1. 2017/01/23(月) 13:52:14
こちらが一般のベビーカーです。
出典:www.komazaki.net
出典:www.komazaki.net
バギーを使う子ども達は、首が座っていなかったり、寝たきりであったり、姿勢が固定できなかったりします。そうすると、一般のベビーカーはもとより、普通の車椅子でもフィットしません。
その子どもの障害に合わせて背もたれの角度を変えられたり、姿勢を固定できる、ということが大きいです。
また、医療的ケア児の場合は、人工呼吸器などの医療デバイスを常に持ち歩かなくてはいけないので、デバイスごとバギーに入れておける、というのは移動するのに非常に助かります。
重度障害児の親にとっては、バギーがなければ、子どもを連れての移動は非常に難しくなるのです。
***
バギーが一般の人からは分かりづらいため、マークが作られています。「バギーマーク」です。
出典:www.komazaki.net
+2979
-40
医療的ケアのある子どもたちに、障害児保育を提供しているフローレンスの駒崎です。障害児のお母さんから、こんなことを聞きました。 「少し混んでいる電車に、子どもと乗ったら、『混んでるんだよ。邪魔だからベビーカーたためよ』と怒られました」 「お店に入った時に、『場所を取って他のお客様のご迷惑になるので、(ベビーカーは)お控えください』と店員さんに言われました」 こども用車椅子(バギー型車椅子、通称バギー)が、よくベビーカーと間違われるということなんです。