1. 2016/10/03(月) 22:45:44
相談は年々増え、二〇一五年度は全国で千三百三件。その約半数が都内分だった。
そもそも、ハクビシンはどこから来たのか。東南アジア原産とされるが、農林水産省の資料によると、江戸時代の書物に「雷獣」として似た動物が描かれていることから、在来種とする説もあり、謎が多い。
感染症の感染源になる恐れもあるとして、都は一三年に防除計画を策定。
捕獲は鳥獣保護法で禁じられており、都の許可を受けなければならない。
出典:www.tokyo-np.co.jp
・餌を与えたり、触ったりしない
・縁の下や換気口、軒下など建物周りの侵入口になる隙間をふさぐ(頭が入れば、5センチ程度の隙間でも通り抜ける)
・屋根に上れるような庭木の枝は剪定(せんてい)する
・敷地内の果物は早めに収穫するか、網をかける
・ペットの餌や生ごみを外に放置しない
出典:tokyotanuki.jp
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タヌキやアライグマほどの体格で、鼻筋の白い線が特徴のハクビシン。東京の街中で、この野生動物によって「庭の果実が食べられた」「屋内に入り込んで荒らされた」といった被害報告が増えている。以前は山間部の果樹園で被害が多かったが、都市部で空き家が増えたことなどから、すみ着いたようだ。自治体は対策を強めている。 (奥野斐) 「最初はネズミかネコだと思った。まさか、こんな街中にいるなんて…」。渋谷区の市川茂美さん(72)は今春、自宅マンションの中庭で、二匹のハクビシンを業者に捕獲してもらった。所有するマンション一階の美容室では、天井から物音がしたり、店内が荒らされたりしていたという。