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401. 匿名 2016/09/21(水) 22:28:50
十五時より些か頭痛がするので仕事の帰りに病院へ寄つた。
其処は小児科と内科をやつている町の片隅の小さな診療所であつた。
薄暗い待合室で母親が数名、俯き加減にめいめい吾子の相手をしていた。母子はまるで二つで一つの生き物のようであつた。
自分が何が酷く不完全で欠けたものになつた気持ちで腰掛けていると陸軍に勤める夫が軍服のまま現れた。彼の格好のせいもあり、我々は二人揃つても小児科にそぐわない異分子であり、また欠けたものであり続けた。
待合室は異分子を含んで静かに沈んでいくようであつた。+30
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