1. 2024/11/26(火) 10:26:23
「半年に一度、所属長面談があり、その際に発達障害を診断書を添えて公表したのですが、所属長の対応は『とりあえず預かっておく』とのことでした。後日、診断書は突き返されました。そして、以降の私の仕事がごく簡単なものだけになり、そのうえで私が言っていないことが言ったことになっていたり、これ以上誰かに相談するとあなたの立場が悪くなると脅されたりして、職場内でのいじめがひどくなりました。パワハラの内容を文書にして上司に渡したのですが、問題があると認めてもらえず2年以上パワハラに耐え続けてきました」(中略)
現在、山本さんは休職して1年が経とうとしている。復職をしたい気持ちが強いが、二次障害の適応障害がまだ寛解していない。山本さんは訴訟も考えているが行政訴訟で勝つのは難しいと弁護士に説明された。一説によれば勝率は10%程度とのことだ。
「訴訟を起こしてお金をもらいたいわけではないんです。ただ、パワハラがあってはいけない県庁という場所でパワハラが起こっているという事実を問題提起したいんです。障害者差別をやめてほしいんです」
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今回紹介するのは、ASD(自閉スペクトラム症)の山本貴文さん(仮名・45歳)。