ガールズちゃんねる

最近の出来事を小説のように書くトピ

128コメント2019/10/13(日) 13:18

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  • 1. 匿名 2019/10/11(金) 23:26:16 

    ガル子は悩んでいる。
    降りしきる雨の中、歩いてコンビニへ行き、売っているかもわからないピザまんを買い求めるのが正しい行動なのかどうかを。
    しかし、本能なのだろう。
    悩めば悩むだけ、食欲と言う名の欲望は増していく。
    そうこうしているうちに、雨足はどんどん強くなる。

    ガル子は思った。
    視点を変えよう。
    ピザまんじゃなくても良いのではないか。
    そうだ。
    肉まんなら確実に売っている。

    財布と頼りない傘を手にして、急いでコンビニへ向かった。

    5分後、衝撃の事実がガル子を襲う。
    肉まんピザまんも、あんまんさえも売り切れていたのだった。
    返信

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  • 2. 匿名 2019/10/11(金) 23:28:04  [通報]

    >>1
    心配です。
    大丈夫ですか?
    相談のりますよ。
    返信

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  • 3. 匿名 2019/10/11(金) 23:29:00  [通報]

    がる子は気が付いた、風呂場のタイルにコバエが張り付いていることを

    このまま頭を洗い続けていたら確実にコバエが体に張り付く危険性がある

    がる子は頭を洗うのをやめシャワーでコバエを排水溝に追いやることに成功した。
    返信

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  • 4. 匿名 2019/10/11(金) 23:29:01  [通報]

    ねぇ、耳を澄まして
    ねぇ、寝転んでみて
    ねぇ、目を閉じてみて

    おやすみ
    返信

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  • 5. 匿名 2019/10/11(金) 23:29:09  [通報]

    アーモンドアイの美少年にセフレにされた。
    返信

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  • 6. 匿名 2019/10/11(金) 23:29:47  [通報]

    主の完成度高いのとお題の難易度高さで手が出ない笑
    返信

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  • 7. 匿名 2019/10/11(金) 23:29:58  [通報]

    吾輩はデブである。
    最近の出来事を小説のように書くトピ
    返信

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  • 8. 匿名 2019/10/11(金) 23:30:25  [通報]

    朝、目が覚め辺りを見渡す。
    自分の部屋だ
    安心したガル美は再び瞼を閉じた。
    雨の音で目が覚める。
    時計の針は午後5時を指していた。
    今日も1日何もせず1日が終わった事を悟った
    ガル美は自分の中の罪悪感と戦いながらも
    また同じ事を繰り返すのであった。
    返信

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  • 9. 匿名 2019/10/11(金) 23:31:07  [通報]

    主の日記そのままこんな感じになってそう笑
    返信

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  • 10. 匿名 2019/10/11(金) 23:31:50  [通報]

    >>1
    ガル代はガル子に伝えるべきかどうか迷った。
    中華まんの什器は夜中に洗浄する必要がある事を。
    洗浄するために、大抵の店では夜間に中華まん販売許可時間の限界時刻が来るように、中華まん作成の予定が事細かに組まれているのだ。
    返信

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  • 11. 匿名 2019/10/11(金) 23:35:20  [通報]

    がル子は吃驚した 自分の体重計の目盛りに
    炭水化物を減らし砂糖要りの珈琲を無限に飲んで
    いたものを二杯とした 体重計の上に佇み
    加齢という言葉を噛み締めながら体重計を
    睨みつけたのである
    返信

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  • 12. 匿名 2019/10/11(金) 23:35:34  [通報]

    奇跡は、起きるんじゃない。起こすんだ。
    彼等がどれだけの時間、その肉体を精神を鍛え抜いたか、私達は、まだ知らない。
    満員の声援を、響くどよめきを、彼等が感じた時、
    きっと奇跡は起こる。


    と、テレビ観戦中、ガル子は思った。
    返信

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  • 13. 匿名 2019/10/11(金) 23:35:40  [通報]

    >>7
    見栄えはまだ、無い。
    返信

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  • 14. 匿名 2019/10/11(金) 23:36:10  [通報]

    >>1
    横殴りの雨でスカートの裾は濡れていた
    仕方ない
    今日のところはからあげクンにしておこう
    返信

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  • 15. 匿名 2019/10/11(金) 23:36:30  [通報]

    村上春樹風多くない笑?
    返信

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  • 16. 匿名 2019/10/11(金) 23:37:10  [通報]

    私を抱いてくれるのは、あなただけ。

    そう言い、がる子は彼の胸にそっと顔を埋めた。

    彼は赤いTシャツだけを身に纏い、何も言わずに微笑んでいる。
    どこか黄色く、熊のような身体。
    それが私の最愛の人。
    返信

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  • 17. 匿名 2019/10/11(金) 23:39:05  [通報]

    吾輩の名前は木下優樹菜である。
    澄んだ空が橙色に変わる中、吾輩は109へと足を踏み入れる。やばぃ、変わってなぃ。
    其れが吾輩の口癖である。変わっていないはずはない。確かに変わったのだ。
    大音量で流れるt.A.T.u.のユーロビートはなくなり、瞳が瞬きを加速させるほど蛍光色で彩られたココルルもない。メッカに集合!とあそこでも此処でも聞こえたあの声が、今ここには、ない。
    ここは確かにマルキューだけれど、マルキューではない。吾輩の心の中が違和感を叫んでいる。
    しかし私は脚を踏み入れる度に、変わってなぃ。そう言い聞かせるのだ。時代に取り残されないように。そして、あの頃の私にふとマウジ→の入り口で出会った時に、アンタ良い女になってるよと言うために。
    今日、私はおばたんに法的処理を立てる。おばたんの周りに批判されても、渋谷がセンター街がローファーのかかとを履き潰した女子高生が、そしてその女子高生が抱える孤独が、私にエールを送ってくれるのだ。
    負ヶるな、ゅきな。顔晴れ、ゅきな、と。
    返信

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  • 18. 匿名 2019/10/11(金) 23:39:18  [通報]

    茜色の雲の隙間からふいに光が差し、子供を抱えた彼女の小指の指輪がきらりと光った。
    (小指?薬指ではなく?)私は訝しんだ。
    彼女の夫はこのあたりではまあまあ有名な工務店に勤めていると、件の噂好きな佳子さんが話していた。
    私は彼女が気分を害さないか少し不安に思いながら
    さりげなさを装って聞いてみた。
    「指輪、素敵ね。結婚指輪?あ、でも小指だからピンキーリングー?」
    思いのほか間抜けなトーンになってしまったが、それがかえって彼女の警戒心を刺激しなかったのか
    彼女はふ…と笑って言った。
    「私、産後太りがすごくて。12kg増えたまま戻らないの!
    それで薬指に入らなくて」
    「え?ああ…ああ…」
    「けど夫はずっと結婚指輪をしてくれてるから、私だけしないのもなんとなく悪くてね。苦肉の策でコレ」
    そう言って小指をぴょこぴょこと動かしてニヤッと笑った。
    (なんだか、思ったよりくだけた人なのかも…)
    彼女の、透けるように白い肌や、慎重に隠している優雅さに気圧されていた私には嬉しい発見だった。
    返信

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  • 19. 匿名 2019/10/11(金) 23:39:53  [通報]

    突然痛み出した腹に戸惑いを隠せない。
    返信

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  • 20. 匿名 2019/10/11(金) 23:39:54  [通報]

    赤いシャツ…ときてカズレーザー?と思ったらまさかのプーさんでした‪w
    返信

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  • 21. 匿名 2019/10/11(金) 23:40:01  [通報]

    溜め込んだ家事に手を出そうと億劫に洗い物を始めた。ふと、洗い終わった食器を一時的に置く水切りが汚れているのが気になった。随分長いこと洗っていない。ついでだ、洗おう。
    表を洗うと綺麗になった気がする。そう思いながら置こうとした。端を掴むと、ぬるりとした感触が手に走る。何だろう、大根の腐ったものでも付着しているのだろうか?裏も洗わなければ。そう思って裏返すと…そこには、丸々肥ったナ◯クジが…!

    ノンフィクションです。野菜の中にいたらしい。悲鳴上げました。
    返信

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  • 22. 匿名 2019/10/11(金) 23:40:22  [通報]

    >>12
    G党?
    返信

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  • 23. 匿名 2019/10/11(金) 23:41:39  [通報]

    「おばちゃん、ネギ落ちたで」
    買い物帰りの帰り道、背後から少年の声がした。
    私は振り返らずに歩き続けた。なぜなら私は27歳で「おばちゃん」ではないから。
    後ろで少年が叫んでいた気がするが、きっと気のせいだろう。
    自宅に着き、買いもの袋を開けた私は、思わず息をのんだ。
    買ったはずのネギがなかった。
    返信

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  • 24. 匿名 2019/10/11(金) 23:43:19  [通報]

    トンネルを抜けるとそこは肉マンだった。
    返信

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  • 25. 匿名 2019/10/11(金) 23:47:35  [通報]

    目の前には、お菓子がぎっしりと詰まったカゴがある。中には、エリーゼ、ルマンド、バームロール、ホームパイが並びどれも夫が買ったものだ。
    夫が先に寝ることが多いガル子は、毎晩1つずつこっそり食べることが日課になっていた。
    そして、いつの間にか残り少ないエリーゼに今晩も手を伸ばした。
    いよいよ目に見えて箱に余白が出てきていた。週末気分でいつもより数を食べてしまった。
    明日は夫が休みのため家にいるという。
    最後の1つに残ったバームロールを眺めては、食欲と戦う金曜日の夜だった。


    返信

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  • 26. 匿名 2019/10/11(金) 23:47:52  [通報]

    >>1
    どうすべきかガル子は考えた。
    このままでは雨のなか意を決して出掛けてきた自分が可哀想ではないか?と自分を哀れむ自分が何だか悲しいと。

    他のホットフードを探してみる。
    今夜は雨降りで冷えるせいかめぼしいものはあまり残ってない。からあげやポテトなどの揚げ物は胃にもたれそうだ。
    かといっておにぎりやパンなどは冷たいし、体の冷えるこのような日はやはり温かい食べ物が食べたい。
    もう一度、空になったケースを睨むように見詰める。
    「…あのう、どうされましたか。」

    ハッとした。いつまでも同じところを見ていたせいかすぐに声を掛けられたことに気付かなった。
    返信

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  • 27. 匿名 2019/10/11(金) 23:52:10  [通報]

    髪をオカッパにしたわたしを見て
    母が、わらびみたいと言ってきた
    初日だからな、とスルーしてたら今日は
    あんたやっぱりそれわらじみたいよ
    と言ってきた

    「あの餅踏みの時に履くやつか」
    めでたいじゃないかと
    話をしっかり聞いてやろうと

    母が言いたかったのは座敷わらしだった

    実に、点と点が繋がった瞬間である
    返信

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  • 28. 匿名 2019/10/11(金) 23:52:23  [通報]

    もしも誰かに『今回の消費税増税にあたり、大きな買い物をしましたか?』と問われたなら私は何の迷いもなくこう答えるだろう。『はい。自分の身を滅ぼすほどの値段のブランドバッグを買いました』と。

    ちなみにLOEWEです。庶民にとっては身を滅ぼす思いで購入しました。
    返信

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  • 29. 匿名 2019/10/11(金) 23:53:19  [通報]

    >>23

    この先、この身に起こることはだいたい知っていた。
    覚悟はできていた。
    私は水で清められ、冷たい刃で刻まれ、他の者たちと雑多に押し込められ、地獄の池のように熱い液体でくたくたになるまで茹でられる。
    それでよかった。
    この身に流れる滋養をあますところなく吸収してもらえるなら本望だとすら思っていた。
    連れ去られたあとの道中も、私はこの上なく幸せだった。

    しかし、突然の振動と衝撃が私を襲った。
    黒い…これは土だ。道路だ。私は道路に振り落とされた。
    主人の後ろ姿が見える。
    私の落下に気づきもせず、背中の脂肪をゆらしながら鼻歌すら歌っている。
    親切な少年が私を拾い上げて主人を呼んだが、主人は全く気づかない。

    「なんだよ。気づかねーでやんの。ネギなんかいらねえ」

    親切な少年はそう言って私を再び道路に叩きつけ、癪だと言わんばかりに私を踏みつけてから
    走り去った。

    みじめだ。
    死は怖くない。
    しかし、無為な死ほどみじめなものはない。
    私が大地から、太陽から得たいのちは、誰にも受けとられずに干からびてしまうのか。
    私は泣きたかったが、ネギに涙腺はない。

    その時、バサバサという羽音が聞こえた。
    カラス。
    黒く美しい一羽のカラスが私の前に降り立った。
    返信

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  • 30. 匿名 2019/10/11(金) 23:53:44  [通報]

    >>1
    ガル子よ
    今はコンビニはすっから状態だ
    とりあえず何かを買いなさい
    返信

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  • 31. 匿名 2019/10/11(金) 23:55:10  [通報]

    眠りから目覚めると辺りはいつもより増して日差しが眩しかった。彼女は不思議な気分になった。
    「こんなに気持ち良く目覚めたのはいつぶりだろうか…」そう思いながら時計に目をやると、いつもより1時間も寝坊をしていたのだった。
    返信

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  • 32. 匿名 2019/10/11(金) 23:55:26  [通報]

    目があった瞬間、何かが自分の中で弾ける音が聞こえた。
    そう。私はこの人に会うために生まれてきたのではないか、いやこの人は私に会うためにこの世に生まれてきてくれたのではないだろうか。
    私に向かって近づいてくる。
    この時をどんなに待ち望んでいただろう。
    胸が高鳴るのを必死に押さえる。
    彼は私に向かってきっとこういうだろう
    つづく
    返信

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  • 33. 匿名 2019/10/11(金) 23:56:24  [通報]

    あの頃の燃え上がるような情熱は、もうわたしの中にはない。昼夜を問わず海よりも深い愛情を注いでも、枯れ果ててしまったものは、二度と元には戻らない。汗を流し真っ赤に熟れた果実を指先で摘んでいたあの日々は、ひと夏の記憶。

    さようなら、ベランダのプランタートマトよ。
    返信

    +13

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  • 34. 匿名 2019/10/11(金) 23:57:00  [通報]

    「はー、疲れた…」
    そうしてガル子は鞄を置く。

    ドスンッ

    一日の、いや、一週間の重みすべてを投げ出す様に。

    「明日から三連休…予定も約束もなーんにもないや」
    冷蔵庫を開ける。取っておきのクラフトビールだ。
    プシュットクトクシュワー

    「お疲れ様、私」
    喉を通って行く炭酸が心地いい。自然と息が漏れていく。
    これだ。この為に私は働いてきたのだ。

    徐にテレビをつける。名前は知らない見た事のあるお笑い芸人が漫才をしている。
    スタジオの笑いに合わせ、はははと笑う。
    片膝を立てながら飲むビールは、少し苦味を感じた。
    返信

    +17

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  • 35. 匿名 2019/10/11(金) 23:57:07  [通報]

    朝、突然の激痛で目が覚める。
    見ると赤紫色に腫れ上がった私の右足首。

    えっ。
    私、一体何をしたんだろう…。
    どんなに思い出そうとしても、昨夜の記憶がない。

    確か昨日は仕事帰りに友人と食事に行った。
    そして、その後…

    ふとスマホに目を落とすと、友人からLINEが着ている。

    あんた昨日大丈夫だった?
    酔っ払って、歩道橋の階段でマツケンサンバ踊りながら転がってたけど。
    返信

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  • 36. 匿名 2019/10/11(金) 23:58:27  [通報]

    私は寝転んでいた。
    そう、寝転んでいた。
    返信

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  • 37. 匿名 2019/10/11(金) 23:58:48  [通報]

    ガル子は酒を浴びるように飲んでいた。
    台風の準備は完璧にできていて、後は神に祈るのみと考えたからだ。
    そもそも普段飲まないガル子が飲んだのは2週間前の夫の行動による物だった。

    夫から「今日は後輩と飲んでくる」と言われ、「どうぞどうぞ」という気分で返信したガル子は、ふと気付いた。
    連休前と連休後に飲み会が集中していると。

    返信

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  • 38. 匿名 2019/10/12(土) 00:03:00  [通報]

    低気圧が近づいていた。
    地下鉄を降り、金曜日の新宿の雑踏を潜り抜け成城石井に向かう。
    おもむろに手にしたシュウマイ。その質量を確かめながら、ふと目をやるとレジに並ぶ長短の列に、ガル子は目眩を覚えた。倦怠感が襲う。また一週間が終わる。
    返信

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  • 39. 匿名 2019/10/12(土) 00:04:31  [通報]

    >>34
    すごい!情景が浮かぶ!普段から小説とか読んでますか?
    返信

    +9

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  • 40. 匿名 2019/10/12(土) 00:04:52  [通報]

    >>37
    「あらやだ、この旦那さんもしかして朝帰りかしら?」
    老がる子の口元が意地悪そうにゆるんだ。
    スマホを支えている左手の甲がジンと痺れた。
    最近のスマホは重すぎる。
    舌打ちしながらスマホを机の上に置いて、老がる子は素早く入力した。

    「さんじゅうななさん、だいじょうぶですか?
    だんなさん、あやしいですね…」

    もちろん心配などしていない。
    老がる子の心は乾いていた。
    安酒の代わりに、陳腐な他人の不幸でその心を潤したかった。
    返信

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  • 41. 匿名 2019/10/12(土) 00:05:53  [通報]

    このトピでコンビニ肉まんの知識をふむふむと学ぶがるこ。片手には鶏ひき肉のさつま揚げもどき。その時だった。

    ひゅるひゅるひゅる

    奇妙に小刻みに揺れるがる子のももじり。何?何が起こるの?

    ブヒーーーーッ

    いつものことだ。がる子はコメントボタンを押した。
    返信

    +2

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  • 42. 匿名 2019/10/12(土) 00:14:13  [通報]

    >>39
    34です!お褒め頂きすごく嬉しいです!
    私は小説が苦手で、専ら漫画しか読みません…😅
    ですが文章で物事を伝えたり、校正に携わる事が仕事柄多いです。
    余談ですが今日はビールではなく、焼酎を一人家で飲んでおります。では。
    返信

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  • 43. 匿名 2019/10/12(土) 00:17:02  [通報]

    ガル子は長年悩んでいた。
    なぜなら、彼女の兄はもう15年も引きこもり生活を続けているからだ。

    これまで、優しくして厳しくしても一向に変化の見られなかった兄。
    だが、問題はそれだけでない事にガル子は気付いていた。

    ガル子の母親もまた、ガル子の兄である『息子』と共依存の関係にあったのだ。

    ガル子は意を決して、母親にこう告げた。

    『──ねぇ、お母さん。うちは母子家庭だけど、お母さんはこれまで本当によくやってきてくれたよね、家事も育児も。

    でも、お兄ちゃんも40を過ぎた。これまでのやり方では何も変わらないと思うの。

    何でもいいから、お兄ちゃんに居心地が悪い思いをさせて家を出たい、自立せざるを得ないと思わせる必要があると思うわ。

    お母さんは昔からお兄ちゃんに甘すぎる部分があったでしょ。このあたりで本気を出して、息子を自立させて見せてよ。

    それできるまで、私はお母さんとも連絡は取らないから。』


    ──それから3年後、完全に連絡を経っていた母親からガル子のもとに1本の電話がかかり、留守電にメッセージが残っていた。
    『お爺ちゃんが亡くなったから家に至急かえって来て欲しい』と。

    最後に母親との連絡を経ってから3年──。
    ガル子は祖父が亡くなった悲しみと同時に『この3年で兄の引きこもりが改善されただろうか』という不安も抱えながら3年ぶりの実家へ向かった。

    実家に帰ると、白い布で顔を覆われ横たわった祖父の姿があった。
    ガル子は冷たくなった祖父の手を取り、『お爺ちゃん、ごめんね…』と言って静かに涙を流した。

    そこへガル子の母親が入ってきた。

    そして母親は少しためらった後、ガル子にこう告げた。

    『あのね、お兄ちゃんの事だけど──。
    実は、自分の部屋だけじゃ狭いって言うから、あなたが結婚前に使ってた部屋もお兄ちゃんにあげたのよ。

    お兄ちゃん、今は自分の部屋の他にあなたが昔使ってた部屋も自分用の物置に使ってるの。いいわよね?』


    母親のこの言葉を聞いた瞬間、3年前に母親に言った事はまったく通じていなかったことをガル子は悟った。

    3年という時間がありながら、息子を家から追い出す訳でなく、むしろ『もう一部屋与えてさらに居心地を良くしてやった母親』。

    ガル子の母親への嫌悪感は言うまでもなくただひたすらに増したのであった。
    返信

    +25

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  • 44. 匿名 2019/10/12(土) 00:17:06  [通報]

    最近恋をしていた。
    過去形である。
    その恋はあっという間に終わりを告げた。
    涙も出なかった。

    彼、母親のことをママって呼んでいたのだから。
    返信

    +6

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  • 45. 匿名 2019/10/12(土) 00:17:07  [通報]

    >>7
    なんだ…ただのビール腹のがる男か。
    返信

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  • 46. 匿名 2019/10/12(土) 00:17:07  [通報]

    この空に流れる無数の星たちよ

    私はもう疲れてしまった この手の中にあった明るい綺羅綺羅しい何もかもが 幾千の塵芥となって空へと舞い上がって往く

    いつか私もあそこへ往けるだろうか
    先人たちが住んでいるあの美しい天空へ

    先日部屋がなんか暑いので、私しか住んでないフロア(四階)のベランダに寝袋をしいて寝転び、こんなことを考えるともなく考えていた…ら、手が使えないのをいいことに顔を集中的に蚊に刺され悶絶。寝袋のまま立ち上がろうとしてもんどりうち、額を窓枠に強打。

    「おでこって、こんな腫れるの?」ってひとり声に出すくらいに腫れましたわよ。
    返信

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  • 47. 匿名 2019/10/12(土) 00:22:04  [通報]

    都内某所の、とある紳士服店。
    『あー、明日お店休みにならないかなぁ…。』
    と、現在東海地方や関東地方に接近中の台風19号に憂いていた。

    世間は台風の話題で持ちきり。
    当然、職場でも台風の話題で持ちきりだった。


    昼にさしかかった時、電車の計画運休の情報をチェックした。

    ー在来線、軒並み運転取り止めー
    物理的に職場に行けないし、仮に行けたとしても夜帰れない。

    『お、これは仕事休みかも!?』
    胸が少し高鳴った。

    ただ、油断はできなかった。
    まだ本社から臨時休業の知らせが来てなかったからだ。

    時折、雨がザーッと降る悪天候。
    台風接近中もあり、お客様が一人もいない店内で、店の外を行き交う傘をさした人々を横目に黙々と作業しながら時間を過ごした。

    夕方になっても、臨時休業の知らせが来ない…。
    他の企業やイベント等は既に臨時休業を発表している。

    マジ明日来なきゃダメなのか?
    お店あけてもお客様来店見込めないし、スタッフ帰れないし、身の安全はどうなの?
    明日の夜、職場近くのビジネスホテルに泊まる覚悟もした。
    なるべくなら避けたいけど、まぁ、たまにはビジネスホテルで世を明かすのも悪くない。大浴場のあるビジネスホテル行きたいなぁ。

    そんな呑気な事を考えながら仕事していたら、閉店1時間くらい前になり、ようやく臨時休業の知らせが来た。

    やったぁ!!待ってました!!!
    明日は家でゆっくりできる( ^ω^ )

    そうして家路につき、台風情報のニュースに目をやりながらご飯たべて、お風呂も入り、今寝床。

    シーンと静まり返った部屋の中。これが嵐の前の静けさというやつか。
    明日、一体どれだけ大荒れになるんだろう…いつもよりドクンドクンと脈を打ってるのがわかる。怖いなぁ。

    皆さん、しっかり身の安全を確保して下さいね。

    一抹の不安を抱えながら、眠りにつきます。
    おやすみなさい。
    返信

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  • 48. 匿名 2019/10/12(土) 00:22:54  [通報]

    >>40
    「朝帰りだけはしない」その決まりだけは守る男に、ガル子はは迷った。
    真実を知るべきか、有耶無耶のまま過ごすべきか。




    返信

    +5

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  • 49. 匿名 2019/10/12(土) 00:24:53  [通報]

    濁りのない白雲が、青空を背景に長く伸びている。どっしりとした真夏の入道雲とは違う、薄くて軽い雲だ。
    ついこの間まで肌を刺すような暑さが続いていたかと思えば、気付けば風は涼しくて、周りの風景にはいくつも秋の気配が散らばっている。
    こんなにも気持ちのいい気候だというのに、明日からは大荒れの天気になるらしい。台風が迫っているのだ。
    台風19号、ハギビス。今週に入ってから世間を騒がせているこの台風は、気象庁いわく【史上最大級】らしい。メディアも国民に対し、しきりに注意喚起している。ーーが、史上最大級と言われても、未知なものに対していまいちピンと来ないのが正直なところだ。それでも備えるに越したことはないのだが。
    風はまだ、そよぐ程度・・・。その隙間を泳ぐとんぼ達は、これから来る台風のことを知っているのだろうか。
    そんなことを何気なく考えながら、私は乾いた洗濯物と一緒に、強風で飛んでしまわないように、と洗濯バサミや物干し竿を室内へ取りこんだ。
    返信

    +7

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  • 50. 匿名 2019/10/12(土) 00:25:35  [通報]

    >>42
    39です。仕事帰りで疲れてるはずなのになんだか爽やかさも感じるなあと!普段もお仕事で文章を操ってたとは。今日もお疲れ様でした。ゆっくりしてくださいね。
    返信

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  • 51. 匿名 2019/10/12(土) 00:28:04  [通報]

    >>4
    小説っていうか詩だね!
    返信

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  • 52. 匿名 2019/10/12(土) 00:30:16  [通報]

    >>40
    あなたサイコーだね!
    楽しかった!
    返信

    +3

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  • 53. 匿名 2019/10/12(土) 00:31:17  [通報]

    タピオカ屋を脅迫するような母親にだけは死んでもなりたくない
    返信

    +2

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  • 54. 匿名 2019/10/12(土) 00:35:39  [通報]

    夕飯を食べ過ぎたガル子。
    彼女はおいしい物はペース配分せずにノンストップで食べ進める所がある。夕飯は豚丼とにんじんのぬか漬け、きのこの味噌汁。

    丼によそった白米が思ったより早く減ってしまい豚丼の具が残ってしまった。このまま具を食べると味が濃く、どうしても白米が必要だ。
    ガル子は立ち上がり丼に白米をよそった。少ないとまた装わなければならない。気持ち、多めによそった。

    ぬか漬けを食べ、味噌汁を飲み豚丼を頬張る。
    そんな時、ガル子は少しずつ異変を感じ始めた。
    どことなく、おなかが苦しいのだ。
    苦しいけどよそった分は食べなければ。そう言い聞かせ全てたいらげた。
    ガル子に待っていたものは膨満感だった。

    膨満感でぐったりしている所へ夫が帰宅。
    夫に「食べ過ぎて苦しいの。ものすごく苦しいのよ」と告げ、今日あった出来事を話す。

    「久しぶりに食べたくて作ったの」
    ガル子が手にしている物、密閉袋にたっぷり入ったクッキーだ。
    苦しいと言いながら2枚、3枚とクッキーに手を伸ばす。

    7時に夕飯を食べ、苦しみながらクッキーをつまんだガル子は、数時間経った今もまだ膨満感に悩まされている。
    返信

    +6

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  • 55. 匿名 2019/10/12(土) 00:35:42  [通報]

    「なぜか僕の机の上に、連絡帳と宿題のプリントが置いてあって。あの、取りに来てもらえませんか?今すぐじゃなくていいんですけど」

    電話は子供の担任からだった。ガル子の頭の中には、瞬時にたくさんのハテナが浮かぶ。しかしひとまずそれらをグッと飲み込み、伺うのが遅くなりそうですが必ず伺いますと伝えて電話を切った。

    職員室で先生をお呼びし、受け取りがてらしばらく話していると、担任の先生の右脇腹に蚊が止まった。それを指摘すると、まるで八百屋のおやっさんが「らっしゃい!」と言いながら腹を叩くかのように担任の先生は右脇腹をボンッと叩いた。それはそれは結構な音だった。次に会ったとき、どんな顔をして会えばいいのだろう。今の私の悩みの一つになってしまった。
    返信

    +6

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  • 56. 匿名 2019/10/12(土) 00:35:49  [通報]

    >>16
    彼を見つめる女性の視線はいつも熱い。
    ベタベタとくっつく香水臭い女たちに
    彼は満更でもなさそうに
    いつもだれフリ構わず笑顔を振りまいていた。
    私を抱くように、きっと違う女のことも
    その腕で抱きしめているのだろう。
    私はしつこく残るシミのような嫉妬心を隠し、
    今日も彼に抱かれるのだ。
    返信

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  • 57. 匿名 2019/10/12(土) 00:37:34  [通報]

    ガル子は子供達を寝かしつけ、チラリと壁にかかっている時計を見つめて、ため息をついた。
    夫がまだ帰って来ていないのだ。
    どうせ今頃、夫は上司に連れられたラウンジで、綺麗なお嬢さんに現を抜かしているのだろう。
    思わず、口から言葉が溢れた。

    「アイツ、マジブッ飛ばす」
    返信

    +13

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  • 58. 匿名 2019/10/12(土) 00:37:50  [通報]

    息子のランドセルの中から、可愛らしいピンクの折り紙に書かれた手紙を見つけた。「大好き♡結婚して♡」それも一通ではない。色とりどりの折り紙に書かれたラブレターが計7通見つかった。
    私は思わず息子を問いただした。
    返信

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  • 59. 匿名 2019/10/12(土) 00:37:59  [通報]

    >>30
    台風だからねぇ…
    返信

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  • 60. 匿名 2019/10/12(土) 00:41:27  [通報]

    >>1
    ガル子Cは思う。
    今日の夕方、買い物へ出た。なんのことはない、ドラッグストアへ猫の餌を補充しに行っただけだ。いつの間にか話す相手もいない寂しい中年女になった自分の境遇を訝しがりつつ、早足で嵐の街中を抜けていく。
    Cの見かけた黒いワンボックスカーのウインドウには、ピザを象ったステッカーが貼ってあった。かぎ裂きのような字体で書かれた英文はこう主張している。
    ピザか、死か。
    なんと奇妙なメッセージだろう。Cは肩こりに痛む首を捻った。関節がコキリ、と音を立てる。
    猫の餌を両手にぶら下げて帰る間も、その想いは残響のように虚ろな胸に響いていた。
    約6時間と半分の時を経て、Cは1の立てたトピックへたどり着いた。探しあぐねていた答えがここにある。
    ピッツァもねえ。アンコもねえ。肉もだいたい売ってねえ。
    全ては嵐が悪いのだ。饅頭が売り切れているのも、ガル子達が無聊を持て余しつつ子猫以外に抱くものとてない夜の寂寥を食んでいるのも。
    返信

    +7

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  • 61. 匿名 2019/10/12(土) 00:41:38  [通報]

    ふと目をやると長細いじゃがいもを加工した菓子が。先程、夕食を食べたばかりというのに。
    …ふと目を覚ます。非常用で買っておいたじゃがりこを食い尽くした残骸がそこにあった。
    返信

    +5

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  • 62. 匿名 2019/10/12(土) 00:42:00  [通報]

    旦那が憎い。
    憎しみは日に日に増していく。
    妻への裏切り。
    その代償を、今日払ってもらう。

    気怠そうに仕事へ向かう夫に、いつも通り弁当を渡し、送り出す。

    昼食の時間になったのだろう、夫から電話が来た。

    なんだよこの弁当!

    興奮しているのか、はたまた怒りなのか。
    わめく夫に妻は言い放った。

    あんた、先週、私の牛乳プリン勝手に食べたでしょ。
    そんなに好きなら好きなだけ食べてろ!

    そう言い電話を切った。

    夫の弁当をすべて牛乳プリンにしてやった。
    復讐を終えた妻は、自分の分の牛乳プリンを食べながら高らかに笑うのであった。
    返信

    +13

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  • 63. 匿名 2019/10/12(土) 00:52:23  [通報]

    私は15人程のLINEグループで、ある問いかけに対し返信した。
    しかし、どういうことか、既読は増えるが応答は何もない。
    あぁ、何度同じ過ちを繰り返すのか。
    自身の人望の無さを考えれば無闇に返信するべきではないと分かるのに。

    私は自身の心が傷付くのを恐れ、グループLINEを非表示にした。
    返信

    +11

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  • 64. 匿名 2019/10/12(土) 00:53:00  [通報]

    >>52
    嬉しい。
    老がる子の頬が再びゆるんだ。
    今度は純粋な喜びで。
    右手の人差し指でそっとプラスを押す。
    その指先は乾いた紙粘土のようにひからびていた。
    返信

    +7

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  • 65. 匿名 2019/10/12(土) 00:53:20  [通報]

    (諦めたくない...)

    ガル子は悔しそうに呟いた。
    今までガル子が望んで
    手に入らなかったものなど無いのだ。

    (今回は私の負けかしら)

    (いいえ、私に負けなどあり得ない)


    ガル子は焦る気持ちを周りに悟られないよう
    細心の注意を払い、自宅から至近距離にある
    ディスカウントスーパーへ華麗に滑り込んだ。

    (あったわ!水も!パンも!)
    (おまけに懐中電灯も!)


    感激のあまり、ガル子は叫んでしまった。

    (灯台もと暗し!!)


    Fin

    返信

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  • 66. 匿名 2019/10/12(土) 00:53:21  [通報]

    >>29
    ネギの視点!笑
    返信

    +18

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  • 67. 匿名 2019/10/12(土) 01:02:20  [通報]

    ブチン!!
    客が床にこぼしたアイスティーを拭きながら、私はその音を聞いた。

    「・・・・・・?」

    自分から発せられた音のように思えたが、出処が分からず気のせいかと思った。

    「本当にすみません」

    目の前に立ち尽くした客が、雑巾で床を拭う私を見下ろして、申し訳無さそうに謝罪の言葉を述べる。

    「いえいえ。お怪我はございませんか?」

    私は客に尋ねた。彼女は少しだけホッとした表情を浮かべ、「大丈夫です」と首を振った。

    「新しいお飲み物をお持ちしますね」

    床を拭き終え立ち上がると、カツンと床に何かが落ちた。見ると、小さくて丸い・・・・・・ボタン?そう思うと同時に、私のズボンがずり落ちた。履き古したベージュ色のパンツが露になる。
    咄嗟に客に目を向けると、彼女は呆然と口を開けて、私の下半身を見つめていた。血の気が引いた。先程聞こえた音は、ズボンのフロントボタンが弾け飛ぶ音だったのだ。
    返信

    +5

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  • 68. 匿名 2019/10/12(土) 01:06:16  [通報]

    ここ数ヶ月ガル子を悩ませる存在がいる
    直属の上司ガル男だ
    パソコン周りに貼られたメモは何故か彼の目には入らないらしい
    そのせいで時間変更が伝わらなかったスタッフから今日も苦情の電話が来た
    いったい彼の目はどうなっているのだろう?
    どうすれば彼の目に入るのだろう?
    能天気に笑いながら雑談してくるガル男の言葉に曖昧に相槌をうちながらガル子は考えた

    そうだ…!

    ガル男が席を外したことを確認すると、ガル子をはおもむろに立ち上がりコピー機からA3用紙を取り出し極太マジックで熱心に何かを書き始めた
    それを離席したガル男の席へ行きパソコン画面にテープで貼り付けた
    コーヒーを入れ直し席へ戻ってきたガル男は、自分の席の異変に気づきパソコン画面を覆い隠すように貼り付けられたコピー用紙を見、凍りついた瞳でガル子を振り返る

    メモを読み忘れる度に局長にご報告致します

    ガル子は満面の笑みで微笑み返した
    返信

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  • 69. 匿名 2019/10/12(土) 01:10:19  [通報]

    >>57
    翌週も、がる夫は上司の佐伯とお馴染みのラウンジに来ていた。
    「仕事のため」「付き合いだから」と言えば妻は黙るしかない。
    そのやり方に妻が不満を募らせているのは分かっていたが、
    それでもがる夫は、妻の顔色を伺うような情けない男にはなりたくなかった。
    若く美しい女に囲まれて酒を飲むのはそれなりに楽しかったが
    佐伯の自慢話に付き合うのは苦痛だった。
    「付き合いだ」「仕方ない」「残業と変わりないよ」「俺だって疲れるよ」という言葉も、
    嘘ではないのだ。
    それでもがる夫はラウンジに来るのが好きだった。
    鼻の穴から自由な空気を胸いっぱいに吸い込んでいるような心地がした。
    妻という看守から合法的に自由になったという解放感が楽しいのだ。
    そう、ただ「いい女」と話したいわけじゃない。
    がる夫はただ、妻に逆らいたかった。
    おまえに俺を縛る権利はないぞと見せつけたかった。
    もちろん、下心がまるでないわけではないが…

    そんなことをぼんやりと考えていたら、佐伯がにやにやと笑いながら太ももを叩いて来た。
    「おい、がる川!聞いてんのか?新しい子が入ったらしいぞ!」
    「マジすか!どこですか!」
    がる夫は可愛い体育会系の後輩という引き出しをコトリと開けた。
    「あれだよあれ、がる美ちゃん」
    「へえ…」
    佐伯が指差す方向に首を向けて、がる夫は言葉を失いかけた。
    がる子だ。妻だ…いやそんなはずは…。

    よくよく見れば、がる美と呼ばれた女は妻にしては若すぎた。
    すらりとのびた美しい生足がシフォンドレスの重ね目からのぞいた。
    「違う…そりゃそうか…しかしよく似ている…」
    がる夫はがる美から目が離せなかった。

    がる美ー美しく装ったがる夫の妻・がる子は、そんな夫をちらりと盗み見ながら心の中で毒づいた。
    「ヘラヘラして…マジぶっ飛ばす!」
    返信

    +6

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  • 70. 匿名 2019/10/12(土) 01:14:14  [通報]

    このトピ本物の作家紛れてるな
    返信

    +9

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  • 71. 匿名 2019/10/12(土) 01:14:30  [通報]

    >>58
    「ひとさまの手紙を盗むなんて!あたしゃそんな子に育てた覚えはないよ!」
    特大の雷が落ちた。
    「だって…だって…」
    返信

    +3

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  • 72. 匿名 2019/10/12(土) 01:18:33  [通報]

    家族が皆、寝静まった深夜。当時付き合っていた彼氏から電話がしたいとメールがあった。こんな夜中に部屋で会話をするのは憚られる。出来たばかりのコンビニか、近くの自販機に車を停めてゆっくり話そう。そう思い、最寄りの自販機へと車を走らせた。コーヒーを買って、一息ついて電話をかける。前方の木が風に揺れていた。話は他愛も無い、けれど盛り上がりに欠けていた。先程から前方の影が気になるのだ。下が川になっていて、ガードレールにまるで人が腰かけてゆらゆら揺れているように見えるのだ。気のせいだろう、きっと柳か何かだ。そう思いながら、会話を続けた。ふとコーヒーを飲むために視線を反らした。前方の影は無くて、代わりに木に細長い何かがぶらさがっている。ゆらゆら、ゆらゆら。それはまるで、首を吊った人のようだった。それに気付いた私は、一目散に車を走らせ帰途に着いた。私は霊を見ることもあるため、早く忘れることにした。ここまではよくある怪談である。
    2日後、祖母から衝撃の事実を知らされた。近くの、先日電話をかけたあの場所の近くに住む幼馴染の兄が首を括ったらしい…。
    返信

    +1

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  • 73. 匿名 2019/10/12(土) 01:25:36  [通報]

    >>69
    夫が遅いのは佐伯のせいだったのか!
    佐伯めw
    返信

    +4

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  • 74. 匿名 2019/10/12(土) 01:32:51  [通報]

    >>64
    何でそんなに悲しげなのよ。夫の浮気疑惑とかどうでもよくなったわ。
    ありがとう。読んでる本知りたいわ。
    返信

    +4

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  • 75. 匿名 2019/10/12(土) 01:35:50  [通報]

    玄関を閉めてほっと息をついた。
    少し濡れてしまった。
    大きな台風に備えて私は色々と動きまわっていた。

    自転車を柵にくくりつけ、庭に出してあるありとあらゆる物を物置にしまい、シャッターを閉めた。
    外用のゴミ箱の中に玄関マットを入れて玄関の中に入れる。
    食料や電池などの備蓄も万全だ。
    靴を脱ぎながら達成感に酔いしれる。
    濡れた上着をフックに掛けようと玄関を振り返った私は凍りついた。
    ドアの横に、入れたはずのないものがいたのだ。
    そいつはまるで私が玄関に入った時のようにほっとした様子で壁にたたずんでいる。

    私の戦いは、これからだ。
    返信

    +2

    -1

  • 76. 匿名 2019/10/12(土) 01:36:29  [通報]

    インティライミって何なのだろう??
    ずっと知りたいような、知りたくないような、どうでも良いような。

    ググればすぐにわかるのに、それを良しとしない。
    ガル子にはそんな頑ななところがある。
    きっとインティライミとは友達にはなれないんだろうな、と自嘲気味に笑った。
    返信

    +4

    -1

  • 77. 匿名 2019/10/12(土) 01:52:06  [通報]

    もうすぐ、友人の命日だ。
    風呂上がりに麦茶を飲みながら、がる子は思い出した。
    16歳で出会い、26歳の時に亡くなった彼女について
    がる子にはいくつかの後悔があった。

    彼女が末期がんで入院していた時、がる子は無職だった。
    新卒で入社した会社で泥を飲むような日々を過ごし、心身を病んで逃げるように辞めたばかりだった。
    「次の仕事が見つかるまでは」
    そう思い、東京に戻ったことは誰にも知らせていなかった。
    後で知ったことだが、死期を悟った彼女は母親に一枚の紙を渡してこう言ったらしい。
    「ここにいる五人の友達に連絡して欲しいの。できれば会いに来て欲しい。
    その時私はきっともう意識がないかもしれないけれど
    それでもお別れをしたいの」

    その五人のうちの一人が私だった。
    彼女の母親は、何度も何度も私に電話をかけたとのちに話してくれた。
    あの頃、知らない番号からの電話なんてあっただろうか。
    何度考えてもそれが思い出せない。
    もしかしたら、実家の電話番号だったのかもしれない。
    がる子の父は海外転勤を繰り返していて、がる子の「実家」はまるでラピュタのようにとらえどころがなかった。
    彼女が亡くなった頃、両親はシンガポールにいた。

    彼女の生前、がる子はもっぱらメールで彼女と連絡を取りあっていた。
    彼女の母親が、彼女の携帯からメールをしてくれていたら…話を聞いた時に
    がる子は一瞬そう思ったが、最愛の娘を亡くした母親にそんなことを言えるはずもなかった。
    彼女は死に、がる子は三年後にその死を知った。

    もう一つの後悔は、ささいなことかもしれないが…高校時代に彼女をアルバイトに誘ったことだ。
    がる子はポケベルが欲しかった。
    夏休み中だけならアルバイトをしても良いと両親から許可をもらえたので
    彼女を誘って、梱包工場での軽作業のアルバイトに応募したのだ。
    二人はそこで、20日ほど働いた。
    時給は850円だった。
    二人はそこで、1日8時間、ベルトコンベアに乗って流れてくる化粧品を箱に詰めたり、
    乾電池を10本ビニール袋に詰めたりした。

    26年間しかなかった彼女の貴重な時間をそんな風に使わせてしまったことに
    がる子は言いようのない深い悲しみを覚えていた。

    彼女の母親に案内してもらってお墓まいりをした日、強い風が吹いて線香の火が消えてしまった。
    どこからが湧き上がったような突然の風だった。
    あれは間違いなく彼女だった。
    きっと彼女だった。

    お墓まいりをすませた後、彼女の母親にカラオケに誘われた。
    「あなたが娘と学生時代に歌っていた歌を聴きたいの。お願い。
    あの子、学校のことなんか少しも話してくれなかったから
    私、あの子がお友達とどんな風に過ごしたか知らないの」
    わかりましたと答えて、がる子は彼女の母親と駅前のカラオケに入った。
    順番待ちの間、カラオケ店の角が破れた白い合皮のソファーに並んで座った。
    目の前を絵に描いたようなバカな大学生の集団がギャハハと笑いながら通り過ぎて行った。
    彼女の母親は、両手を膝の上でぎゅっと握りしめたままがる子に聞いた。
    「ねえ、がる子さん…今みたいな人たち…どう思う?」
    「馬鹿だなと思います」
    思わず正直に答えてしまった。
    すると彼女の母親は、ほっとしたように「そうよね!?そうよね…私もそう思うわ!」と言った。

    (なぜあんな馬鹿が生きていて…娘のように賢く優しく美しい子が…と思ったのだろうな)
    がる子は瞬時に理解した。
    親としてそれは仕方ない感情だ。
    けれど、馬鹿の親にとっても、その馬鹿はやはりかけがえのない子供なのだ。
    そしてがんや死は人をそんな基準では選ばないのだ、きっと。

    がる子は、彼女より愚かだった。彼女ほど美しくもなかった。
    がる子は思わず、Googleで彼女の名前を検索したが、もはやGoogleの海にも彼女の痕跡はなかった。
    どこにもなかった。




    返信

    +2

    -1

  • 78. 匿名 2019/10/12(土) 01:57:42  [通報]

    >>74
    氷室冴子、ポールオースター、エリックホッファー、清岡卓行、なんでも読みます。
    返信

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  • 79. 匿名 2019/10/12(土) 01:58:23  [通報]

    >>77
    泣いた!切ない!
    返信

    +1

    -0

  • 80. 匿名 2019/10/12(土) 02:01:21  [通報]

    >>63は知らなかった。
    彼女にかけられた魔法の正体を。
    『サイレンス』
    誰も彼女が発した言葉に気づかない。
    返信

    +1

    -1

  • 81. 匿名 2019/10/12(土) 02:01:35  [通報]

    すごい! 文豪がたくさんいる!
    いつものがるちゃんじゃないw
    返信

    +8

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  • 82. 匿名 2019/10/12(土) 02:04:40  [通報]

    >>79
    ありがとう〜。
    主さんもありがとう。
    リアルでは夫にも話せないから。
    返信

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  • 83. 匿名 2019/10/12(土) 02:13:36  [通報]

    >>16
    彼の名前はプー。
    そうウィニー・ザ・プーである。
    返信

    +18

    -2

  • 84. 匿名 2019/10/12(土) 02:16:25  [通報]

    ガル子は会えると思っていた。
    ガル男からの連絡を待っていた。
    ずっと。
    火曜日は平気かも、連絡するよ。
    このLINEを信じ。
    そして、、、
    返信

    +1

    -1

  • 85. 匿名 2019/10/12(土) 02:19:20  [通報]

    >>84
    いま土曜日…泣ける
    返信

    +0

    -0

  • 86. 匿名 2019/10/12(土) 02:21:25  [通報]

    彼の名前はカズ。
    そう、カズレーザーである。
    返信

    +1

    -2

  • 87. 匿名 2019/10/12(土) 02:28:27  [通報]

    ガル子はガル男に恋をしていた。
    待ち合わせの改札口で待っていると、遠くからガル男を見つけ、嬉しくて駆け寄り、腕を絡ませ、会いたかったと伝える。
    ガル男は何も言わない。
    何も言わないガル男にがっかりしたガル子は絡ませた腕を解き、ただ隣を歩いていた。
    エスカレーターに乗り、ガル子は前、ガル男は後ろに乗った。
    ガル男は急に私の腰に手を回し、、、
    返信

    +1

    -1

  • 88. 匿名 2019/10/12(土) 02:30:59  [通報]

    ガル男からの連絡を待っていた、ガル子はしきりにスマホに目をやった。
    そして、
    ごめん。具合が悪く寝ていた、また誘うよ。
    とのLINEがきていた。
    返信

    +1

    -1

  • 89. 匿名 2019/10/12(土) 02:35:19  [通報]

    ガル子はドキッとし、後ろにいるガル男を見つめた。
    ガル男はガル子の耳元でこう言った。
    俺もガル子に会いたかったよ。
    ガル子は頬を赤く染め、胸をドキドキさせながら、
    前を向いた、、、
    返信

    +1

    -1

  • 90. 匿名 2019/10/12(土) 02:44:58  [通報]

    金曜日の夜、家事を終わらせてからリビングのソファーで寝転がってスマホでがるちゃんを見る。
    がる子至福の時である。
    台風トピをスクロールしていた時、LINEの通知が飛び込んで来た。
    遠い北海道の地に住む親友だった。

    「よ、おつかれー」
    「おつかれさま!久しぶりだね」
    「うん、仕事忙しくて。やっと落ち着いたわ!夜勤続きで肌ボロボロだよー。
    がる子って化粧水とか何使ってる?」
    「昔みたいにデパコスとか無理だからもう適当にちふれとかだよー」
    「へえ!意外!最近さ、スキンケアだけじゃなく腸から綺麗にならなきゃと思ってさー。
    腸活とかしようかなー」
    「いいね!腸活?なら、納豆と味噌汁とぬか漬けは効くよ〜。あとヤクルト」
    「へえそうなんだ!さすががる子!詳しい!わたしは会社の勉強会でサンプルもらったサプリがよさげだからしばらく飲んでみるつもりだよ!」
    「へー勉強会とかあるんだ。えらい!」
    「このサプリ、Amazonでも売ってるらしいよ!!
    「へー!あ…む…うぇ…い…」(マルチじゃねえか!)
    返信

    +1

    -0

  • 91. 匿名 2019/10/12(土) 03:09:09  [通報]

    台風が接近すると何故か喘息の調子が悪くなる。
    そう言えば、喘息の吸入器の残りが10回分を切ったことに気づいた。
    昨晩、街を歩いている時に「明日は近鉄百貨店も休みらしいよ」と小耳に挟んだ。
    百貨店ですら終日休業なので明日はおそらく病院も休院であろう。
    不安も伴い呼吸がますます苦しくなるガル子なのであった。
    返信

    +1

    -0

  • 92. 匿名 2019/10/12(土) 03:25:02  [通報]

    彼はいつもとびっきりの笑顔で
    君はシンデレラガールと言ってくれる

    ああ深紅色の王子さま
    今夜は夢のなかで抱きしめてね☆
    返信

    +1

    -0

  • 93. 匿名 2019/10/12(土) 03:27:24  [通報]

    テレビが台風の到来を告げている。
    万が一に備え、生ものは調理して腐敗を防ぐのが良いらしいと聞いたガル子は、重たい腰を上げて冷蔵庫の肉や野菜を炒めていた。
    普段ならソファーに転がり、栗饅頭でも口に放り込んでいる時間だ。
    今は普段より濃いめに味付けした鶏そぼろを作っている。
    --味見をしておかなくちゃ。
    それが過ちの始まりだった。
    返信

    +1

    -0

  • 94. 匿名 2019/10/12(土) 03:54:42  [通報]

    慣れない仕事、厳しい職場の人、私は電車に、揺られながら、何でこうなったんだと考える。
    お金が欲しい、やりがいも欲しい。趣味もない無い私の人生。慣れない仕事に毎日がつらかった。

    同じ職場の女性と話をしたら、私と同じような悩む母親だった。真面目な恐い人だと勝手に思ってたからなんだか嬉しくなった。
    久しぶりにご飯が美味しく感じた。
    返信

    +0

    -0

  • 95. 匿名 2019/10/12(土) 04:29:18  [通報]

    あれ台風や台風や
    どこにも行けぬと
    皆の衆が騒ぐ中
    我、もうとう出掛けの予定無し
    嗚呼、根暗のほりでい
    返信

    +6

    -0

  • 96. 匿名 2019/10/12(土) 05:21:27  [通報]

    今日も朝も帰りも電車は混んでいる。
    外の景色を眺め、窓に張り付いた小さな虫の自由さを羨む。
    帰りの電車で降りる人、手には大事そうにケーキの箱を持つ男性。満員で混んでいるなか、買って帰るの大変だろうに。
    帰りを待つ家族の笑顔を想像して気分が和んだ。
    返信

    +1

    -1

  • 97. 匿名 2019/10/12(土) 05:57:53  [通報]

    夜中にふと、目が覚めた。
    こんなに早く目が覚めるなんて、自分も年老いたものだな、と笑みを浮かべた。
    もう一度寝るか、と試みたが如何せん眠りにつけない。

    仕方なく、睡眠に悪いとは分かっているが、スマホを手に取る。
    何やら面白い話題が上がっていた。

    その昔自分が小説家を目指していたことを思い出した。
    明日は久しぶりに何か一作書いてみようか。
    どこにも入賞しなくていい、最早投稿すらしなくていい。
    作家として食べていきたいと思っていた、熱い気持ちは今はない。

    ただ、趣味としてやりたくなったのだ。
    そうだ、そうしよう。少しばかり心が踊っているのを感じた。
    返信

    +6

    -0

  • 98. 匿名 2019/10/12(土) 06:59:57  [通報]

    >>7
    自覚はまだ無い
    返信

    +6

    -0

  • 99. 匿名 2019/10/12(土) 07:03:30  [通報]

    >>13
    うまい!
    返信

    +0

    -0

  • 100. 匿名 2019/10/12(土) 07:04:38  [通報]

    >>8
    働けw
    返信

    +3

    -0

  • 101. 匿名 2019/10/12(土) 07:06:18  [通報]

    >>11
    ダイエット
    しても減らない
    歳だから
    返信

    +2

    -0

  • 102. 匿名 2019/10/12(土) 07:13:16  [通報]

    >>35
    マツケンサンバw
    返信

    +2

    -0

  • 103. 匿名 2019/10/12(土) 07:19:16  [通報]

    >>62
    かわいい夫婦w
    返信

    +2

    -0

  • 104. 匿名 2019/10/12(土) 07:24:07  [通報]

    >>75
    虫が入り込んだのかな
    返信

    +1

    -0

  • 105. 匿名 2019/10/12(土) 07:29:59  [通報]

    >>77
    私も泣いた

    亡くなられたご友人にとって
    貴女と一緒にアルバイトした時間も
    大事な素敵な思い出だったと思いますよ

    最期に会いたいと思った
    本当に大切な友人たちの一人なんですから

    会えなかったことは悔やまれるけど
    心はつながっているはず
    返信

    +4

    -0

  • 106. 匿名 2019/10/12(土) 07:32:58  [通報]

    このトピすごくいい
    ガルちゃんにも賢くて文才のある人たち
    いっぱいいるんだなぁ
    返信

    +5

    -1

  • 107. 匿名 2019/10/12(土) 07:39:42  [通報]

    「俺の尻尾がない!尻尾が‼︎」

    隣で眠る男が突然発した言葉に、私は目を覚ますと同時にまだうまく働いていない頭で考え始めた。

    尻尾?
    この男に尻尾なんてあっただろうか…。

    隣で眠るこの男、先月35歳になったばかりの夫である。
    結婚して数年、夫の尻尾なんて見たことがない。
    私に見つからないよう隠していたのだろうか?
    そんなはずはない。
    半年前、夫が痔で入院し手術をした際も、主治医から尻尾の存在を伝えられてはいない。
    言われたのは、かなり大きいイボ痔でしたと言う事だけだ。

    夫に隠された尻尾。
    その正体とは…。

    強くなる雨音と夫のイビキだけが、まだ薄暗い部屋に響いていたのだった。
    返信

    +6

    -0

  • 108. 匿名 2019/10/12(土) 08:03:04  [通報]

    目蓋を開けたら、カーテン越しの窓は既に白い。
    手探りで枕元のスマホを見ると五時。
    目を瞑ったばかりと錯覚していたが、いつのまにか熟睡していたようだ。
    昨日までの激務もあってか、頭が重い。
    起きようか。もう少し眠ろうか。
    そんなどうでもよいことをぼんやりと考えながら、ベッドの中でもぞもぞとする。
    どうせ今日は台風だ。都合の良い理由も出来た。
    なにも急く必要はない。
    甘んじてそれを受け入れよう。
    返信

    +2

    -0

  • 109. 匿名 2019/10/12(土) 08:12:02  [通報]

    平凡
    普通
    パッとしない

    ガル子が自身を言葉例えると、こんな言葉しか出てこない。

    普通が一番

    美人の友人たちは良くこの言葉を口にする。
    誰だってそうであろう。
    普通である事は、きっと幸せな事なのだから。

    でも…

    美しくなりたい。
    キラキラした生活を送りたい。
    刺激が欲しい。

    ガル子も女だ。
    異性と愛を囁いたり、時には身を滅ぼすような恋に溺れてみたいと思う。

    そんな事を考えながら、明るくなり始めた外を眺めている。
    雨の音が聞こえる。
    布団から出るのはもう少し後にしよう。



    返信

    +3

    -2

  • 110. 匿名 2019/10/12(土) 08:15:29  [通報]

    ガル美は恐れていた…毎晩必ずこの時間になると何故か不安に押しつぶされそうになり憂鬱な感情がわいてきた。ダメだまだテレビが観たい!だけど…
    その時だった。ガチャッ!玄関のドアが開き……
    旦那が帰って来たのだった!しまった!ガル美は忍び足で寝室へと向かった。
    リビングから旦那の呼ぶ声がする。
    「おーい。アレどこ?」「ねぇ!これチンするの?」
    ガル美は瞼を閉じた。
    返信

    +4

    -0

  • 111. 匿名 2019/10/12(土) 08:29:06  [通報]

    ガル子は今日12人の美男子達とユニバに遊びに行く予定だったが
    台風の影響により荒天なので泣く泣く諦めざるをおえなかった。
    せっかくの念願だった美男子達と楽しいユニバデートだったのに
    ガル子は心の底から落胆し絶望している
    返信

    +2

    -0

  • 112. 匿名 2019/10/12(土) 08:30:42  [通報]

    >>104
    Gじゃない?
    返信

    +1

    -0

  • 113. 匿名 2019/10/12(土) 08:31:46  [通報]

    ゎたしのmynameゎガル子☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
    絶賛のせんぎょーしゅふ
    医者の嫁ってやつ+.(o´∀︎`o).+
    今日ゎ、だぁがたいふーの為
    仕事休みなの
    ゃけどね(^○^)
    台風のせいでゅくとこがなぃ(ここかんぢん)(`_´)
    しゃーなしにぃぇで愛犬のトイプー スィートコットンとたゎむれ。。。
    はゃく
    たぃふぅょ。。。
    過ぎ去れ
    返信

    +2

    -2

  • 114. 匿名 2019/10/12(土) 09:43:24  [通報]

    台風準備の買い出しに出遅れたガル子。
    一応昨夜コンビニに立ち寄るも手軽に食べられるような商品はほぼ売れ切れ。仕方なく売れ残っていたツイストドーナツ3本入りとカップ麺一つを購入するも心許無かった。
    今朝、まだ雨風が強くないことを確認し、一路コンビニへ。いつもは車で混み合っている県道もすいすい走ることが出来た。道中の民家の庭に数珠なりに実る柿を見て可愛いなと思う。しかし、今はほのぼのと並ぶ可愛い園児のような柿も明日の朝には、嵐によりばらばらに引き裂かれ、実を落としてしまうのだろう。そう思うと柿に哀れみを感じた。嗚呼、自然の厳しさよ。
    コンビニにつくと見たことがあるような老夫がレジを待っていた。老夫から我が身が見えない位置に立ち、その姿を確認する。あっあの人は先日参加した料理教室で共に料理を作ったおしゃべりな老夫である。これが老夫ではなく、若いイケメンだったら運命の再会だったのに。私はきっと思い切って声を掛けることだろう。地球最大規模の台風前である。話題はいくらでもある。さりげなく若いイケメンの身を案じていると会話を進めつつ、どこに住んでいるのか聞き出すであろう。
    しかし、彼は恋愛対象外の老夫。私はおしゃべりな老夫に気づかれないようにパンの棚に隠れる。見つかって話が長くなるのを恐れたのだ。
    停電など起きませんようにと冷凍食品と玉子と納豆を無事買い終え今帰宅。
    非常食のついでに買った貝ひもと焼き鳥を今から朝食代わりに食べたいと思う。
    皆さまも台風の被害に遭いませんように東海地方の山の麓の町から祈っております。
    返信

    +2

    -0

  • 115. 匿名 2019/10/12(土) 11:15:59  [通報]

    ガルちゃんて絵が上手い人もいるし文章が上手い人もいて凄いよね!
    この才能を集めたら何か出来るんじゃないかw
    返信

    +6

    -0

  • 116. 匿名 2019/10/12(土) 13:31:24  [通報]

    十数年ぶりにシャープペンシルを使用してみた。
    書き心地はよくない。

    ボールペンに慣れた手だと、自分の力加減で文字の濃淡や太さや細さが決まるのに面倒さを感じる。
    濃淡に関しては芯を変えればいいのだが、あいにく今はHBしか持っていない。
    製図道具を引っ張り出せばHやら2H、4Bやら、あらゆる芯が揃っているのだが、そこまでして試したい情熱は沸かない。

    とにかく書き心地の悪さ、濃淡の心細さ、あらゆることが今の私にとって不快とまではいかないまでも愉快ではない。
    少し軸がずれただけで芯が紙に当たる位置が変わり、細くなったり太くなったりするのも私の望むところではない。

    今の私にはシャープペンシルはあまり必要のない文房具となってしまった。
    だが、消しゴムで書き損じを修正できるのはとても良い。



    (昨日、本当に久しぶりにシャーペンを使いました、私にはボールペンが使いやすいみたいです。)
    返信

    +2

    -0

  • 117. 匿名 2019/10/12(土) 13:38:17  [通報]

    いつも通りの休日である。夫は昼寝をしていて、私は一通りの家事を終えてスマホでゲームをしたりガルちゃんを見たりしてまったり過ごしている。
    外は大雨、実家や兄弟の住む地域が台風の影響で災害にあっていないか安否確認、無事とのこと。ほっとする。
    それにしても夫はよく眠る。どんな夢を見ているのやら。
    返信

    +1

    -0

  • 118. 匿名 2019/10/12(土) 13:59:36  [通報]

    >>105
    そうだといいな。ありがとう!

    (白状すると、ネギと佐伯と老がる子も私です)
    返信

    +3

    -0

  • 119. 匿名 2019/10/12(土) 14:00:47  [通報]

    (あ、12kg太ったのも私だった…実際は色黒で特に優雅ではない)
    返信

    +1

    -0

  • 120. 匿名 2019/10/12(土) 14:46:53  [通報]

    >>40
    老ガル子というワードにツボる。いい味わい
    返信

    +3

    -0

  • 121. 匿名 2019/10/12(土) 15:13:55  [通報]

    >>120
    「もちろん心配などしていない」ワロタw
    返信

    +6

    -0

  • 122. 匿名 2019/10/12(土) 17:58:56  [通報]

    >>121
    ちょっとは心配してくれ。と思っちゃった。
    他人の陳腐な悩みってのも笑っちゃった。
    確かに陳腐だもんな。
    返信

    +4

    -0

  • 123. 匿名 2019/10/12(土) 18:41:20  [通報]

    式は無事に執り行われた。
    初めての役割であり、初めての顔合わせでもある。
    紙に綴られた形式的な文章を読み上げるだけでも、そこはかとない恐怖心があった。

    最初の印象が大事だ。と私は常々思っている。ついてしまったイメージを塗り替えるのは難しいからだ。

    身だしなみを確認し、向こう側にいる私に呟く。
    「これはまだ始まり。これから頑張っていこう。」

    下を向くと社会の窓が開いていた。

    返信

    +2

    -0

  • 124. 匿名 2019/10/12(土) 21:54:22  [通報]

    がる子は誓った
    ブスで馬鹿で根性ババ色のあの女に、どんな手使ってでも死ぬまでに絶対復讐してやると…

    覚えてろよ○○○
    私が手を下さなくても、バチあたりそうだけど…
    返信

    +1

    -0

  • 125. 匿名 2019/10/12(土) 23:49:05  [通報]


    電話が鳴る。
    無意識のうちに手が伸びて、ワンコールが終わる前に受話器を取った。
    「はい、画流会社です。」
    女性社員、そのなかでも入社から日が浅い社員が電話対応をすると無言の決まりがあった。この会社だけではなく、多くの会社で見られる現象であろう。日本の社会にいささか不満を感じつつも、謀反の声を上げる事よりも馴染んでしまった方が楽なので、今日も今日とて私は電話を取る。
    そんなことを考えながら、営業社員に電話ん取り次ぐ。立ち上がり、営業の集まるデスクに向かって声を上げる。
    「すみません、佐藤さん!」
    しかし佐藤はこちらを向かない。もう一度呼びかけようとして、ハッと気づく。
    この人は、佐藤さんじゃない。酒井さんだ!
    間違えたあああぁ。
    返信

    +0

    -0

  • 126. 匿名 2019/10/12(土) 23:56:15  [通報]

    【心に蓋をした プラトニックラブ】


    どうしよう
    好きになってしまいそう・・・
    恋心なんか抱いちゃいけない男性(ひと)なのに


    貴方に会うたびに、貴方の優しい仕草と声を聞くたびに恥ずかしいような嬉しいような
    何とも言えない気持ちになる・・・

    こんな冴えない私を
    若い貴方が好きになってくれる事なんて有り得ないの分かってるのに


    出会いは5年前

    夫の転勤で この街に移り住んでから
    私の愛車の定期点検とメンテナンスで利用し始めた自動車ディーラーの担当者が貴方だった

    1年…2年…とメンテナンスで貴方と毎回会うたびに、お互い気心が知れて気を許して談笑できるようななり、
    嬉しい反面、罪悪感があり、仲良く話をし過ぎてしまう事ををセーブするようになった

    あくまで事務的な態度で接していた私に

    貴方は寂しそうな顔をして
    なのに相変わらず親切で優しくて
    親身に相談に乗ってくれて、必要以上に心配してくれて
    家の駐車場まで車を取りに来てくれたり…

    あんまり思わせ振りな態度だと
    貴方に恋心を抱いてしまいそう
    馬鹿な事だと分かっているのに
    私は貴方の声と優しさに弱い

    独身なら出会いたかった、貴方に

    これ以上、気持ちが大きくなる前に
    好きな気持ちに蓋をしなければ・・・

    貴方の優しさが辛い

    でも心を鬼にしよう









    返信

    +0

    -0

  • 127. 匿名 2019/10/13(日) 11:26:19  [通報]

    >>43
    なぜか群よう子のエッセイ、その母と弟を思い出した。(弟はちゃんと働いてるけど)
    うまいな。
    返信

    +0

    -0

  • 128. 匿名 2019/10/13(日) 13:18:59  [通報]

    >>16
    だが、彼の心を占めるのは、いつでも甘い蜂蜜のことだけ。
    その濃厚なエロティシズムの味は、いつしか彼の下半身を剥き出しにするようになり、
    赤いチョッキに壺を片手に森の中へ彷徨うよう、追い立て始めた。

    彷徨え

    「蜂蜜、食べたい」

    もっと彷徨え

    「は〜ちみぃーつ食〜あべたぁ〜いなぁ〜」


    今日も森から彼の魂の咆哮がこだましてくる。
    返信

    +1

    -0

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