1. 2025/05/10(土) 19:08:00
負荷が上がりすぎた管理職ポジションは、女性にとって「罰ゲーム」を超えた「無理ゲー」になり、逆に男性にとっては「覚悟を決めて挑む」そう簡単には「降りられないもの」となっていきます。
女性は管理職になったあとも、女性ならではの苦労に苛まれることが多くあります。管理職と、家庭の家事育児の両立に苦労する声は圧倒的に女性から多く聞かれますし、社内でも女性のロールモデルがいないことでやりにくさを感じています。
実際の声を紹介しましょう。
「女性の管理職者がほとんどいなくて、周囲の目が気になっていた。特に男性社員から蔑視(比較)されることが多々あるため、仕事のやりにくさを感じる」(48歳、女性、卸・小売業)
「女性として、家庭と仕事のバランスを保って維持するのが大変である」(41歳、女性、金融・保険業)
いまや「趣味のサーフィンのために海沿いに家を買うので、マネジャーにはなりません」「副業で稼いでいるので、会社で管理職なんて絶対にやらない」と言い切る男性が、続々と現れてきています。
「男性なら会社での昇進を目指すのが当たり前」という意識も薄れていっています。
これからより一層ジェンダー・ギャップが埋まり、「罰ゲーム」に「覚悟」を決める男性が少なくなっていくとき、管理職の次のなり手は現れるでしょうか。
そのとき、会社は女性側に「覚悟」を求めるのでしょうか。
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管理職になることが、ある意味で「罰ゲーム化」している日本社会の中で、さらに男女間でみていくと、結婚や出産などライフステージの変化が大きくある女性は特に影響を受けているという。