1. 2024/07/26(金) 13:09:06
日本では親の幸福度が高いと、子どもの幸福度も高くなり、親の幸福度が低いと子どもの幸福度も低くなる傾向があります。親子の幸福度には明確な正の相関関係があるわけです。次に気になるのは、その強さです。親子の幸福度の関係の強さは、どの程度なのでしょうか。
石井特任准教授らの計測によれば、その相関の強さは0.25であり、より具体的には、親の幸福度が10%高くなると、子どもの幸福度が2.5%ほど高くなることがわかりました。
この結果から、「日本では親子の幸福度は確かに連動しているものの、その強さは比較的緩やか」だと言えるでしょう。
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学歴や所得に親子の類似性があることはすでに明らかになっている。では幸福度はどうか。拓殖大学教授の佐藤一磨さんは「日本で行われた最新の研究で、親の幸福度が高いと子どもの幸福度も高くなり、緩やかな相関関係があることがわかった」という――。