1. 2025/07/26(土) 20:00:38
熱中症予防を目的とした「暑さ指数」でも、気温より大きな影響を与えるのが湿度だ。
ゆったりとした服を着たり、空気が流れる環境をつくったりすることで、体の周りで水分が蒸発し、体の表面を冷ます条件をつくることが重要なのだという。
うちわであおいでもよいが、かえって体温を上げてしまう側面もあるため、充電タイプの扇風機やファン付きベストが重宝する。
水分を体にまとわせるには、ぬれたタオルで体を湿らせるのが簡単だ。
ネッククーラーや冷却パンチといった冷感グッズも血液の温度を下げるには有力だが、冷たさがなくなったら替えることが重要。中島医師は「風が起こせるなら、接触よりも気流の方が効率は良い」と言う。
室内であれば、室温を上げる日差しを入れないことが重要だが、遮光性の高いカーテンは風通しを悪くする可能性があるため要注意だ。
ひさしがあれば日差しを避けられるが、なければすだれなどで日光を遮り、マンションであればベランダに打ち水をすることも部屋に入る空気の温度を下げ効果的だという。
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全国で梅雨明けが発表され、夏本番に突入した。最近では熱中症対策への意識も高まっているが、停電でエアコンが使えなくなった場合はどうしたらいいのか。