1. 2023/11/13(月) 18:27:32
駅員は鉄道営業法で勤務中の制服着用が義務付けられ、出退勤時の着替えは労働時間として算定される。関係者によると、協力会が受託した全駅で、契約社員の着替え時間を出勤時10分、退勤時10分に設定。これに対し正社員は出勤時10分、退勤時40分で、主任クラスの場合、退勤時は50分だった。都の委託が始まった平成15年以降、常態化しているという。
協力会の担当者は「正社員は退勤時にその日の売上を計算する業務が残っており、その分の時間が加味されている」と説明。「今後、労基署から改善を求められれば、割増賃金を支払う用意はある」と話した。
一方、産経新聞の取材に応じた協力会の契約社員は「退勤前に売上を計算するのはリーダーと呼ばれる正社員と決まっており、それ以外は他の正社員と契約社員が同じ勤務ダイヤに入ることもある」と証言。「ほぼ同じ仕事内容なのに、待遇に差があるのは不合理だ」と打ち明けた。
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都営地下鉄の駅員が制服に着替える労働時間を巡り…