1. 2020/07/28(火) 22:55:30
「ダイエット成否の鍵は意志ではありません。自分を取り巻く環境を少しずつ変えていくことが大切です」
もう一つ、重要な鍵がある。「時間選好率」という概念だ。行動経済学の考え方で、肥満者には忍耐強さがなく、将来健康になるという「未来の利益」よりも、いま食べたいという「目先の利益」を優先する傾向にあるという。
「人が太るかやせるかは無数の選択の結果によるもの。駅で階段とエスカレーターのどちらを使うか、昼に何を食べるかなど、その瞬間、『はっ』と気づけるかどうかにかかっています」
より気づきを得やすくするために、ダイエット管理アプリや活動量計、体組成計などを駆使して客観的に数値化。自分が試したことが数字に表れているかを常にチェックすることが助けになる。
「一つのやり方が合わなくても失敗ではなく、方法はいくらでもある。一つでもハマれるものが見つけられたらこっちのものですから」
出典:dot.asahi.com
出典:cdn.images-dot.com
+756
-6
ダイエットの“原理原則”はシンプルなもので、「消費エネルギー>摂取エネルギー」だ。食事を減らして運動量を増やせば、太っている人は体重が減る。なのに、実践できないのはなぜなのだろうか。