1. 2022/07/08(金) 00:41:56
医薬品卸大手のメディパルホールディングス(東京)などは、月経困難症など生理に伴う不快症状をピルで解決するプロジェクト「シフトP」を立ち上げ、社員の意識改革に取り組む。グループ企業15社と共に、今年4月からピルの服薬支援制度を本格導入した。
6月中旬には、グループ会社のメディセオ(東京)で、兵庫県内の営業職らを対象に研修を実施。神戸市内で婦人科クリニックを開く松本由紀子医師(46)が講演した。オンラインを含む受講者約200人の大半は男性だ。
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女性の働きやすい環境づくりを進めるため、生理をコントロールするピルの服薬支援制度を導入する企業が増えている。処方に必要な婦人科への受診費用や薬代を企業が負担。生理前の不快な症状や生理痛などのつらさを緩和し、仕事の能率を上げるのがねらいだ。同時に、男性社員にも女性のからだについて理解を促す取り組みも広まっている。