1. 2020/04/06(月) 22:54:13
寝かしつけの習慣は、国や地域によって異なるものです。欧米では生まれて数日したら、親子は別の部屋で夜間を過ごします。子どもがひとりで眠ることを学習するために合理的な方法とされているのでしょう。消去法というのは、こうした「寝なければ、親がずっとそばにいてくれる」という誤ったご褒美を取り除き、子どもが自分で自分を落ち着かせ、眠るスキルを育てる方法です。
具体的には、親が子どもを決まった時間に布団に寝かせたら、朝まであまり手を出さないようにする、ただそれだけです。必要な授乳はしますが、夜泣きをしたからといってすぐに授乳や抱っこ、眠るまであやすということは、なるべくしないようにします。赤ちゃんがふにゃふにゃ言っていると、つい抱っこしてあげたくなりますが、そのせいでかえって眠れなくなってしまうことがあるので、あえて手を出さないのですね。
だ、そうですが…その線引きが中々難しいんですよねー!
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赤ちゃんの夜泣きを減らす方法はないのか。小児科専門医の森戸やすみ氏は「最近、『消去法』という寝かしつけの手順に注目が集まっている。これなら子どもは一人で寝られ、親は休む時間を増やすことができる」という――。