1. 2022/07/26(火) 23:24:17
■子どもの世話をしすぎるのが現代の親
今の子どもたちは、「すぐできそうにないこと」を「無理」と言ってしまっているのです。私は“自分の使っている言葉”はとても重要だと思っています。「無理」と言った瞬間に、「できなくてもいい」という思考回路が働くのではないかと考えるからです。
時間をかけてやればできることなのに、「無理」という言葉で、できないことにしてしまうなんて、とてももったいないと思いませんか。
時間をかけてやろうとしないのは、それこそ耐性がない、我慢することができない、あるいは我慢ということを知らないからでしょう。
簡単にあきらめてしまうというのは、「やり切ることができない」ということです。「粘り強さ」が欠落してしまっているのです。
粘り強く努力していれば、よほどの集団でない限り、その中で上位5%に入ることも夢ではありません。どういう分野でも、「無理」と思わずに継続して一生懸命やったら、そのくらいまで行ける……そういう感覚が重要だと思っています。
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粘り強く努力していれば、よほどの集団でない限り、その中で上位5%に入ることも夢ではありません。つまり、子どもがへこたれないように働きかける、いわば「環境づくり」が、親が果たすべき大事な役割の一つだということでしょうか。