打席で嘔吐、パニック障害と診断…経験伝えるオリックス・小谷野コーチ「恥じることではない」

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更新:2022/08/07(日) 03:15

1. 2022/08/06(土) 13:25:48

打席で嘔吐、パニック障害と診断…経験伝えるオリックス・小谷野コーチ「恥じることではない」 : 読売新聞オンライン www.yomiuri.co.jp

アスリートのメンタルは 強靱きょうじん でなくてはならない――。現役時代、そんな概念に苦しめられたのが、プロ野球・オリックスの野手総合兼打撃コーチ、 小谷野 栄一(41)だ。幼少期から完璧主義で失敗を恐れた。


「何回、吐いたっていい。いくらでも待つ。まずは打席に立つところから始めてみないか」。当時の二軍コーチで、オリックスのゼネラルマネジャー福良淳一(62)の言葉に救われる。嘔吐しても、倒れても寄り添ってくれた。野球ができる喜びを感じ、少しずつ前向きな心を取り戻していく。07年も不眠や嘔吐は続いたが、一軍に定着した。

5月に1号2ランを放った際、一部のメディアで自身のパニック障害について報じられた。病から復活したとする記事だったが、違和感を覚えた。克服したわけではなかったからだ。「弱さは乗り越えるものではなく、共に歩むもの」。今は、そう考えている。

「日本では、アスリートが弱さを認めるべきではないという風潮が強い。日本のメンタルの研究は海外に比べて遅れており、国際議論に参加できていない」。国立精神・神経医療研究センター研究員の小塩靖崇は指摘する。

小塩は19~20年、日本ラグビー選手会と共同で、当時のトップリーグの選手を対象にメンタルに関して調査した。回答した251人のうち10人に1人が「うつ・不安障害」または「重度のうつ・不安障害」が疑われる状態を経験し、自死を考えた選手も13人に1人の割合でいた。

不調を抱える選手ほど食欲や体重の変化、競技力の低下を感じ、現役引退後の生活を考える傾向が強いことも示された。小塩は「アスリートは強いと思われがちだが、一般人と同様に心の問題を経験している可能性がある」と話す。

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2. 2022/08/06(土) 13:27:06

アスリートに強い精神力は必要だけど、精神力が強いからと言ってメンタルを壊さないわけではないもんね

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3. 2022/08/06(土) 13:27:15

素敵なコーチ

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4. 2022/08/06(土) 13:27:50

こういう優しさに溢れる上司に巡り合ったことない

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5. 2022/08/06(土) 13:28:03

野球は子どもの頃からマッチョイズムを叩き込まれてるイメージ
男なら弱音を吐くな、男なら涙を見せるな、男なら強くあれみたいな
しんどいのは男女関係無いのにね

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