1. 2019/12/22(日) 13:11:45
「欧米では子供が幼いころから親が添い寝しませんし、入浴も一人でします。個人を能力や個性で区別するのが当たり前と見なされ、能力の乏しい人は切り捨てられ、小学生から留年が当たり前です。日本よりも親子間の心理的距離があり、躾けも厳しいから、ほめることが重要なのです。一方、日本は切り捨てない社会が前提で、学校でも会社でも落ちこぼれを出さないことが重視されます。親子の心理的距離がはるかに近いので、わざわざほめ言葉を言う必要はありません。口では厳しいことを言うことで、子供につい甘くなる心を中和してきたのです」
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厚労省は12月3日、体罰の指針案を発表した。挙げられる体罰には「友達を殴ってケガをさせたので同じように殴った」「他人のものを盗んだのでお尻を叩いた」といった例が並ぶ。背景にあるのは、相次ぐ虐待死を受けて来年実施される改正児童虐待防止法だ。また指針では、指示するのではなく問いかけること、ほめることが推奨されてもいるが、こうしたお上の介入に識者からは疑問の声が投げかけられている。