1. 2019/06/26(水) 09:43:32
山大医学部が25日、会見で明らかにしたのは、「よく笑う人」は「笑わない人」よりも長生きするという研究結果。看護学科の櫻田香教授のグループが約8年がかりで調査したもので、山形や酒田など県内7つの市に住む40歳以上の男女約1万7100人を対象に実施した。
アンケートでは笑う回数を「週に1回以上声を出してよく笑う」「月に1回以上、週に1回未満たまに笑う」「月に1回未満ほとんど笑わない」の3つのグループに分け、死亡率などについて追跡調査を行った。その結果、週に1回以上「良く笑う」人は、「ほとんど笑わない」人に比べて、死亡率は約半分に。また、「たまに笑う」人に比べて、心筋梗塞や脳卒中などいわゆる「心血管疾患」のリスクは4割程度低かったことが分かった。つまり、「良く笑う人ほど健康で長生きできる」という。
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「よく笑う人は長生きする」。そんなユニークな研究結果を山形大学医学部のチームがまとめた。笑いと死亡リスクの関係を長期間、継続的に調べ、成果を発表したのは世界で初めてという。(山大医学部・山下英俊医学部長) 「(研究結果は)すぐに我々の生活のあり方に直結。県民、国民に情報として提供したい」