1. 2016/11/16(水) 18:59:57
質問者は、小学生と幼稚園の子を持つ「39歳・女・主婦」。家族でセブ島に旅行へ行くことになり、いざ飛行機にチェックインすると、なんと会社経営者の夫だけビジネスクラスで、私(母)と子供たちはエコノミークラスだった。
旦那は「俺は一家の大黒柱。激務で疲れているのだからよい席で休むのは当然。幼いうちから社会の厳しい現実を教えるべき」と言う。女性は当然、「こんな家族旅行、聞いたことがありません!」と憤慨している。
自分は「激務で疲れている」という個人的動機と、子供には「社会の厳しい現実」を教えるべきという躾が混在しているのが奇妙だが、伊集院は開口一番「私はご主人の考えが端っから間違ってはおらんと思うよ」と答える。
出典:upup.bz
出典:ddnavi.com
+506
-1508
『週刊文春』で連載されている「伊集院静の『悩むが花』」は間もなく連載300回を数える人生相談。その回答は、男とはかくあるべしとの指南に至ることが多い。男の美学を個人に投じる分には、その美学を受け入れるか受け入れないかは読者次第であり、私はあまりそういった男らしさに感化されることの少ない男なので概ね素通りするのだが、その美学を裏打ちするために、子どもや女性を殴打するような意見を述べるならば立ち止まることになる。