1. 2014/10/03(金) 12:32:51
ホワイト企業の代表格としてよく挙げられるのは、名証2部に上場している電気設備資材メーカー、未来工業(岐阜県安八郡輪之内町、山田雅裕社長)である。厚生労働省から「日本一休みが多い会社」として表彰されている会社だ。
社員の自主性に任せたほうがうまくいくと考え、休日を増やしながら生産性を向上させる仕組みをつくるなど、その経営手法は型破りなことで知られた。1日7時間15分労働。残業禁止で仕事の自宅への持ち帰りもダメ。営業のノルマはない。上司に対するホウレンソウ(報告・連絡・相談)もやらない。上司が部下に、自分のやり方を押し付けることも禁止だ。いちいち上司にお伺いを立てていると自由な発想も自主性もなくなるからだという。社員がヤル気を出して働けるように休日は年間140日(有給休暇は除く)、年末年始は20連休。お客に怒られても休みを取るというのが未来工業の流儀である。70歳定年で従業員805人は全員が正社員。平均年齢44・2歳、平均勤続19年7カ月、平均年間給与624万円である。
これまでは「風変わりな会社」ぐらいにしか思われていなかったが、人手不足に悩まされずに好業績を上げていることから投資家の評価が高まった。
出典:livedoor.blogimg.jp
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人手不足が深刻化する中、「従業員に優しい企業」に関心が集まる。こうした企業はブラック企業の対極にあるとして、ホワイト企業と名付けられている。 人手不足が最も深刻なのが外食産業だ。学生アルバイトの確保がままならず相次いで店舗閉鎖に追い込まれ、牛丼「すき家」のゼンショーホールディングスや居酒屋「和民」のワタミはブラック企業の典型としてインターネット上やメディアでやり玉に挙がっている。