1. 2024/06/23(日) 22:24:12
「六月病」はうつ病の入り口 「五月病」とは深刻さが違う 責任感や大人の付き合い…ため込んだストレスで「伸びきって戻らないバネ」に 早期発見には周囲の協力が重要 | 特集 | 関西テレビニュース | ニュース | 関西テレビ放送 カンテレ
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職場のメンタルヘルスに詳しい「人形町メンタルクリニック」の勝久寿院長に、「六月病」の症状や予防法について詳しく聞く。
「五月病」と「六月病」は似ているようで、違うものです。「五月病」は、新入社員に多くみられる症状で、医学的には「適応障害」と診断されます。4月からの環境変化によるストレスが、5月の連休明けぐらいから不調として出てきます。
仮に、ストレスを「おもり」に例えるとします。社会人になり、「こんなに重いおもりを持つとは思わなかった」と思いながらも頑張っていたけれど、連休で、いったんおもりを下ろしたら、「もう持ちたくない。無理だ」というのが五月病。
一方、「六月病」は、中堅社員…中間管理職といった立場の人に多くみられる症状で、重くなると医学的には「うつ病」と診断されます。「うつ病の入り口」という状態です。4月に異動や昇進などで環境が変わり、それがストレスの原因となるのは五月病と同じですが、違いは「長く我慢してしまう」こと。中堅社員は、それまでの仕事の付き合いや責任があり、簡単には投げだせません。重いおもりを我慢して持ち続ける…我慢に我慢を重ねた結果、次第に症状が悪化してしまうのです。
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