1. 2023/06/29(木) 22:46:36
「チャイルドペナルティとは、簡単に言うと『子どもが生まれた後にどれくらい労働所得が減ってしまうか』だ。財務省財務総合政策研究所の古村典洋氏の研究データを見てみると、出産の1年前から所得がくっと下がり始めている。グラフで日本は青線で示されているが、大体60~65%減になっている。デンマークやアメリカと比べても、日本の落ち込みは大きい。実は日本の特徴として、こうした賃金の低下は女性にしか起こらないというのがある。『子どもを持つことが、男女の賃金格差の大きな要因となっていることを説明しているのではないか』というのが最近の研究の含意だ。
さらに、こうしたチャイルドペナルティがひどい国は“出生率が低い”傾向があるそうだ。
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現状、学童はいっぱいで保育所は待機児童の列ができている。そして、家事代行サービスなどは“高い”。それら全部を『自分で働いて賄ってください』というのは、ほとんどの人が辛抱できないと思う。母親がどんな選択をしても後ろめたくないような方法で子育てができるようになれば出生率も上がるのではないか」
「女性は子どもを生んだら賃金下がります」 出生率の低い日本が抱える、深刻な“チャイルドペナルティ”とは? | 国内 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
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子どもを持つ親にとっての永遠の悩みである子育てと仕事の“両立”。教育経済学が専門の慶応義塾大学教授・中室牧子氏が出産による所得の変化と出生率の関係について、いくつかの研究データを明かした。
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