1. 2019/06/28(金) 20:02:03
秋田県藤里町の戸別調査によると、対象年齢(18~55才)に占めるひきこもり比率は「8.74%」という非常に高い結果が出ている。それに対し、「都市部」の東京都町田市が実施した調査では「5.5%」。調査方法も異なり単純比較はできないが、秋田県藤里町では「10人に1人」がひきこもりになるのに対し、東京都町田市でひきこもりになるのは「20人に1人」の割合なのだ。池上さんが話す。
「地方のコミュニティーが濃いところほど、周囲の目を避けようとしてひきこもりにつながりやすい。一方、都市部は少し離れると近所に誰が住んでいるかわからない匿名性があり、地方に比べて、人の目は相対的に少ない。また、都会のマンションよりも、地方の大きな戸建ての家の方がさまざまな事情を隠しやすいという側面もあります」
+338
-3
ひきこもりは都会より山間部のほうが多い?(イメージ) 昨今、中高年のひきこもり問題がクローズアップされている。「ひきこもり」と聞くと、都心の戸建ての一室や、マンション、アパートでひっそりと暮らすイメージがある。都会では地域のつながりが希薄だったり、...