1. 2025/02/05(水) 15:15:34
出典:gendai-m.ismcdn.jp
首都圏の下位私大に勤めている職員が明かす。
「(略)それは他大学より早く合格を出すと、受験勉強を打ち切って妥協し、進学してくれる高校生が増えるから。
学生の質はどんどん下がっていきますが、定員割れすると収入が減りますし、文科省からの補助金も減額されかねない。経営を考えれば背に腹は代えられませんよ」
「年内入試で入った学生は一般選抜組に比べて、どうしてもペーパーテストが苦手な傾向にあります。司法試験や公務員試験は言わずもがな、一般企業でも最初にSPIなど適性検査が行われる現在、実は就活のハードルが高くなっているのです。
(略)いつの間にか、勉強したくない高校生と定員を確保したい大学の利益が合致したために、一部ではあるべき姿が損なわれているのです」
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神奈川県にある桐蔭横浜大学の「開き直り」っぷり 「昨年4月に同大に入学した学生は570人ですが、そのうち一般選抜で合格したのはわずか33人、割合にして約5.8%でした。2024年度の入試では一般選抜の割合を0%にして、全入学者を学力試験以外の方法で選抜するのが目標のようです」(追手門学院大学客員教授で教育ジャーナリストの西田浩史氏)