1. 2025/05/22(木) 12:41:42
女性は2024年4月から2カ月間、介護休業を取得。母の介護をするとともに、父や自分の休息と介護体制の見直しに充てたという。6月からは短時間勤務で職場に復帰し、介護や家庭生活とのバランスの取り方を模索している。「育児と違い、介護はいつまで続くかゴールが見えない。家族ごとに関わり方も違うし、ケアする側の仕事を調整できるかどうかでも状況は変わる。何が良いのか、一概に言えない難しい問題です」と語る。
仕事と両立する上ではどんなことが後押しになったのか、女性に尋ねた。職場の上司に事情を打ち明けやすく、テレワークが可能な環境だったため、離職は考えなかったという。「介護しながら仕事を続けるには、柔軟な働き方を選べることが大事」と語る。
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東北地方に住む女性の母が10カ月の入院を経て自宅に戻ったのは、2023年11月。人工呼吸器が必要な「要介護5」の状態で、入浴や食事といった日常生活に家族の手助けや外部の介護支援サービスが欠かせなくなった。日常的なケアは同居する父と弟が担い、離れて暮らす女性は週に数回、車で数十分かけて実家に通うことに。 女性は当時、夫と保育園児、小学生の子どもを育てながら、フルタイムで働いていた。