1. 2014/01/24(金) 13:17:20
>この年末年始もそうだったが、ソーシャルメディアを使うようになったこの数年間でも何度か、赤ちゃんの泣き声だのベビーカーだのレストランだの、子育てを巡る激しい議論が巻き起こった。
>赤ちゃんを、飛行機に乗せるのはいかがなものか。周りに配慮して自分のクルマで移動すべきではないか。ベビーカーで満員電車に乗るべきではない。通勤時間に移動する時はタクシーに乗るのが正しいのでは。そんなこと言ってるから、子供が増えないのだ。
>飛行機の中で赤ちゃんが泣きやまない。じゃあみんなであやしてあげよう。子育ての先輩たちは、うちのはこうして泣きやんだことがある、と知恵を出してあげてもいい。満員電車にベビーカーを押して母親が乗ってきた。じゃあその周りの5人くらいは電車を降りて、みんなで空間を作ってあげればいい。遅刻したら堂々と「ベビーカーに譲ったので」と報告して、上司は「それはよいことをしたね」と褒めればいい。
出典:buzz.ebosi.jp
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『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン監督は2006年に『トゥモロー・ワールド』という映画を作っている。子供が産まれなくなった近未来を舞台にしたいわゆるディストピア映画だ。全編に絶望感が漂う中、(ネタバレ同然のことを書いてしまうが)最後の方で内戦で荒れ果てた市街地に赤ちゃんの泣き声が鳴り響く美しいシーンがある。響き渡る泣き声が、人びとの荒んだ心を洗い流し、憎み合っていた者たちが赦しあう。状況によっては気持ちをいらだたせる赤ちゃんの泣き声が、ここでは天使の歌声のように人びとを希望に導く。