1. 2020/07/19(日) 15:47:16
ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)の研究チームは、すでに意識が失われているホスピスの入院患者に対して、5音だけで構成された曲を流し、その脳の活動を計測するという実験を行った。
音が聞こえることと、それを理解していることとはまた別の話だ。意識不明の人の耳に言葉が届いていたとしても、その意味までが理解されているとは限らない。しかし実験では、意識のない患者5名中2名でP3b反応が検出されている。これは彼らがその音の意味を理解していた可能性を示す初期段階の証拠であるそうだ。
はっきりと断定できるものではない。<略>今のところ言えるのは、人が意識を失っても、その人へ向けられた最後の言葉は脳のどこかに届いているかもしれないということだ。
(↑一部抜粋)
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今際の際にある大切な人への最後の言葉は届いているのかもしれない。新しい研究によれば、臨終の時を迎え、体から反応が失われた人であっても、元々聴覚がある人の場合、聴覚だけは最後まで残っているのだそうだ。