ガールズちゃんねる
  • 84. 匿名 2020/08/31(月) 20:55:57 

    ある峠で首なしライダーが出る。

    ある地方の峠がある村は、街から来るいわゆる『走り屋』という人種に困っていました。
    交通量の少ない夜、峠を占拠しスリルを求めて(タイムや複数人で)競争するのです。

    騒音がひどいため、困った村人たちは警察に通報しましたが警察はその場かぎりのパトロールしかしてくれません。
    警察が帰ればライダーたちはすぐ戻ってきます。
    いたちごっこのようになり
    村人たちは眠れない日々が続きました。

    そして村人たちは密談し、一計を案じました。
    (走り屋を懲らしめるために、峠の道に針金を張ろう。事故になって怪我をしてくれれば
    二度とこの峠には来ないだろう。たとえ大怪我をしてもそれは仕方がない。)

    次の日の夜、針金は張られました。
    ライダーはどうなったでしょうか。胸より上に張られていた針金はライダーを...
    そう、首が切断されてしまったのです。
    (当時の新聞では"張られた針金によって宙吊り状態になり死亡"となっているが実際は切断)

    当然大騒ぎになりました。警察は村人に聞き込みを開始しました。
    しかし閉鎖的な村での出来事、誰一人として犯人の名前はもちろん、手がかりとなる情報を話してはくれませんでした。
    むしろ全員がかばい合い、殺人を隠蔽したのです。

    これにより針金を張った者、この行為を提案した者、そして賛成した者の存在、
    密談の事実 全てが無かったことになっています。(警察の報告書にもそう書いてある)

    走り屋のライダーは自分を殺した犯人はおろか、誰を恨んでいいのかどうして殺されたかもわからず、
    今も人気の無い深夜になると首の無い姿でその峠を走っているということです。

    +88

    -0

  • 488. 匿名 2020/09/01(火) 18:54:47 

    >>84
    首なしライダー系の怪談見ると銀狼怪奇ファイル思い出す
    あれはピアノ線だったかな

    +19

    -0