1. 2017/03/20(月) 13:30:37
牧野さんは10万人以上の名付け相談を受け、100万を超える名前の候補にコメントしてきた、“命名の第一人者”です。牧野さんによれば、最近は「しわしわネーム」が増えているそう。これは歴史を感じさせる古い漢字を使った名前のことで、キラキラネームのブームが頭打ちになり、その反動となって登場したそう。また、日本という国に誇りを持つようになり、歴史や伝統に魅力を感じる人が増えてきているという背景もあるのだとか。ちなみに、名前は“その時代に足りなかったもの”が流行として字に表れることが多いとか。例えば戦前の貧しかった時代は「金」「冨」という字がよく使われ、子どもの死亡率が高かった時代は、「千代」「寿」という字が流行ったそう。昭和初期から昭和30年頃までは食糧難だったため、「実」「茂」「豊」など、収穫を表す字が使われ、平成に入ると、自然と接することが少なくなったことや環境破壊への心配から「海」「空」「星」「太陽」のように、自然界に関する字が使われるようになったといいます。
出典:www.amoma.jp
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J-WAVEで放送中の番組「GOLD RUSH」(ナビゲーター:渡部建)のワンコーナー「CURIOUSCOPE」。3月17日(金)のオンエアでは、命名研究家の牧野恭仁雄さんをお迎えし、子どもの名前の流行について伺いました。