1. 2025/07/24(木) 12:23:01
※一部抜粋データを見ていて感じるのは、そもそも「海外旅行にあまり興味がない層」そのものが増えてきているということです。そしてその理由には、大きく3つの要素があるのではないかと思います。
1つ目は、世界情勢。
特にコロナ禍の影響は大きかったと思います。数年間、物理的に海外との接点が閉ざされたことで、「海外=遠いもの・怖いもの」というイメージを持ってしまった人も少なくないのではないでしょうか。
2つ目は、経済状況。
これは前述のデータからも明らかですが、「海外旅行は高いもの」という認識が以前よりも強くなっている印象があります。円安の進行に加えて、現地の物価高(インフレ)も影響し、費用はさらにかさみます。
3つ目は、スマホテクノロジーの進化。
特にSNSの発展により、海外の情報が“行かなくても手に入る時代”になったことも影響していると思います。InstagramやYouTubeを通じて、タイの屋台も、パリのカフェも、NYの街並みも、手のひらの中で見られる。便利な反面、「行かなくても行った気になってしまう」のが今の時代です。
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「最近、若者が海外旅行に行かなくなった」 そんな声を耳にしたことはありませんか? 実際、データもその傾向を裏付けています。 2024年の日本人のパスポート保有率はわずか17.5%。これは韓国(約40%)、台湾(約60%)、アメリカ(約50%)と比較しても、際立って低い数字です。