1. 2025/03/03(月) 12:35:31
「人手不足など国内の要因も認められますが、海外の要因も大きな影響を与えています。もともと資源や穀物の争奪戦が世界中で展開されていましたが、2022年2月にロシアがウクライナに侵攻してインフレは決定的になりました。全世界からモノを輸入している日本の企業は為替リスクを回避するため、1年や半年という長期契約で購入しています。にもかかわらず、価格上昇が続いているわけです。今後も物価は高止まりすると覚悟したほうがいいでしょうし、最悪の場合はさらに上昇するかもしれません。為替レートが劇的な円高にでもならない限り、物価下落の可能性は低いでしょう」
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総務省は2月21日、1月分の結果について報道資料を発表した。それによると前年同月と比較して最も上昇したのは生鮮野菜で36・0%。やはり筆頭はキャベツで192・5%の値上がりとなった。 また肉類では豚肉が6・6%の伸びを示した。キャベツと豚肉が欠かせないお好み焼き屋やトンカツ屋は大変だろう。 光熱費は電気代の高止りが庶民の生活を圧迫しているが、1月はガス代が追い打ちをかけた。特に都市ガスは9・6%の値上がりを示し、ガソリンと灯油の値上げも物価指数を上昇させたと総務省は分析している。