ガールズちゃんねる
  • 437. 匿名 2020/09/01(火) 15:41:09 

    >>436 続き
    A君という小学生がいました

    A君は何というか勘に優れていて、悪い予感などは殆ど当たっていたそうです。

    ある日A君は、学校帰りにこれまでに感じたことが無いくらいの悪寒に襲われました。

    周囲を見回しても危険な物や人物は見当たりません。

    恐ろしくなったA君は急いで家に帰ることにしました。

    無事家に着くと、母が既に帰ってました。

    A君の家は共働きなので、いつもは早くても母親の帰りは19時近くでした。

    不思議に思いながら居間に行き、台所にいる母親に「ただいまー」と声をかけました。

    家に着いた安心感と母親が既にいることもあり、A君は悪寒のことをすっかり忘れていました。

    母親は台所から振り返り笑顔で「おかえりー」と返してきました。

    やけに機嫌がいいみたいです。

    どうしてこんなに機嫌がいいのか不思議に思い、台所へいってみると・・・

    A君の大嫌いな”ふ”の味噌汁が!

    ◇ ◇ ◇

    この時点で私は

    「?え?え?あれ?」

    といった感じでした。

    部屋の重い空気なんぞ気にもならないほど頭に??

    Kが最後に、

    「今日ふのみそしる~~」

    と言うと、誰も点けてないのに勝手に電気がつき、風が吹いて蝋燭の火が消えました。

    しかしそれ以上は何もおきませんでした。

    それから暫くは仲間内でKのことを、”なんとなく恩人”と言うことで微妙に感謝しました。

    そしてそれ以降100物語はやっていません。

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