-
120. 匿名 2017/09/09(土) 22:15:55
小学2年のとき。
教室にある、担任が自腹で購入したキーボード(音楽用)が、ある日壊れてた。
高いところから落ちた様な形跡があり電源入らなくなってた。
「誰がこんなことしたんやー!! 出てくるまで授業せん!トイレも駄目!一歩も教室から出さへんからなーゴラァ!!」と、クラス全員脅した。
普段からキレやすい担任だったが、その日はほんと朝から夕方まで全員監禁。
給食もなかった。
14時の帰宅時間が過ぎ、いよいよ夕方。
トイレ我慢してた子が震えてた。
16時くらいか・・ 一人が手を挙げた。
クラス一可愛い◯美ちゃんだった。
「わたし・・なんです。壊しちゃってどうしようって・・。黙ってました。ゴメンなさい」
青ざめた表情で告白した。
いつもの担任なら、迷わず殴り倒す。
が、しかし、
「◯美なんか・・ホンマに◯美なんか?」
「嘘やと言うてくれやーーうわあああ 号泣」
と、まさか大泣きした。
◯美の事を好きだったらしく(贔屓してたのは皆気付いてたけど)、大失恋したかのように30過ぎのオッサンがワンワン泣いた。
皆帰宅が許され解放された。
次の日、新しいキーボードが机にあり、
「◯美、今度壊したらすぐ言うんやで、わざとじゃないん怒らへん」とニッコニコしながら◯美の頭を撫でる担任がいた。
+35
-1
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する