1. 2020/08/22(土) 12:45:17
「子育てもしたことない若い人からは買いたくない」子ども服店の店長が直面、“接客の在り方”とは? | ORICON NEWS
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キッズのアパレル会社の店舗で店長として働いた過去がある、クリエイターのぼのこさん(@bono_gura(外部サイト))。接客を行う中で出会ったお客様とのやりとりや、同僚・部下とのエピソードを漫画にしてInstagramに投稿している。先日注目を集めたのは、ある若い販売員がお客様に「子育てもしたことない若い人からは買いたくない」と言われてしまった…というエピソード。もちろん、経験の面で足りない部分はスタッフへの教育を徹底しているし、お客様を第一に考える姿勢は前提にあるものの、果たして人格までを否定をしてよいものなのか。この漫画には、「店員さんもいろいろあるんだね」「私も仕事だから仕方ないが当た
――お客様からの一言で人格を否定されてしまうレベルで傷ついたとき、どう対応するのがよいと思いましたか?
【ぼのこ】もしあのとき、私が雇われ店長ではなく、自身で経営をしている店の店長だったら、お客様にはっきりと「それはよくない」と伝えていたかもしれません。しかし、私の言動ひとつひとつの責任は私1人だけにあるのではなく、雇い主であるブランド、そしてテナント契約をしている百貨店さんにも繋がってくることでもありました。なので、あの日あの場で私が取るべき対応は、“お客様に反論をすること”ではなく、出来る限りその場はスムーズにことを終わらせ、バックヤードで部下をケアすることだと判断したのです。
――部下の販売員さんに対しては、どのようなケアをされたのですか?
【ぼのこ】売り場でたくさん我慢をさせてしまった分、バックヤードでは思う存分、彼女が気持ちを発散できるように寄り添い、共感を続けました。そして私からは、「色んな考え方のお客様がいるけれど、無理にそれに合わせようとする必要はないんだよ」ということ、「“自分らしさ”を大切に、足りない部分はチーム内でフォローしていこうね」ということを改めて彼女に伝えました。
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