1. 2016/11/13(日) 10:07:29
■ガラス器に盛られたヨーグルト
「ヨーグルトをどうぞ」
10月14日午前10時半ごろ、保険外交員の女性(44)は東京都国立市西のアパート一室で城山容疑者と向かい合っていた。
気味悪くはあったが、客である城山容疑者の心証を悪くしないため、女性はヨーグルトを口に運んだ。途端、急激な眠気に襲われて意識を失った。
数時間後、気がついた女性はほうほうの体で城山容疑者宅をあとにした。乗ってきた車を運転したところ、立川市内でガードレールに衝突する物損事故を起こした。
駆けつけた警視庁立川署員に「仕事先で出されたヨーグルトを食べてから意識がない」と説明。この証言を端緒に事件が発覚した。女性は病院に運ばれたが、不幸中の幸いで命に別条はなかった。
同署が城山容疑者を調べたところ、ヨーグルトに睡眠薬が入っていたことがわかった。
出典:www.skincare-univ.com
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その家でヨーグルトを食べると意識を失う-。そんな都市伝説じみた恐怖の家が実在した。昏(こん)睡(すい)強盗未遂容疑で逮捕された東京都国立市西の職業不詳、城山一郎容疑者(51)は、自宅に呼びつけた保険外交員の女性に睡眠薬入りのヨーグルトを食べさせ、昏睡させたすきに金品を奪う手口で犯行を繰り返していた。客と保険外交員という関係上、警察に届け出なかった被害者が多いとみられ、全容解明には時間がかかりそうだ。“恐怖の家”の内部ではいったい何が行われていたのか。警視庁への取材をもとに事件を再現する。