1. 2017/02/02(木) 00:51:39
■「自分が悪い」と思う母親も
また、だっこひもの使用中に危険な体験をした時、どんな対応をするか聞いたところ、生後8か月の男の子の母親は「製品自体の不良についてはメーカーに問い合わせますが、使用中に子どもが危ない目にあったとしても、『自分が悪いんだ』と思って伝えたことはありません」と話していました。
出典:www3.nhk.or.jp
「今回の調査で、月齢ごとにどんなリスクが潜んでいるか具体的に把握できたため、メーカーで情報を共有し今後の製品開発や改良に役立てていきたい。赤ちゃんの安全に関わることなので、利用者には使う前に説明書をしっかり読んでもらい、万が一、危険を感じたことがあれば、ささいなことでもメーカーや販売店に伝えてほしい」と話していました。
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生後7か月未満の乳児では、だっこひもに乗せたり降ろしたりする際や前かがみになった際に、赤ちゃんが突然のけぞって滑り落ちそうになるケースが多く、生後7か月から2歳未満になると、歩行中に自分から抜け出そうとするケースが多かったということで、子どもの月齢によって転落につながる危険の状況が異なりました。 今回寄せられた事例の多くは、利用者側がみずからの責任だと感じメーカーなどに報告していないということで、協議会では引き続きヒヤリ・ハットの情報提供を呼びかけるとともに、今回のケースを詳しく分析し年齢に合わせた安全な使い方の啓発や、製品の改良に生かしていくとしています。