1. 2023/07/06(木) 12:45:24
ポヨさん(仮名)も昨年、夫に離婚を告げる置き手紙を残して家を出た。結婚生活は28年、現在は離婚調停中だ。「当初から結婚生活や人生のパートナーについて“認識の違い”があると折々感じていた。そこに、金銭トラブルやモラハラ、家族の話を聞かないなどの不満が徐々に募って、けんかすることがあった。私を見た子どもたちからは“修行僧”と言われていた」
夫に対して「態度を改めてほしい」と伝えることはしなかったのか。
「夫はかなり男尊女卑で、父権意識の強い人だった。『収入がある者が意見を言っていい』という認識があったと思う。だから、私や子どもたちの意見は全然歯牙にもかけない感じだ。子どもも私と一緒に家を出た。一人はまだ学生なので、一緒に住んでいる。夫はずっと『離婚はしない』と主張している。今は調停中で、財産分与などを話し合う準備をしている段階だ。やり取りは弁護士を通じてやっていて、直接コンタクトはとっていない」
「私も“普通の家庭”として、愛着を強く持っていた。ただ、過去に大きい借金問題が2回あって、さすがに離婚を考えた。『ギャンブルや借金を続けるのか、離婚するのか』と迫った時に『ギャンブルをやめる』と言った。それを信じていた。結婚当初からもっと話し合いができる環境だったら、違っていたかなと思う。そういう時間が持てなかったことが、今も尾を引いているのだと思う」
子どもに“修行僧”と言われて…「熟年離婚」増加の背景 終身結婚なき時代 | 国内 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
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厚生労働省の人口動態統計特殊報告によると、離婚件数は年々減少傾向にある。一方で、熟年離婚は増加し、2020年には20年以上同居した夫婦の離婚率が21.5%と過去最高を更新した。その後もほぼ横ばい状態が続いている。
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