1. 2025/02/22(土) 19:53:06
当初から基本的に全店でイートイン席を設置し、店内調理のファストフードを強化しました。創業当初から販売しているソフトクリームのほか、1995年に発売した「ハロハロ」はミニストップの人気商品となっています。ちなみに、ハロハロはかき氷にミルクや果物、アイスクリームなどを混ぜたフィリピンのデザート。ミニストップでは日本風にアレンジして提供しています。デザートのほか、フライドポテトなどのホットスナックにも強みがあります。
国内ミニストップの日販は約43万円ですが、これは69万円のセブン-イレブン、55万円前後のファミマ、ローソンに大きく差を付けられています。セブン-イレブンの客数・客単価はそれぞれ約900人・750円であるのに対し、ミニストップのそれは約670人・650円しかありません。駅前店舗が少なく、住宅街にあるなど立地の悪さが指摘されますが、低い客単価は商品力の低さを現しています。
ミニストップが国内外で苦戦したのは、「コンボストア」という業態が中途半端な存在となったためです。消費者がしっかり食事を取りたければファストフード店に向かい、手軽に済ます場合はコンビニを選びます。端的に言えば、コンビニは男性客がタバコやお酒のついでに商品を買うような業態であり、こうした商品とミニストップが得意とする店内調理品は相性が良くありません。
出典:nikkan-spa.jp
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“店舗激減”ミニストップ。安売り戦略で迷走、個性の「店内調理」も今や武器になりえず…大手3社との差は開くばかり | 日刊SPA!