1. 2022/03/29(火) 11:10:42
実は加藤さん、外貨預金と投資信託がセットになった商品と、新興国への株式投資信託に総額約400万円を投資していました。しかし、投資した時期が悪く、半分以上値下がりしてしまったのです。どちらも、貯蓄がまとまった金額になったタイミングで買っており、外貨預金のセット商品については、大手銀行の窓口で「今だけ金利3%つけちゃいます」とおすすめされたと言います。
(中略)
加藤さんの場合は老舗の大手メーカーということもあって、デスクに保険会社の営業が回ってくるらしく、そこでも言われるがままにいくつも契約。まだ30代前半で独り身にもかかわらず、医療保険、がん保険、所得補償保険、死亡保険に入っており、よくわからない特約もびっしりついていました。
また、細かな節約をするわりに通信費の高いキャリア携帯を使っていたり、旅先ではお土産代に歯止めがかからなくなることも。加藤さんを見ていると、小さな節約には敏感でも、大局的なところでお金を増やす機会を見逃していてもったいないように感じました。
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大手メーカーの事務職・加藤晴美さん(仮名/32歳)は、自他ともに認める倹約家。買い物に行くと、棚にあるお目当ての商品を必ずスマホで検索し、店頭での価格が一番安いことを確認してからでないとレジに行きません。フリマアプリや電子クーポンもフル活用し、スーパーでは見切り品から献立を組み立てると言います。本はここ10年、図書館で借りたものだけ。ポイント交換サイトで日々、溜まったポイントを最大化する努力も惜しみません。先日も、靴とノベルティグッズがフリマアプリで売れたらしく、「2万円ゲットしました!」と嬉しそうに見せてくれました。