1. 2019/06/13(木) 13:57:21
男性は、2011年に同社に入社してから、スポーツプロモーションや人材開発といった業務を担当してきた。
2015年2月に長男が生まれたため、2015年2月中旬から3月末までの1か月半と2015年5月中旬から翌2016年6月中旬までの約1年間、育児休暇を取得した。
ところが、休暇明けに復職したところ、子会社への出向を命じられ、倉庫での勤務に回されたという。仕事の内容は、重たい製品が入った段ボールを運んだり、製品にシールを貼ったりするというものだった。男性がそれまでしてきた仕事とは、全く異なる業務だ。
しかも倉庫で働くのは契約社員やアルバイトばかり。男性は「左遷された」と感じたという。
+32
-186
カネカで育児休業を取得した元社員の男性が、復帰直後に引っ越しを伴う転勤を強いられて退職した。インターネット上では、育休を取得したことへの見せしめだとして批判の声が上がり、波紋を呼んでいる。育休を取得した男性が不当な扱いを受ける「パタニティー・ハラスメント(パタハラ)」が起きているのは、カネカに限ったことではない。スポーツ用品大手のアシックスに勤める男性(30代後半)は、育休復帰後に不当な配置転換にあい、業務も与えられない状態が続いているという。