1. 2024/01/22(月) 13:03:05
〝しるし〟が付けられた自転車は、次々とトラックの荷台へ。盗難を防ぐため柵と高級自転車をつないでいた太いチェーンロックは容赦なく工具で切断され、あっけなく収容。近年、よく見かけるようになったシェアサイクルや電動キックボードも対象となった。
ものの10分で計16台の自転車と電動キックボードがトラックに乗せられた。この日だけでも、トラック2台分の自転車やミニバイクなどを撤去した。
撤去された自転車は、市が保管。返却してもらうには、保管所で自転車は2500円、ミニバイクは4千円の保管料を納める必要がある。20日を経過しても引き取りがない場合は市が処分する。
少々、無慈悲にも思えるこの取り組み。なぜ、ここまでしなければならないのか。背景には、放置自転車に悩まされてきた地元の声があった。
一方で、ミナミエリアには市営と民間合わせて約4千台分の駐輪場があり、利用の徹底を呼びかけている。
出典:www.sankei.com
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大阪の繁華街・ミナミ。メインストリートの御堂筋周辺では、地元の商店や住民らが、路上にあふれる放置自転車に悩まされてきた。これまでにも官民が連携して対策を練ってきたが、根本的な解決には至っていなかった。こうした現状に、大阪市は昨年、放置自転車を見つけ次第、即時撤去する新たな対策を開始。長年の悩み解消に向けた〝特効薬〟として地元の期待が高まっている。 市は令和5年11月から、放置自転車を即時撤去する「リアルタイム撤去」を試験的に行っている。初回は同13日午前、中央区西心斎橋周辺で実施。御堂筋にほど近く、多数の放置自転車がある路上で市職員らが作業を開始した。 …