1. 2022/10/21(金) 18:41:56
高谷さん「事実といえます。飲食物に含まれる糖分が細菌によって分解される際に、乳酸などの酸が生成されるのですが、その酸が歯を溶かします。粘性が高い食品は歯の表面や隙間に残りやすいので、酸性の汚れが『歯垢(しこう)』となって虫歯の原因になっていきます。ただし、糖分はさまざまな食品に含まれているので、お菓子に限らず、一般的な食事は全て虫歯リスクとなります。
お菓子に関していうと、チョコレートやクッキーといった『甘いもの』の食べ過ぎには要注意です。先述の通り、酸は糖分の分解によってできるので、糖分が多い食品はそれだけ虫歯のリスクが高くなるためです。実際、家庭でお菓子作りをした際、チョコレートやクッキーにどれだけ多くの砂糖が含まれているか実感したことがある人も多いのではないでしょうか。なお、和菓子や米菓の虫歯リスクも洋菓子と同等で、ほとんど変わりありません。
お菓子以外で、おやつや間食にしやすい食品の場合、ヨーグルト製品はその多くは糖分(ジャムソースなど)を追加しているので、虫歯リスクの観点でいうとお勧めとはいえません。果物もおやつに選ばれやすいですが、加工状態のものや、粘性のあるバナナは虫歯リスクがあります」
「お菓子ばかり食べていると虫歯になる」「甘いものは虫歯になりやすい」って本当なの? 歯科医師に聞いてみた | オトナンサー
otonanswer.jp
きっと多くの人にある「お菓子ばかり食べていると虫歯になるよ!」と親に注意された経験。実際、お菓子類や「甘いもの」は本当に虫歯になりやすいのでしょうか。
+14
-1
出典:otonanswer.jp