1. 2024/08/04(日) 13:54:37
民生委員は一定の要件を満たした人が推薦され、厚生労働相から委嘱される非常勤で特別職の地方公務員。交通費などの実費は支払われるが、無償のボランティアだ。
児童委員と兼任し、高齢者などの安否確認や見守り、子供たちへの声かけのほか、医療や介護、生活に関するさまざまな相談に応じ、行政など関係機関へのつなぎ役を担う。任期は3年で、再任も可能だ。1人当たり200世帯前後を担当することが多い。
出典:www.sankei.com
法律では民生委員の要件として、その市町村に一定期間住んでいることを挙げる。厚労省は都市部の要望などもあり、その市町村に住んでいない在勤者や近隣に転居した元住民にまで居住要件を緩和するかどうかの検討に入った。今年度中に結論を出す見通しだ。
出典:www.sankei.com
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地域で高齢者や子供の見守り活動を行う民生委員の定員割れが続いている。人間関係が希薄になるなかで民生委員の重要性が増す一方、働く高齢者の増加や負担の大きさなどで担い手が不足しているのだ。確保策として、地域の住民以外に広げるなど要件緩和も検討され、民生委員のあり方が問われている。