1. 2019/10/19(土) 23:14:52
一人が何らかの要因で過呼吸状態に陥ると、その苦しんでいる姿を見た周囲の人たちも強い不安を覚え、呼吸が浅くなって過呼吸に至るのだ。“過呼吸が集団に連鎖する”という現象は、子どもや若者に多い。その理由を大谷医師は「心がピュアだから」と説明する。
「年齢を重ねて色々な経験を積むにしたがって“驚く”とか“共感する”という能力が低下していくと、連鎖もしなくなっていくようです」
以前は紙袋で口と鼻を覆い、吐いた二酸化炭素をまた吸い込むことで低下した二酸化炭素量を高める「ペーパーバッグ法」が行われていたが、現在は推奨されていない。
「苦しくなったらまず息を吐くことから始めます。先に吸おうとすると苦しくなるので、最初は吐くことから始めます。そのあとで2秒かけて鼻から息を吸い、6秒かけて口から吐く。また鼻から2秒かけて吸い込んだら、今度は8秒かけてゆっくり吐く。この時、口の先をすぼめて、呼気が一気に出て行かないようにして、少しずつ吐くのがコツです。人間の体は息を吐く時間が長くなると副交感神経が優位になり、リラックスしていくようにできています。 鼻から2秒吸って、口をすぼめて8秒吐く、を繰り返すことで、過呼吸は自然に治まっていきます」
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今回は、過呼吸状態に陥った時に思い出してほしい対処法を、呼吸器内科医に取材した。