-
1. 匿名 2020/10/11(日) 08:57:26
あの青い空の波の音が聞こえるあたりに
何かとんでもないおとし物を
僕はしてしまったらしい
谷川俊太郎+31
-5
-
2. 匿名 2020/10/11(日) 08:58:08
森鴎外+3
-6
-
3. 匿名 2020/10/11(日) 08:58:44
+37
-9
-
4. 匿名 2020/10/11(日) 08:58:55
+47
-8
-
5. 匿名 2020/10/11(日) 08:58:56
おう夏だぜ
俺は元気だぜ+22
-0
-
6. 匿名 2020/10/11(日) 08:59:02
ゆやーんゆよーんゆやゆよーん+14
-1
-
7. 匿名 2020/10/11(日) 08:59:11
+2
-4
-
9. 匿名 2020/10/11(日) 08:59:38
>>1
何だと思う?+6
-0
-
10. 匿名 2020/10/11(日) 09:00:13
>>5
なつかしいw
カマキリのやつ
私はワシの心臓はたくさんの小鳥たちのやつが好き+19
-0
-
11. 匿名 2020/10/11(日) 09:00:49
杜甫
国破れて山河有り、城しろ春にして草木深し…
とにかく漢詩が好き+24
-0
-
12. 匿名 2020/10/11(日) 09:01:01
自分の感受性くらい自分で守れバカものよ+43
-0
-
13. 匿名 2020/10/11(日) 09:01:09
詩とは違うかもしれないけど、これが好き。
その通りだなと。+47
-2
-
14. 匿名 2020/10/11(日) 09:01:47
雨にも負けず
風にも負けず+11
-0
-
15. 匿名 2020/10/11(日) 09:01:48
谷川俊太郎の「生きる」+16
-0
-
16. 匿名 2020/10/11(日) 09:02:37
高村光太郎 レモン哀歌
そんなにもあなたはレモンを待っていた
かなしく白くあかるい死の床で
わたしの手からとった一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパーズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱっとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑う
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉(のど)に嵐はあるが
こういう命の瀬戸ぎわに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓(さんてん)でしたような深呼吸を一つして
あなたの機関はそれなり止まった
写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光るレモンを今日も置こう+27
-1
-
17. 匿名 2020/10/11(日) 09:02:55
+23
-2
-
18. 匿名 2020/10/11(日) 09:03:30
+18
-2
-
19. 匿名 2020/10/11(日) 09:04:45
>>13
タイタニックみたいだね+1
-1
-
20. 匿名 2020/10/11(日) 09:05:09
+58
-5
-
21. 匿名 2020/10/11(日) 09:05:23
三好達治が好き
中学生の頃の教科書にも載っていた
あはれ花びらながれ
をみなごに花びらながれ
で始まる
「甃のうえ」が特に好き。+7
-1
-
22. 匿名 2020/10/11(日) 09:05:42
詩じゃないけどこれ結構つきささる。+28
-3
-
23. 匿名 2020/10/11(日) 09:06:21
>>16
がりりと噛んだは印象に残る+11
-0
-
24. 匿名 2020/10/11(日) 09:07:00
中学の時に教科書でしった石川啄木の「故郷の訛り懐かしい停車場の、人混みの中そを聞きに行く」ってやつ。岩手に縁もゆかりもないけど情景が浮かんできていいなと思った。+23
-0
-
25. 匿名 2020/10/11(日) 09:07:08
鈴と小鳥と私とかいうやつくらいしか知らん+4
-1
-
26. 匿名 2020/10/11(日) 09:07:18
吉野弘
奈々子へ+8
-0
-
27. 匿名 2020/10/11(日) 09:07:29
>>13
私はスヌーピーで人生一周してる気がする
10代でなんとなく「深いよね~」って言ってて
20代で「ハイハイ、スヌーピーの名言ね」って感じで
30代でまた心に沁みてる
これから40代、50代と同じ事を繰り返し思って生きていきそう+21
-1
-
28. 匿名 2020/10/11(日) 09:08:11
宮沢賢治の 馬
いちにちいっぱいよもぎのなかにはたらいて
馬鈴薯のやうにくさりかけた馬は
あかるくそそぐ夕陽の汁を
食塩の結晶したばさばさの頭に感じながら
はたけのへりの熊笹を
ぼりぼりぼりぼり食ってゐた
それから青い晩が来て
やうやく厩に帰った馬は
高圧線にかかったやうに
にはかにばたばた云ひだした
馬は次の日冷たくなった
みんなは松の林の裏へ
巨きな穴をこしらへて
馬の四つの脚をまげ
そこへそろそろおろしてやった
がっくり垂れた頭の上へ
ぼろぼろ土を落としてやって
みんなもぼろぼろ泣いてゐた+8
-0
-
29. 匿名 2020/10/11(日) 09:08:20
立身出世という言葉を知っていますか
って感じではじまる小学校の時の国語だか道徳の教科書に載ってた詩。
うろ覚えだからちゃんと全部読んでみたいけどネットで調べても出てこないんだよね。+2
-0
-
30. 匿名 2020/10/11(日) 09:09:20
つまんない
数かぞえてもつまんない
数には終わりがないんだもん
つまんない
ごはん食べてもつまんない
すぐに💩になるんだもん
もっと長いけど、ここしか覚えてない。
コロナのせいでどこにも行けないしつまんないし、この詩をいつも思い浮かべる。
作者はたぶん、谷川俊太郎あたりだった気がする。+8
-0
-
31. 匿名 2020/10/11(日) 09:10:20
あなたに恋をあげましょう
幾千年の時を経て永遠の夢となるように
あなたにキスをあげましょう
今さえも嘘と楽しんで囁く人となるように+1
-2
-
32. 匿名 2020/10/11(日) 09:10:40
相田みつをさんの ただいるだけでが好きです。
ただいるだけで
あなたがそこにただいるだけで
その場の空気が明るくなる
あなたがそこにただいるだけで
皆の心がやすらぐ
そういうあなたにわたしもなりたい
とてもとても優しい詩で落ち込んだときとか自分を見直したい時にぼーっと眺めるのが好きです。
あとはまどみちおさんの鼻くそぼうやが小学生の頃からくっそ好きです。+19
-2
-
33. 匿名 2020/10/11(日) 09:10:49
魂よ、
お前は扇なのだから、
そして夏はもう過ぎたのだから、
片隅のお前の席へ戻つておいで、
邪魔になってはいけないのだから。
堀口大學+4
-1
-
34. 匿名 2020/10/11(日) 09:10:58
朝焼け小焼けだ大漁だ
オオバいわしの大漁だ
浜は祭りのようだけど
海の中では何万の
いわしの弔いするだろう
金子みすゞ+24
-0
-
35. 匿名 2020/10/11(日) 09:11:27
あらゆるものに縛られた
哀れ空しい青春よ、
気むずかしさが原因で
僕は一生をふいにした。
+9
-0
-
36. 匿名 2020/10/11(日) 09:11:50
+13
-0
-
37. 匿名 2020/10/11(日) 09:12:37
>>1
同じ谷川俊太郎で私は朝のリレー。
カムチャッカの若者が、キリンの夢を見ている時
メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている
子供の時から海外に興味があったので、世界旅行をしている気分になるこの詩が好き。+57
-0
-
38. 匿名 2020/10/11(日) 09:12:40
生きているものすべてが、わたしと調和している
すべての声が、わたしと歌をうたっている
すべての美が、わたしの目の中で休もうとして来る
すべての悪い考えは、立ち去っていった
今日は死ぬのにとてもいい日だ
わたしの大地は、わたしを穏やかに取り囲んでいる
畑には、最後の鍬を入れてしまった
わたしの家は、笑い声に満ちている
家に子供たちが帰ってきた
今日は死ぬのにとてもいい日だ
ネイティブアメリカンの詩+9
-0
-
39. 匿名 2020/10/11(日) 09:13:12
>>15
生きてるということ
いま生きてるということ+13
-0
-
40. 匿名 2020/10/11(日) 09:13:16
吉野弘の「生命は」ってやつ+1
-0
-
41. 匿名 2020/10/11(日) 09:13:22
>>17
コメンテーターに見せてやれ+6
-0
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42. 匿名 2020/10/11(日) 09:13:30
井上ひさし+1
-0
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43. 匿名 2020/10/11(日) 09:13:51
海のウニ
ウニ!!
ってやつ。誰だったかは忘れた。+1
-0
-
44. 匿名 2020/10/11(日) 09:13:59
>>11
これさ、しろはるにしてって教わったけどじょうしゅんにしてって読む先生もいたんだよね
結局どっちなんだろう+2
-0
-
45. 匿名 2020/10/11(日) 09:15:22
谷川俊太郎の『生きる』+4
-0
-
46. 匿名 2020/10/11(日) 09:15:31
幾たびか辛酸を経て志始めて堅し
丈夫は玉砕するも甎全を恥ず
我が家の遺法人知るや否や
児孫の為に美田を買わず
ほんとは金を残してやれない+3
-0
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47. 匿名 2020/10/11(日) 09:15:42
>>42
握手+1
-0
-
48. 匿名 2020/10/11(日) 09:17:15
伊達政宗が好きだから…
何かカッコいい!+4
-0
-
49. 匿名 2020/10/11(日) 09:18:25
>>36
泣きそうなんだけど…
疲れてるのかなぁ+11
-0
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50. 匿名 2020/10/11(日) 09:18:44
金子みすゞさん
わたしは不思議でたまらない
から始まる詩
人がいがみ合う不思議
お空のお星が光る不思議
太陽がのぼる不思議
金子みすゞさん、今は有名だけれど、ご存命中はご苦労多かったそうで、より心に染みます+16
-0
-
51. 匿名 2020/10/11(日) 09:19:04
>>1+21
-3
-
52. 匿名 2020/10/11(日) 09:20:51
>>8
マイナスついてるなぁと思ったけど見やすくなった!+1
-0
-
53. 匿名 2020/10/11(日) 09:21:12
>>1+9
-5
-
54. 匿名 2020/10/11(日) 09:22:26
やがて僕たちは冷たい暗闇の中に沈むだろう
さようなら、短すぎた夏の激しい光よ!
まさに中2の頃+7
-0
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55. 匿名 2020/10/11(日) 09:23:13
三好達治の草の上にて+1
-0
-
56. 匿名 2020/10/11(日) 09:23:40
愛されずして
沖遠く泳ぐなり
俳人藤田湘子さんの作
そのまま遠く海の果てまで行ってしまいそうな孤独感+1
-0
-
57. 匿名 2020/10/11(日) 09:24:46
+10
-4
-
58. 匿名 2020/10/11(日) 09:25:52
中原中也は今読んでも古臭さが無い(ゐるとかの仮名遣いは別として)+6
-0
-
59. 匿名 2020/10/11(日) 09:31:42
>>13
実家寄生のハゲデブにこのセリフ
どや顔で言われた
勝負すらしたくない+4
-0
-
60. 匿名 2020/10/11(日) 09:31:48
>>37
わたしも朝のリレーが1番好き+9
-0
-
61. 匿名 2020/10/11(日) 09:32:47
お亮の好きな歌詞載せます
Welcome!今日は誰もいないさ
恥ずかしがることはないよ
そのままカオスへとフォーリングだ
Ah-Ah
大音量で1人きりで
部屋でエアギターもいいさ
そこでは君はそう、スーパースター!
Ah-Ah
暴れ出す 暴れ出す 暴れ出す 本能が
あれしたい これしたい とまんない 叫んじゃいな!
正常に僕は狂ってる
修正液のインクが飛んで
君のスカートにかかった
なんだか贅沢なフィーリングさ
Ah-Ah
ボーダーはどこ?地平線か
どこからセーフ?どこからがアウト?
何でもあって何にもないのさ
Ah-Ah
くだらない くだらない くだらない 妄想が
僕以外嘘みたい 照れくさい? さらしちゃいな!
騎乗に振る舞って隠した
いらないから きみも
暴れ出す 暴れ出す 暴れ出す 本能が
あれしたい これしたい とまんない 叫んじゃいな!
正常に僕は狂ってる
正常にみんな狂ってる+1
-9
-
62. 匿名 2020/10/11(日) 09:35:23
>>18
絵も素敵ですね
どなたの作品ですか?+2
-0
-
63. 匿名 2020/10/11(日) 09:38:14
>>51
疲れてるのかな…
「肥料」が「眼科」に見えてしまった。+18
-1
-
64. 匿名 2020/10/11(日) 09:38:14
>>22
本当に生きていたんだよね
生きながら悟りを開いた天使だと思う+0
-6
-
65. 匿名 2020/10/11(日) 09:39:05
+5
-11
-
66. 匿名 2020/10/11(日) 09:42:10
>>16
この詩、瑞々しい感じがして大好き+10
-0
-
67. 匿名 2020/10/11(日) 09:46:10
星めぐりの歌
宮澤賢治
あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ
ひかりのへびの とぐろ
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて
+11
-0
-
68. 匿名 2020/10/11(日) 09:46:28
>>1
私の核心を慈しむような舌遣いで味わい愛でる貴方
私の恥じらいの全てを受け入れてくれる貴方だからこそ
私も貴方の渾身の波動を受け入れるの
互いに燃え上がる愛欲の炎は激しく且つ静謐で
まるで刻の観念から解き放たれたような二人の間合いに
私のなかの女は毎夜の如く蘇り続ける
嗚呼...貴方に嫁いだ感慨に身も心も今生の幸せを知る...
鎌倉在住の貴婦人:志津子でした
+1
-7
-
69. 匿名 2020/10/11(日) 09:46:35
>>54
ボードレールだっけ?文語訳の方が好き+2
-0
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70. 匿名 2020/10/11(日) 09:49:21
>>21
太郎を眠らせ太郎の屋根に雪降り積む
次郎を眠らせ次郎の屋根に雪降り積む
「雪」好きですね。
教科書に載ってました。+16
-0
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71. 匿名 2020/10/11(日) 09:51:07
ジャン・コクトーの「耳」
私の耳は貝の殻
海の響きを懐かしむ
+13
-0
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72. 匿名 2020/10/11(日) 09:52:03
宇多田ヒカルはこれに影響受けて歌詞書いたんだろつな。
変えられないものを受け入れる力
そして受け入れられないものを 変える力をちょうだいよ
「Wait & See ~リスク~」宇多田ヒカル - Wait & See ~リスク~ - YouTubeyoutu.bePlaylist Best of Utada Hikaru: https://goo.gl/aCZws4 Subscribe for more: https://goo.gl/z95irC 2000年4月19日発売 5th Single。プロデューサーはJam&Lewis。第15回日本ゴールドディスク大賞「ソング...
+12
-0
-
73. 匿名 2020/10/11(日) 09:56:00
今適当に訳したから細かいとこ違ってるかもしれないけど
この詩がすき
こんな晩年を迎えたい
アイヒェンドルフ 夕映えの中で
私たちは手に手を取って
苦難と喜びの中を歩いてきた
今二人とも歩くことに疲れ
静かな土地に憩っている
周りの谷は頭を垂れ
すでに大気は暗くなっている
二羽の雲雀は夢をまた夢見ながら
まだ香気の中を上ってゆく
こちらに来て、雲雀たちはさえずらせておきましょう
もうすぐ眠りにつくときなのだから
この孤独の中で
私たちが迷子にならないようにしましょう
おお、広大でしずかな平和よ!
これほど深く夕映えに沈んでいる
わたしたちは本当に歩くことに疲れた――
これが死というものかしら?
+5
-0
-
74. 匿名 2020/10/11(日) 09:59:48
春と言うにはさみしさの重い浜に
未来を見たいと思いながらそれは悔恨の海
おそらくは失ったものたちに
そして私のために
打ち寄せくずれる波たちの数+2
-0
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75. 匿名 2020/10/11(日) 10:06:32
朝のリレー
谷川 俊太郎
カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ+28
-0
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76. 匿名 2020/10/11(日) 10:06:46
藤村 操氏の
悠々たるかな天壌
遼々たるかな古今
五尺の小躯を以って…
って いうの。
詩じゃなくて
遺言に属するのでしょうが...+0
-0
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77. 匿名 2020/10/11(日) 10:10:01
草に すわる
八木重吉
わたしのまちがいだった
わたしの まちがいだった
こうして 草にすわれば それがわかる+6
-0
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78. 匿名 2020/10/11(日) 10:10:21
>>57
私もこの言葉メモってます!
力強さと可愛らしさとユーモアが詰まってる😊+1
-0
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79. 匿名 2020/10/11(日) 10:15:22
>>62
芸人のヤポンスキーこばやし画伯です。左の坊主頭の人です。+1
-0
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80. 匿名 2020/10/11(日) 10:26:32
>>15
一文一文、すべて素敵ですよね。+15
-0
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81. 匿名 2020/10/11(日) 10:26:44
>>35
ランボー!+3
-0
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82. 匿名 2020/10/11(日) 10:29:19
三好達治さんの『甃の上』
高校の授業で扱ったんだけど、とても印象に残ってる+3
-0
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83. 匿名 2020/10/11(日) 10:30:42
>>78
わーお仲間がいて嬉しいです😊
そしてこちらからも、力強くかきわけて探しに行きたいですよね(笑)+0
-0
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84. 匿名 2020/10/11(日) 10:31:03
>>51
この詩、つらい時に救われたわ。+4
-0
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85. 匿名 2020/10/11(日) 10:31:18
・今日
・わたしの声を聴いてください
・最後だとわかっていたなら
子育てまっただなかなので
自分を見失いそうな時はこれらの詩が力になる
あと、愛犬がいたので
・虹の橋
もです
この4詩はコピーして手帳に挟んである
+2
-0
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86. 匿名 2020/10/11(日) 10:33:10
誰だっけな?
優しくありなさい
あなたが出会う人たちはみな
困難な戦いに挑んでいるのだから+3
-0
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87. 匿名 2020/10/11(日) 10:33:30
あらしがすつかり青空にしてしまつた
一つ二つ螢見てたづぬる家
せきをしてもひとり
放哉。すごく寂しいってことと、四季の日本の美しさくらいしか自分には読み取れないけど+2
-0
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88. 匿名 2020/10/11(日) 10:35:28
高村光太郎 道程
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた廣大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の氣魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため+8
-0
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89. 匿名 2020/10/11(日) 10:51:24
あなたと言う人
私はあなたを素敵だと思っているけど
その理由をつきつめて
なぜあなたを素敵だと思うのか知りたいと思う
あなたが私をひきつける本当の理由を
そしてあなたの魅力だと思ってるものが
本物かどうかを
私の思い込みや早とちりではないか
確かめるために
もっともっとあなたを知りたい 銀色夏生+8
-1
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90. 匿名 2020/10/11(日) 10:54:19
私を捨てないでねと言いながら
僕を捨てたひと
銀色夏生+9
-1
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91. 匿名 2020/10/11(日) 10:58:37
素直になれと言うが
あの日素直になったばかりに
今は泣きたいような日々だ
無理して素直にしなければよかった
意地をはればよかった 銀色夏生+7
-1
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92. 匿名 2020/10/11(日) 10:59:18
金子みすゞならこれが一番好き
こころ
おかあさまは
おとなで大きいけれど、
おかあさまの
おこころはちいさい。
だって、おかあさまはいいました
小さいわたしでいっぱいだって。
わたしは子どもで
ちいさいけれど、
ちいさいわたしの
こころは大きい。
だって、大きいおかあさまで
まだいっぱいにならないで、
いろんなことをおもうから。+12
-0
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93. 匿名 2020/10/11(日) 11:04:23
わたしを束ねないで 新川和江
わたしを名付けないで
娘という名 妻という名
重々しい母という名でしつらえた座に
座りきりにさせないでください わたしは風
りんごの木と
泉のありかを知っている風
この詩、学校で習ったとき女の先生がすごく
「身につまされる」と話されていたのが印象的で
当時うちの母もこの詩にすごく共感していました
そのときは理解できなかったけれど
大人になって母となった今ものすんごく理解できる+20
-0
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94. 匿名 2020/10/11(日) 11:18:10
私はあなたの愛に値しないと思ふけれど
あなたの愛は一切を無視して私をつつむ+5
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95. 匿名 2020/10/11(日) 11:20:40
「耳」 ジャン・コクトー詩 堀口大學 訳
私の耳は貝のから
海の響をなつかしむ
Mon oreille est un coquillage
Qui aime le bruit de la mer
( Jean Cocteau, Cannes V )
直訳すると、私の耳は海の音が好きな貝殻である。
なつかしむ と訳したこの訳が好きです+13
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96. 匿名 2020/10/11(日) 11:26:18
>>13
このセリフ、名前忘れたけど黒髪の女の子に、あんたよく犬でいられるわねwって言われたあとの言葉なんだよ
ひでえ+5
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97. 匿名 2020/10/11(日) 11:30:50
このトピありがとう。つまらなかった国語の授業を、おばちゃんになった今受けたいです。+9
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98. 匿名 2020/10/11(日) 11:52:00
>>96
スヌーピー鉄メンタルw+8
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99. 匿名 2020/10/11(日) 12:26:24
長いので一部だけ
「真っ白でいるよりも」谷川俊太郎
2
愛ってのはころがってるのね
キッチンなんかにね
玉ねぎ刻んでて涙が出ると
思い出すわ
悲しみの理由は
いつもいつも愛だったって
3
生まれ変わったら鯨になりたい
海の中で歌って暮らすの
言葉は知らないの
でも歌はあるの
鯨の心は人間よりずっと大きいから
歌もいつまでも続くの
7
花が咲いてるでしょ
海鳴りが聞こえるでしょ
そよ風も吹いているでしょ
それだけで幸せって思ってしまうでしょ
だから私うしろめたいの
ひとりぼっちが
8
私は空から見られているのだわ
カラスにトンボに天使に
空から見ると
意地悪も嫉妬も見えなくなって
私は私じゃなくなって
きっと地面に溶けている
12
知ってた?
気持ちにはいろんな色がある
私あなたの色とまざってもいい
真っ白でいるよりも
きらいな花の色になるほうがまし
でしょ?+7
-0
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100. 匿名 2020/10/11(日) 12:26:31
>>96
ルーシーかな?
言いそう笑+3
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101. 匿名 2020/10/11(日) 12:27:17
>>16
狂った妻を柱に括りつけて出掛けたんだよね
啄木も凄いけど光太郎も酷い+5
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102. 匿名 2020/10/11(日) 12:29:06
あなたが私にとって大切であることが
あなたにはわからないかもしれないけど
私にはわかる 銀色夏生
+3
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103. 匿名 2020/10/11(日) 12:44:27
>>95
なんか良いね。コクトーの詩集、読んでみたくなった!
間違ってたら笑われちゃいそうだけど、耳の形を貝殻に見立ててるっぽくて素敵。巻貝だと海の音が残りそうだから、夏バカンス期間が終わっても、どこでも夏の余韻を楽しめるって感じなのかな?
+3
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104. 匿名 2020/10/11(日) 12:59:23
高いビルの上からは街じゅうが
みんなみんなみんな馬鹿らしかったの
あゝ束の間彼女はつばめになった+1
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105. 匿名 2020/10/11(日) 13:11:36
にじ
にじ
にじ
ママ、あのちょうどましたにすわって
あかちゃんにおっぱいあげて
+3
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106. 匿名 2020/10/11(日) 13:16:00
今、出先で詳しく書けないけど
「祝婚歌」がすごく好き
特に、
正しいことを言うときには
相手を傷付けやすいということを
わかっていたほうがいい
…
健康で風に吹かれながら
という部分が特に好き
+7
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107. 匿名 2020/10/11(日) 13:21:34
>>1
谷川俊太郎興味ある。
闇は光の母って詩も好きです。+3
-0
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108. 匿名 2020/10/11(日) 13:45:42
>>81
そうです! 堀口大学の訳です+2
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109. 匿名 2020/10/11(日) 14:01:00
>>108
ディカプリオの映画見た後、ランボーにハマって、堀口大学の訳詩集を買いました。今でも時々読んでます。+3
-1
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110. 匿名 2020/10/11(日) 14:53:49
みなとみらい駅の長いエスカレーターに乗ってる時に見える詩が好き。
樹木は育成することのない
無数の芽を生み、
根をはり、枝や葉を拡げて
個体と種の保存にはあまりあるほどの
養分を吸収する。
樹木は、この溢れんばかりの過剰を
使うことも、享受することもなく自然に還すが
動物はこの溢れる養分を、自由で
嬉々としたみずからの運動に使用する。
このように自然は、その初源からの生命の
無限の展開にむけての秩序を奏でている。
物質としての束縛を少しずつ断ちきり、
やがて自らの姿を自由に変えていくのである。+3
-0
-
111. 匿名 2020/10/11(日) 15:35:53
彼らが最初、共産主義者を攻撃したとき、私は何も言わなかった、だって、私は共産主義者じゃなかったから…………
次は社会主義者、次は障碍者やユダヤ人
彼らが私(教会関係者)を攻撃したとき、だれも私の為に声を上げてくれる人は誰一人も残って居なかった。
ニーメラ牧師
ナチスの脅威の事の詩だけど、私はいじめを思い出してしまう。
+4
-1
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112. 匿名 2020/10/11(日) 16:47:16
>>70
ああ 懐かしい
もしかして私と同年代?
萩原朔太郎の「いちめんなのはな」から始まり、中原中也の詩(この詩はうろ覚えで『食わねば生きていけぬ」という出だしだったかと)
三好達治の「雪」「甃のうえ」だったかな。
雪なんて形容詞も装飾も一切ないのよね。
ただありのまま書いてるだけ。
なのに安らかに寝顔の仲の良い兄弟の情景がワッと浮かんできて、自分も幸せな気持ちになる。
本当に詩って素晴らしい。+3
-0
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113. 匿名 2020/10/11(日) 17:12:20
>>106
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
吉野弘いいですね+7
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114. 匿名 2020/10/11(日) 17:18:05
>>26
お前にあげたいものは
健康と自分を愛する心だ
繰り返し読んでも胸にせまる+6
-1
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115. 匿名 2020/10/11(日) 17:21:35
>>97
主です
知らなかった詩を教えて頂いたり
好きな詩を共有できたりして嬉しいです
ありがとうございます+6
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116. 匿名 2020/10/11(日) 18:15:05
わたしのまちがいだった
わたしの まちがいだった
こうして 草にすわれば それがわかる+2
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117. 匿名 2020/10/11(日) 19:37:38
迷わないことが強さじゃなくて
怖がらないことが強さじゃなくて
泣かないことが強さじゃなくて
本当の強さって
どんなことがあっても
前をむけることでしょ。前をね。+7
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118. 匿名 2020/10/11(日) 19:39:57
詩よりもなお
詩を愛する人が好きだ+2
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119. 匿名 2020/10/11(日) 21:01:29
>>12
茨木のり子さんわたしも大好きです。+5
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120. 匿名 2020/10/11(日) 21:07:13
ものを失う術を習得するのは、難しくない。
大体の物は所詮失くされようという意図でいっぱいで、
失くしたところで大惨事には至らない。
毎日何かを失くすこと。
ドアの鍵を失くした動揺や、
やり過ごした時間を、受け入れること。
ものを失う術を習得するのは、難しくない。
次はもっと大掛かりに、もっと速く、失くす練習をしよう。
場所や名前や、旅に出るつもりだった行き先など。
どれも大惨事に至ることはない。
母の時計を失くした。そして、ほら!
好きだった三軒の家の最後の一つ、
それとも最後から二つ目だったかが、消えてしまった。
ものを失う術を習得するのは、難しくない。
二つの素晴らしい街を失くした。そして更に広大な
いくつかの領土、二つの河、大陸も一つ。
どれも懐かしいけれど、大惨事に至りはしなかった。
あなたを失うことでさえも(冗談を言う声、大好きなあのしぐさ) 嘘は言わない。確かに
ものを失う術を習得するのは、難しくない。
でもまるで…(書いてしまえ!)まるで大惨事に見えるけれど。
ONE ART
エリザベス ビショップ+1
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121. 匿名 2020/10/11(日) 22:00:06
星には夜がありそして朝が訪れた
なんにもない大地にただ風が吹いてた+2
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122. 匿名 2020/10/11(日) 22:58:55
勧酒を井伏鱒二が訳したやつ
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ+2
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123. 匿名 2020/10/11(日) 23:21:57
人間はなんのために生きるのだ+1
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124. 匿名 2020/10/11(日) 23:25:03
ガルちゃんで叩かれ泣いた日もあった
忘れぬ辛さに泣いた夜 笑ってくれたの
カエルちゃん いつか私にくれるさ
優しいコメント待ってて早や 二年間
+2
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125. 匿名 2020/10/11(日) 23:34:50
骨のうたう
竹内浩三
戦死やあわれ
兵隊の死ぬるやあわれ
とおい他国で ひょんと死ぬるや
だまって だれもいないところで
ひょんと死ぬるや
ふるさとの風や
こいびとの眼や
ひょんと消ゆるや
国のため
大君のため
死んでしまうや
その心や+3
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126. 匿名 2020/10/12(月) 00:46:53
私と小鳥と鈴と+1
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127. 匿名 2020/10/12(月) 03:34:59
>>40
大好きです!
是枝監督の映画「空気人形」で読まれていて、映像との相乗効果でそれはそれは美しかった。+2
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128. 匿名 2020/10/12(月) 03:59:43
谷川俊太郎の道化師の朝の歌
長いので抜粋
それは在るのではないだろうか。何かなのではないだろうか。
貝、縄、眩暈などと言うのはたやすすぎるから、それは何か以外の何ものでもないほど、何かであれ。ごろんと、又はふわふわと。
(正直なところ、世界がそこで始まってくれるといい、或いはーーー、、、終わってしまってもいいと思うのである)+1
-0
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129. 匿名 2020/10/12(月) 08:24:56
>>41
いやいや。
がる民が壁に貼っとくべきだね。+2
-1
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130. 匿名 2020/10/12(月) 11:00:56
するめ/まどみちお
とうとう
やじるしに なって
きいている
うみは
あちらですかと…
+2
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131. 匿名 2020/10/12(月) 12:46:44
「谷間」 与田準一
こだまがひとりすんでいる、
それはずいぶんむかしから。
+1
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132. 匿名 2020/10/12(月) 13:01:15
まどみちおさんすごくすきです。+3
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133. 匿名 2020/10/13(火) 05:50:31
雨が好きか
私は好きだ
うたを うたおう
中学の頃に八木重吉を知った 別になんでもない詩なんだけどね、いまでも自分の中に染み込んでいる詩です+1
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134. 匿名 2020/10/13(火) 09:27:24
かいだん まど みちお
この うつくしい いすに
いつも 空気が
こしかけて います
そして たのしそうに
算数を
かんがえて います+2
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135. 匿名 2020/10/13(火) 12:45:12
夜はとどまってはくれない
夜はやっぱりすぎていく。
何万の星々で空に
釘づけしようとしても
風でしばりつけて
月の尾錠でしめようとも、
夜は通りすぎてゆく。
なげきのように、歌声のように。
――エリノア・ファージョン+2
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136. 匿名 2020/10/13(火) 21:14:00
>>106
私も大好き!こうありたいなと姿勢を正したり、読むと心が温かくなったり、とても好きです。+1
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137. 匿名 2020/10/13(火) 21:17:09
>>38 この詩自体の意味は違うんだろうけど、自ら命をたつ人が最後にこんな気持ちだったなら、と想像すると少し救われる気がする。+2
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138. 匿名 2020/10/13(火) 21:19:05
>>26 他でも出ている祝婚歌の作者だけど、本当に心が打たれる詩ですよね。
+1
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139. 匿名 2020/10/13(火) 21:28:35
>>75 全文をありがとう。なんていい詩!
+1
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140. 匿名 2020/10/15(木) 17:31:43
いくつか出ている吉野弘さんの
「I was born」
友人が「先生が泣きながら朗読してくれた」と話していて、さらに感動したのを覚えています。+1
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141. 匿名 2020/10/26(月) 12:52:57
ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し+2
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142. 匿名 2020/10/26(月) 12:53:39
やまのあなたの空遠く
さいわいすむと人のいふ+2
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143. 匿名 2020/10/26(月) 12:55:12
長崎の鐘
こよなく晴れた青空を
かなしと思う切なさよ
なぐさめ励ます長崎の
ああ長崎の鐘が鳴る+1
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