1. 2018/11/13(火) 13:57:17
女性(29)は意見陳述で、捻挫や熱があっても通常どおり働かなければならない過酷な現場について振り返った。2016年11月ごろから左腕が重くなりはじめていたが、休む場合には代わりを見つけなければならず、出演し続けていたという。「やりがいがあっても怪我をしたら終わり。世界に誇れるディズニーとして、キャストが人としても大事にされるよう裁判に夢を託しました」と訴えた。
また、もうひとりの原告である女性(38)は、ディズニーで働くことが中1からの夢だった。ダンスや芝居を磨き、24歳でようやく憧れの仕事につくことができ「無我夢中だった」と振り返る。しかし、入社当時から厳しい上下関係といじめがあり、「やりたい役があるなら、上司に気に入られるように」と言われたこともあったという。
(一部抜粋)
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東京ディズニーランド(千葉県浦安市)で着ぐるみをかぶってショーなどに出演していた契約社員の女性2人が、過重労働やパワハラで心身に苦痛を受けたなどとして、運営会社オリエンタルランドに対し、計約755万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が11月13日、千葉地裁(阪本勝裁判長)で開かれた。会社側は答弁書で請求棄却を求めたが、認否については保留している。意見陳述に立った女性2人は「夢の国に未来はない」「仕事内容を外部に話してはいけなかったため、友達や家族に話すこともできなかった」と訴えた。