1. 2022/08/21(日) 12:11:56
アニサキス、実はこれからの時期にこそ注意が必要 経験者・専門家・料理人に聞くと… | RCC NEWS | 広島ニュース | RCC中国放送
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魚介類に寄生する寄生虫アニサキス。アニサキスがついた生魚を食べてしまうと、激しい腹痛やおう吐を引き起こすことが…
「サバなどが旬の時期、10月以降が一番多いとは思いますけど、ことしは特にイワシなどがたくさんとれていますので、それによってアニサキスの感染が多いといわれています。食中毒で一番、アニサキスが多いわけですから注目度も高くなってくると思います」
厚生労働省によりますと、去年1年間で発生した食中毒717件のうち、およそ半数にあたる344件がアニサキスによるもの。そして、アニサキスによる食中毒は年々、増加傾向にあるのです。
でも、どうして増えてきているんでしょうか?
板羽 秀之 教授
「温暖化によって海水の温度が上がって、イワシなどがたくさんとれるようになったのが、増えた原因の1つ」
出典:newsdig.ismcdn.jp
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板羽 秀之 教授
― 酢でしめたらだいじょうぶ?
「食酢は一切、効きませんので、しめさばとかは全然、効果ないですね。よくかめばアニサキス自体が死にますので、だいじょうぶ」
「温度にも弱いですから60℃で1分以上加熱すれば、アニサキスは死にます。あるいはマイナス20℃で24時間冷凍すれば、アニサキスは死にます」
▽ アニサキスが胃の中に入ったら、4~5日程度で死ぬとされていますが、そんなに待っていられないくらいの痛みが襲ってくるのでやはり予防が大事です。
▽ 「よくかむ」「加熱」「冷凍」などはもちろん、「目視」で確認することができる大きさですので、自分の目で確認することも大切です。
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