「なぜあの子に直撃したのか」 忘れない同年代の炊事班18歳の死

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更新:2025/05/11(日) 17:29

1. 2025/05/10(土) 20:00:42

「なぜあの子に直撃したのか」 忘れない同年代の炊事班18歳の死 | 毎日新聞 mainichi.jp

 同年代だったあの女性のことを今も忘れることはない。東京・多摩地域北部の村山村(現武蔵村山市)にかつてあった東京陸軍少年飛行兵学校。


そこで働いていた池谷タカさん(99)は80年前を回想し、「空襲警報が連日鳴っていて、朝に学校へ向かいながら今晩は家で眠れているだろうかと考える毎日だった。そんな時にあの出来事は起こった」と語り始めた。

45年4月中旬。池谷さんも出勤していた平日の午前10時を過ぎた時だった。米軍機のB29とP51が学校を襲来した。その半月前には、爆撃で生徒4人が亡くなっていた。散り散りに逃げ、上空に機体が見えなくなると、皆で互いの名前を呼び合った。学校敷地の雑木林には「たこつぼ」と呼ばれる1人用の防空壕(ごう)があった。

「ハナさーん、ハナさーん」。いくら呼んでも返事はなかった。たこつぼの辺りで機銃掃射に後ろから首付近を撃ち抜かれた女性がいた。食堂炊事班の石井ハナさん。18歳だった。同様にたこつぼに逃げ込んだ人たちはいたが、その日の犠牲者はハナさん1人だった。

池谷さんは張りのある声で言う。「あの時、どうしてハナさんに直撃してしまったのか。私は今こうして話をしているけど、ハナさんの生涯はそこで終わってしまった。生きている者が平気でただ暮らしているだけでいいのかなって思う」

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2. 2025/05/10(土) 20:01:15

戦争なんて無ければいいのに

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3. 2025/05/10(土) 20:01:52

サバイバーズ・ギルト

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4. 2025/05/10(土) 20:02:28

ガル民は80年前、何してた?

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5. 2025/05/10(土) 20:02:28

最近こういう話を忘れて戦争を煽る人たちが多くて怖い。絶対に忘れちゃいけないよ戦争なんてしたらダメだよ

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