「火をつけると刑務所に戻れるけん」下関駅に放火… 帰る場所や家族を持たない「累犯障害者」の人たち

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更新:2025/06/25(水) 07:51

1. 2025/06/23(月) 12:12:21

「火をつけると刑務所に戻れるけん」下関駅に放火… 帰る場所や家族を持たない「累犯障害者」の人たち | 弁護士JPニュース www.ben54.jp

2006年1月7日に起きた、下関駅放火事件──。 犯人はすぐに逮捕された。福田九右衛門(きゅうえもん)さん、当時74歳。警察では、犯行の理由を「刑務所に戻りたかったから」と供述していた。 福田さんには軽度の知的障害がある。それまで10回も、放火や放火未遂で捕まり、成人してからの54年間のうち約50年間は刑務所、あるいは留置場や拘置所(※)で過ごしていた。下関駅に火をつけたのは、刑務所を出て8日目。彼は、「累犯(るいはん)障害者」の典型のような人だった。


福田さんは、幼いころから父親に虐待を受けていた。ふだんはおとなしい父親だけど、お酒を飲むと人が変わる。とんでもなく乱暴になるんだ。「おまえみたいなバカは死ね」と言われながら、燃えさかる薪(たきぎ)を脇腹に押しつけられたこともある。福田さんの脇腹には、いまでも痛々しいヤケドのあとがくっきりと残っている。

近所の子どもたちからもいじめを受け、守ってほしい人には虐待され、居場所がない。そんな福田さんは、12歳のときに放火未遂を起こした。

補導されて、当時の少年教護院(現在は児童自立支援施設)に入ったときには「まるで天国のようだ」と感じたという。毎日ご飯は食べられるし、暴力をふるう人はいないからね。ようやく安心できる場所にたどり着いたんだ。

以来、いじめや虐待から逃れるためには、火をつけるふりをすればいいんだと思いこみ、放火や放火未遂をくりかえすようになった。下関駅放火事件は、その延長線上で起きた。

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2. 2025/06/23(月) 12:13:15

そういう人たちはもう普通の人たちとは別の隔離された場所で暮らした方がいいと思う

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3. 2025/06/23(月) 12:13:17

九右衛門

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4. 2025/06/23(月) 12:13:32

福田九右衛門(きゅうえもん)さん!良いお名前なのに…

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5. 2025/06/23(月) 12:13:51

刑務所に戻る事が、人生最大の望みなのか…

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