉ちゃん>源氏なように思う。
    興味が分散されてるのとバックが強めだから淡々と生きられると思うし身の丈が解っていたのでは。
    今で言う「都合のいい女」なんだけど、それでいいタイプというか。
    それが出来なかったのが六条御息所。

    +10

    -0

  • 772. 匿名 2021/07/29(木) 23:10:42 

    >>771
    瀬戸内寂聴は源氏エッセイの中で、花散里のことを何考えているのか分からないつまらん女、とか源氏がなぜ大切にするのか分からないみたいなことを書いていたけど、ああいう恋愛至上主義の肉食女子には分からないんだろうね。
    おっしゃる通り恋愛が第一のタイプじゃないし、自分の財産があって源氏の庇護がなくても食べるに困らないし後ろ盾もある。義理の息子の夕霧からは大切にされるし、夕霧の子を引き取って孫として愛育するので老後も楽しみがあって安泰(源氏からも遺産を残されていたはず)。
    私は羨ましい人生だと思うけど、つまらない人生と思う人もいるんだろうね。
    源氏物語の女性の誰を好きかで、その人の性格が分かる気がする。

    +13

    -0

  • 773. 匿名 2021/07/30(金) 08:43:49 

    >>769
    大和和紀さんの「あさきゆめみし」の美しい絵の印象が強い為か、実写版を考えた時、中々適役の女優や俳優が浮かんでこない。

    +9

    -0

  • 774. 匿名 2021/07/30(金) 16:10:22 

    >>773
    わかります
    ここで出てくる女人を思い浮かべる時も、一度あさきゆめみしのお顔に変換してます(笑)

    +8

    -0

  • 775. 匿名 2021/07/30(金) 16:30:07 

    >>773
    わたしが妄想するのは、今の女優さんなら、
    葵の上…浜辺美波さん
     気品があってツンケンしても可愛らしい
    六条の御息所…仲間由紀恵さん
     生き霊になってしまう事を、苦しみや切なさをメインに、悲しみの場面にしてくれそう
    藤壺の宮&紫の上(ぼんやり桐壺の更衣)…広瀬すずさん
     強さと美しさがキャラクターにも、幼少期の紫の上にも合うと思う。
    明石の上…波瑠さん
     無表情や耐え忍ぶ表情が特に美しい方なので
    花散里…伊藤沙莉さん
     この役は本当に演技力がないと凡庸に映っちゃうから、演技力が高くて美人すぎず品がある女優さんに
    女三の宮…橋本環奈さん
     いい意味で擦れてない第一印象からの…がハマりそう(でも私も、一番は堀北真希さんのイメージ)

    空蝉…杉咲花さん
    朧月夜…今田美桜さん
     奔放だけど愛されキャラのイメージ

    末摘花…菜々緒さん
     単に背と鼻から。でも、ブスメイクしてぜひ挑戦してもらいたい。末摘花にしては圧が強すぎるかな笑

    桐壺帝…東山紀之さんか、本木雅弘さん
    東山さんなら、妻子の罪に気付かない解釈
    本木さんなら、罪に気付いている解釈

    弘徽殿の女御…菅野美穂さん
     強さと苦悩の表現が上手そう。

    肝心の光源氏がピンと来ない…
    美形で、高貴で、優美な若手俳優さん…

    おまけ
    雲居の雁…黒島結菜さんのイメージ!

    +3

    -3

  • 776. 匿名 2021/07/30(金) 19:06:32 

    >>775
    >>775
    花散里の伊藤さいりさんはあまりにも無理がないですか?(笑)
    品がちょっと…

    +7

    -0

  • 777. 匿名 2021/07/30(金) 19:52:31 

    >>776
    じゃあ近江の君?

    昔末摘花はハリセンボンの痩せた方の人、と思っていたことがあった。

    +11

    -1

  • 778. 匿名 2021/07/30(金) 20:46:19 

    光源氏、吉沢亮さんはどうですか?

    昔、超絶美形な岡田将生さんはどうかな?と思ったけど、容姿と気品は申し分ないけど毒がなさすぎ…。
    悪役やっても、どこか憎めないもの。
    寧ろ源氏にネチネチパワハラされて病んで死んでいく柏木の方が似合いそうだ。
    岡田将生さんに命を懸けて一途に愛される女三宮が羨ましくなりそう。

    +9

    -0

  • 779. 匿名 2021/07/30(金) 22:16:38 

    >>776
    そっか、そうかな
    じゃあ…
    花散里は、芦田愛菜さん!!どう?笑

    +0

    -3

  • 780. 匿名 2021/07/30(金) 22:18:06 

    >>778
    おおおおお!吉沢亮さん!いいですね!!
    間違いない美形、気品、確かに毒、重要!
    岡田将生さんの柏木もぴったりですね!

    +9

    -0

  • 781. 匿名 2021/07/31(土) 00:44:08 

    >>779
    明石中宮の方が似合いそう。
    あの方、平安時代に生まれていてもさぞかし気品ある才女だったでしょうね。
    花散里って、おっとりして育ちが良くて明るくてほんわかして、でも客観性があってなのに冷たくなくて…難しいですね。たしかにそういうところは芦田愛菜ちゃん位しか思いつかない。でも可愛いからなあ…黒木華さんはどう?
    >>780
    岡田将生さん、大河ドラマ「平清盛」で頼朝を演じていた時、平家方に我が子を殺された後しばらく病んでいましたね。病んでいても美しかった…。

    +10

    -1

  • 782. 匿名 2021/07/31(土) 04:58:34 

    源氏の従者の惟光に仲野大賀
    玉鬘に新木優子、髭黒に鈴木亮平

    +9

    -0

  • 783. 匿名 2021/07/31(土) 06:48:12 

    頭の中将には賀来賢人はどうかな?

    +3

    -1

  • 784. 匿名 2021/07/31(土) 07:09:22 

    >>782 >>783
    凄くいいと思います!
    鈴木亮平さんの髭黒、かっこよすぎる気もするけど平安時代にはああいうごつめのタイプは東国の田舎者っぽいと思われてモテなかったのかな。私なら源氏や頭の中将よりも髭黒を選ぶな!

    紫の上、松嶋菜々子さん級の美女でないと…エレガントでバランスの取れた美女、がイメージなので。
    クールビューティな明石の君は誰がいいかな。

    +8

    -0

  • 785. 匿名 2021/07/31(土) 10:03:50 

    葵の上、杏ちゃんどうかな。

    +2

    -3

  • 786. 匿名 2021/07/31(土) 17:36:53 

    女三の宮
    清原果邪さんはどうでしょう。
    透明感が有るからホワホワした女三の宮のキャラに上手くハマりそう。

    +7

    -0

  • 787. 匿名 2021/07/31(土) 21:12:32 

    >>772
    「源氏物語の女性の誰が好きか」って話すの大好きです。3人姉妹なのですが、私たちが中学、高校生位になった頃から、母を交えて源氏物語の女性たちの話をするのが大好きでした。私たちは、あさきゆめみしを読んでるから話ができるのですよ。
    母親は理知的な明石の君、妹は紫の上(妹は1番幼かったので、お姫様キャラ推しでした)、姉は大人の六条御息所、私は葵の上、正妻推しでした。
    花散里は全員一致で「気立か良い人」と高評価。
    源氏物語の女性語り、楽しいですよね!

    +12

    -0

  • 788. 匿名 2021/08/01(日) 06:46:15 

    >>787
    私は紫の上。花散里も好きです。一番女友達にしたいタイプじゃないでしょうか。

    ところで、以前別の源氏トピにも書いたのですが俵万智さんが寂聴さんとの対談で「私は朧月夜が好きです」と仰っていたんですよ。寂聴さんが「まあ、いけない子ね。私も好きよ」と返していたけど、当時は学校教師で清純なお嬢さんイメージだった俵さんが意外だなあと思ったらその後大胆で官能的な歌集を出版し、さらには未婚の母に。そういう、朧月夜と通じる何かを秘めていたんでしょうね。
    ちなみに寂聴さんが好きなのは朧月夜の他、六条の御息所、女三宮、近江の君、末摘花とか。所謂型に嵌らない枠からはみ出たタイプが好きなんですね。逆に紫の上、明石の君、花散里みたいな優等生タイプは好きじゃないみたいです。
    男の人は女性ほど源氏好きの人がいないイメージですが、夕顔を理想の女性、といった大学の先生がいたという話を読みましたし、梅原猛さんは女三宮が好きだったそうです。ふたりとも男性のファンタジーを掻き立てるタイプというのは分かります。
    ドナルド・キーンさんなんか、誰が好きだったのかな。

    +7

    -0

  • 789. 匿名 2021/08/01(日) 08:08:34 

    私は朝顔の君が好き笑

    +5

    -0

  • 790. 匿名 2021/08/01(日) 08:40:06 

    朝顔の君、私自身が内向的なタイプだから思っちゃうんだけど今一歩の思い切りの良さ、勇気がなくて恋愛に飛び込んでいけない人、傷つくことを恐れてしまう人に思えてならないんですよね…孤高の人、と取る人も多いと思うのですが。
    そこへ行くと夕顔は大胆ですよね。上の方で書いている方がいましたが。

    +7

    -0

  • 791. 匿名 2021/08/01(日) 09:27:06 

    >>790
    私もそうです>>789
    だから朝顔に自分自身を重ねてるのかなあと。
    朝顔みたいにいい所の娘でもなければ、容姿も良くないけど笑

    >>788さんのコメントで俵さんと寂聴が朧月夜が好きだと言ったのは、やはり自分に重ねてるせいかなと笑

    +6

    -0

  • 792. 匿名 2021/08/01(日) 09:51:40 

    林真理子さんの六条御息所 源氏がたりを読まれた方いらっいますか?林さんらしく軽快でとっても読みやすいです。林さん独特の少し意地悪な視点で、しかもそれを六条御息所に語らせているので、源氏はボロクソに言われ放題です。女性に対しても辛辣で夕顔は、下品な表現ですみません、単に「床上手な女」として描かれてます。

    花散里に対しても容赦なく、自分の一生を面倒を見るように源氏に仕向けた計算高い女のような描かれ方でした。林さんはエッセイで「デブでブスな女は嫌い。自分を投影しているようで。」とおっしゃっているので、花散里は嫌いなんでしょうね。
    「自己投影」しながら登場人物を描く方もいるし、自己否定しながら描く方もいるのだなーと思いました。

    ちなみに私は田辺聖子さんの源氏物語が1番好きです。瀬戸内寂聴さんのは少し軽く感じます。大学の卒論は朧月夜でした。自己投影というより、「かくありたい」という思いでした。

    +9

    -0

  • 793. 匿名 2021/08/01(日) 09:51:53 

    優柔不断で好きなキャラ絞れないや。

    母は葵の上っていってたな

    なんだかんだ、紫の上と朧月夜かなぁ…

    やー、ベタな人間ですわ。

    +3

    -0

  • 794. 匿名 2021/08/01(日) 10:53:31 

    ものすごく嫌な言い方で批判されるかもしれないけど、紫の上に関しては飼い殺しみたいな感じでさ。うーん。
    亡くなるまで心の平安さはなかったよね。ずっと不安だったと思う。

    +10

    -0

  • 795. 匿名 2021/08/01(日) 15:25:18 

    >>792
    読んだことないけれど面白そう!
    ググッてみたら、宇治十帖もあるんですね。
    どっちも読みたい。

    私も田辺さんの源氏の文章や解釈好きです。
    花散里のことも、純真さと批判能力や洞察力が共存する素敵な女性として描いていますね。

    +6

    -0

  • 796. 匿名 2021/08/01(日) 15:32:33 

    続き。
    林さんは、多分「風と共に去りぬ」のメラニーがお嫌いでしょうね。強かな女という解釈で。
    夕顔が床上手、というのは私もそんな気がする。
    うらぶれた下町のバーの若いママに引っかかった感じかな。

    +7

    -0

  • 797. 匿名 2021/08/01(日) 16:40:16 

    >>796
    風と共に去りぬの事をちょうど書こうとしてました!林さんが風と共に去りぬの訳を出版されています。4巻くらいまで出たところです。「私はスカーレット」っていう題名で、スカーレットが一人称で物語を進めるのですが、気の強い意地悪な美人の造形は林さんの得意分野です。スカーレットがイキイキしてます。
    メラニーは796さんのおっしゃるように嫌いみたいです。スカーレットが語るので嫌いなのは当然なのですが。風と共にさりぬはアメリカの古典みたいなものですよね。

    +7

    -0

  • 798. 匿名 2021/08/02(月) 12:13:02 

    >>790
    本当に朝顔の君と夕顔は対極的な存在ですよね
    良い家柄で自分の尊厳を守る為に現実(源氏)から身を離してしまった朝顔と、生きていく為に開き直って次の男探しにアクティブだった夕顔
    そう言えば花でも「朝顔」と「夕顔」。対極でした!
    ウッカリしてました、今唐突に気が付きました😅

    +10

    -0

  • 799. 匿名 2021/08/02(月) 12:25:16 

    >>797
    「風と共に去りぬ」のお話が!
    私も源氏物語とはどこか通じる所がある作品だと以前から思っていました
    私は林さんの訳本は未読なのですが
    若い頃はスカーレットと男達中心の物語だととらえていましたが、最近は寧ろメアリーとの友情が印象に残りました
    私の読んだ訳本と津雲さんの漫画では確かにメアリーはスカーレットのライバルなんだけど、同時に同士でもある
    二人で兵士を殺してしまった描写が特に印象的でしたしメアリーが亡くなってしまってスカーレットは強い打撃を受け喪失感を感じる
    源氏物語も一見光源氏が主人公なんだけど実は周りの人々の方ががイキイキと描かれている
    2つ共に何度でも読み返したくなるお話です

    +7

    -0

  • 800. 匿名 2021/08/02(月) 16:22:51 

    >>799
    メラニーが亡くなったときのスカーレット、紫の上を失ったときの源氏を思わせないこともないですね。
    初めて相手のことを理解するとか。
    「母以外で、私を愛してくれた女の人はメラニーだけだった」「メラニーは母も同然だ。私はもう一度母の死を体験しているのだ」みたいなことを思うんですよね。
    メラニーはしたたかな女、と思う人も多いと思いますが、私は底抜けの善良さに流石のスカーレットも敗北した…と思っています。
    ただ、米国の文学は日本のような無常観には流れないんですね。

    +5

    -0

  • 801. 匿名 2021/08/02(月) 16:59:09 

    >>800
    メラニーはしたたかな女
    確かに、私も若い時は少し思ってました
    今で言うならあざとい女かな?
    でも私も歳を重ねて酸いも甘いもたっぷり噛み締めてからはメラニーは実は物凄く自立した強い女性だったんじゃないか?なんて思ったりします
    メラニーが亡くなった時にスカーレットが「実はメラニーは優しさ?を武器に戦っていた戦士だった。誰も彼もが実はメラニーのスカートの陰に隠れて守ってもらっていたのかもしれない」
    って台詞があったと思うんだけど…
    台詞はうろ覚えです💧違ったらごめんなさい。
    ところで、元コメでメアリーって書いてしまってました💧予測変換ミスです。
    長文の上に「源氏物語」からハズれてしまいました。失礼いたしました。

    +5

    -0

  • 802. 匿名 2021/08/02(月) 19:25:35 

    >>798
    なるほど、朝顔と夕顔、対比なんですねー!気がつかなかったです!ガルって新たな発見ができる。

    +9

    -0

  • 803. 匿名 2021/08/02(月) 20:05:13 

    >>801
    私もちょっと語っちゃうけどすみません。
    「メラニーは無事ウィルクス家をやり繰りしていくだろう。メラニーのやり方はあんたのやり方とは違うんですよ」って近所のお婆ちゃんに言われるんですよね。亡くなったスカーレットの母に似たところがあるとも。
    でも多くの女の人が、メラニーのことを嫌い、裏がありそう、いい子ぶっているって思うんですよね。絶対に感情移入しない。スカーレットは作中で母とメラニー除く同性全員から嫌われているくらい嫌な女なのに、皆スカーレットに感情移入する。あれ、不思議だけどあんなふうにやりたい放題生きてみたいと、皆どこかで思っているのかな。
    紫の上や花散里を嫌いで、六条御息所や朧月夜に感情移入する女の人っていますけど、それと同じ心理な気がする。

    +8

    -0

  • 804. 匿名 2021/08/02(月) 20:22:58 

    >>798
    「昼顔」って、ドラマよりも映画の方を知っているのですが、あれは医者の上品な若妻が夫の居ない昼間欲求不満を解消するため娼館に勤めるって話でした。夕顔はそれの夜から…かな。健全でさわやかな朝顔とはだいぶイメージが違う。受粉も、蝶ではなく蛾が行うし。
    夕顔は実が食料になるそうで、経済的に貧していた夕顔の家でも食べていたのかな。
    17歳の奔放な不良のお坊ちゃまが少し年上の市井の正体不明の女と知り合い、彼女に夢中になり足繁く通う…このエピソードだけでドラマや映画が作れそうです。結末も衝撃的ですしね。


    +4

    -0

  • 805. 匿名 2021/08/03(火) 00:26:26 

    >>772
    最初の方に出ていた占いで、私は六条の御息所タイプでした。猪突猛進、思い込んだらとにかく一途、プライドが高すぎて粗略に扱われると生霊になって浮気相手の女を◯害、最後のサスペンス部分を除いて全て自分に当てはまって、六条の御息所のモノローグはいちいち「そう!恋なんてしなければよかったんだよね~」とか、過去のさまざまなトラウマが蘇ります(笑)だから私の中では痛い女認定なので、前半は自分と重ね合わせるけど後半好きではない。
    「私と同じ位、貴方も私の事を好きじゃなきゃイヤなの!」という、自分の価値観が至上命題だと思うタイプですよね、恋愛第一主義の人って。寂聴さんはほんとにそのタイプ。私も幼い頃は花散里のことつまらん女だなと思っていたけど、年取った今は最高じゃん、源氏から信頼して色々任せて貰えるし、(源氏にとっては)本音で話せて自分の弱いところも見せれる存在で、ソウルメイトみたいな立ち位置ですよね。好きな人の側に変わらず一生いる、という点では、本当羨ましい生き方だなぁと思います^^

    +10

    -0

  • 806. 匿名 2021/08/03(火) 09:35:16 

    >>805
    異性の親友、みたいな感じですよね。
    私は男女の友情は成立すると思っているので、あれもいい関係だと思う。

    ところで、円地文子さんが「紫式部が自己のイメージを投影した(というかモデルにした)のが空蝉ではないか」みたいなことを書いていたのを思い出しました。容姿の描写も「髪が薄い、目が腫れぼったい、鼻筋があまり通っていない、痩せている」みたいな貧相な描写で結構具体的だったような…(ずばり、紫式部本人もこんな容姿だったのでは?と推測されていた記憶がある)。
    どっちかというとブスだけど、教養や品性や奥ゆかしさが感じられて魅力的、という、女性のナルシシズムをくすぐる描写だったような…。
    女の人ってそういう話に弱いし、自分を投影したがる。ジェーン・エアも作者自身をモデルにしているし、赤毛のアンももしヒロインが美少女だったらこんなに女子の共感は得られなかったと思います。
    少女漫画でもさえない平凡な女の子が学園一のイケメンに愛される、というのが王道だし。


    +10

    -0

  • 807. 匿名 2021/08/05(木) 16:53:58 

    槿(あさがお)の君って、私は印象が薄くてキャリアウーマンなのねーくらいしか知らなかったんだけど
    もし彼女が葵上のあと源氏と婚姻してたら
    身分的に完璧な正室の椅子に収まっていたのね。

    そうすると、紫の上が六条院の(実質の)女主人ではいられないよなぁ…話がかなり変わってしまうのね

    +9

    -0

  • 808. 匿名 2021/08/05(木) 19:16:34 

    >>807
    だから紫の上、苦しむんだよ。
    明石の君は出自が低かったからプライドを保てたけど、朝顔の君だったら完全に負けちゃう。
    正妻の座を奪われてしまう。世間も紫の上を決して正式な正妻とは認めていなくて、朝顔の君ならぴったりだと思っている…みたいな感じだったような。
    でも晩年、女性としての盛りを過ぎて養女も嫁にやってこれから夫婦二人で…という矢先に、若い身分の高い娘に正妻の座を奪われた方がもっとダメージが大きかっただろうね。

    +11

    -0

  • 809. 匿名 2021/08/07(土) 18:20:21 

    紫の上が世間からも正妻と認められない理由は何でしょうか?正式な婚礼を挙げていないから、が理由ですか?親にも知らせないまま、実質的な夫婦関係を持ってしまったから?ですか?
    源氏自身も正妻と認めていないのですよね?紫の上は寝殿には住まず、三宮は降嫁すると寝殿に住まわうことになった。世間は仕方ないとしても、源氏が最後まで紫の上を正妻扱いしなった、出来なかったのは何故でしょう?

    +6

    -0

  • 810. 匿名 2021/08/08(日) 07:15:16 

    紫の上って、いつの間にか奥さんになった感じだよね?奥さんというより源氏の女というか。
    ある日、男君だけ起きてきて女君は起きてこない日があった、という感じで、三日目に三日夜餅を用意させたのを見て「ああ…」って周囲は察しがついたとか。
    でも紫の上はショックを受けて拗ねて汗びっしょりになっていたとか。

    お父さんにも知らせず、拉致してきていつの間にか奥さんにした、一応正式な形をつけるため三日夜餅を用意させたけど…という感じで、だから正式な正妻ではないと思っていたけれど…調べてみたら学者さんの間でもいろんな説があるみたいね。

    しかし源氏のやったことって…現代だったら凄い犯罪だし酷いことだわ。

    +9

    -0

  • 811. 匿名 2021/08/08(日) 08:34:05 

    紫の上、結局妻だったんじゃね?説も結構あるみたいね。

    まあ、結婚に至るまでの境遇が特殊だったし
    強い後ろ盾(葵上の左大臣家のように)が無かったから
    正妻でないと言われるのかな、と
    個人的には思います。

    +9

    -0

  • 812. 匿名 2021/08/09(月) 09:12:22 

    高貴な家柄の次男坊が甘やかされてわがままに育ち、いつしか絶世の美少年に育ち、年上の女たち(その中には父親の後妻も含む)と関係を持ち…18歳の時に療養先の別荘で10歳くらいの美少女に出会い…その子は本当に愛する唯一の女性(父の後妻)にそっくりなので拉致してきて一緒に暮らすようになり…って話ですよね?
    翻訳を読んだ海外の人たちはどう思っているんでしょう?凄く変態的でエロチックな話じゃないですか?
    美少女の拉致監禁(といっていいのかな?)の時点で、現代だったら犯罪者として捕まりますよね。

    +5

    -0

  • 813. 匿名 2021/08/09(月) 22:09:21 

    >>809
    世間が認めるかどうか、が結構大きかったんじゃないかと思います。
    紫の上は宮家の血筋ではあるけれど、脇腹で、正妻を気にして父親がほとんど後見してくれず(多分正妻の実家が結構力があったんでしょうね)、母親は亡くなり、母方の親戚も後見できる人がいない。

    しっかりした後見がないというのは、とても立場が弱く、さらに財産もなく、だから、源氏の心遣い?で三日夜の餅は用意されたけれど、結婚して御披露目するという手順を踏んでないので、正妻には不釣り合い、ってことなんだと。

    源氏がもうちょっと大人なら、どなたかに根回しするなりして、形ばかりでも後見を頼むなどという手段もあったかもしれませんが(でも紫の上の父親の手前難しいかな)、源氏も若く、面倒な手続きとか他人が介在するのも嫌だったって感じの描き方なのかもしれないですね。

    正式な結婚は政治上の利害もありますし、後の中宮のポジション争いなどを考えても、色々難しかったのかなぁ、と。

    +8

    -0

  • 814. 匿名 2021/08/10(火) 05:57:54 

    >>813
    ほんとと勝手な男だよね。
    なんかムカついてきた笑

    +3

    -0

  • 815. 匿名 2021/08/10(火) 08:49:39 

    >>813
    普通は夫が妻の実家の承認を得て、妻の元に三日間通ってきて三日目にお披露目、ですよね。
    紫の上はその実家がないから…。
    思い出したけど、一条天皇の后の定子、名門藤原氏一族のお嬢様だったのに政争に敗れて実家が没落、後ろ盾を失ってからは凄く惨めな状態になりましたよね。名門の姫でも後ろ盾がないとあんなことになるのか…と思いました。
    紫式部は彰子の女房だったけどそういうのを冷静で客観的な目で見ていて、自分の小説に生かしたのかなと思います。

    +8

    -0

  • 816. 匿名 2021/08/11(水) 20:43:08 

    >>813
    809です。わかりやすいご説明をありがとうございました!他の方もいろいろと解説をありがとうございます。「後ろ盾」のある無しに尽きる、という事ですね。

    秋好む中宮は血筋は素晴らしいけれど、源氏の後見がなければ女御となり立后することは出来なかったですよね。明石の中宮、夕霧の六の姫は母親の身分が低いから、まずは養女となる。
    玉鬘は運が強いですね。髭黒と結ばれるのは実父に裳の腰結をしてもらってから。実父と養父の最強の後ろ盾が出来た。

    紫の上が源氏と結ばれるのが、式部の宮に裳の腰結をしてもらった後で、誰かに形式的な後ろ盾になってもらえたら、正妻となれたのでしょうね。
    源氏はわざとそうしなかったのかしら?紫の上を天涯孤独の状態のまま、頼れるのは自分だけの女性に作り上げたのかしら、と思えてきました。

    +5

    -0

  • 817. 匿名 2021/08/15(日) 14:36:29 

    >>816
    紫の上の父親(式部卿宮)は北の方が高貴の出自で子どもの数も多く、紫の上の母親(大納言の娘)に紫の上をうませたことを憚って放置気味、源氏と結婚後交流を再開したものの、源氏が須磨で謹慎中は世間を憚って、またもや見捨てた、という経緯もあり、源氏としては許せなかったのあるでしょうね。

    のちの秋好中宮の入内と中宮争いも、式部卿宮の娘の王女御(冷泉帝のいとこ)の入内があったのに遠慮しなかったのは、政治的野心もあったでしょうけど、自分(源氏)が厳しい状態の時に娘(紫)を再度見捨てたというのがどうしても許せなかった、ってことなんじゃないかと。

    裳着は無理でも、お付き合いがしっかりあれば、四十の賀とかのお祝いをするとか、公式に娘としての振舞いをさせて、紫の上の立場をしっかりさせることは可能だったはずですが、要はめちゃくちゃこじれた、ってことですよね。

    源氏としては、正妻にできなくても、明石の姫君の養母にして、結果中宮の養母、後の帝の養祖母となって、いざというときの後見や名誉を与えたり、二条院は紫の上の名義にしてますし、できる限りのことはやったつもりなんだと思います。

    だから、あとは君がいてくれたら満足だよ、を貫いてくれたら良かったんでしょうが、そうではなかった、ってことで、足場が崩壊するというか、この年月、自分の人生って一体なんだったんだろう、って紫の上はなったんだろうなぁ、と。

    こういうお互いのずれとか、いろんな事情でこじれるとか、隙間を突かれるような出来事で崩れるとか、若い頃にはピンとこなかったことが、年を取るとよくわかるようになりました。

    +4

    -0

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