1. 2024/09/18(水) 17:29:04
今回得られた結果について、研究グループは「食肉、特に加工肉と未加工の赤肉の摂取は、集団全体における2型糖尿病発症の危険因子である。
これらの所見は、公衆衛生のために肉の消費を減らすことの重要性を強調し、食事ガイドラインに情報を提供すべきである」と結論づけています。
加工肉や赤身肉は、なるべく避けることが重要である一方、2型糖尿病の発症には様々な要因があり、加工肉や赤身肉だけ食べなければいいとは言えません。
加工肉50gはスライスしたハム約2枚分に相当するので、わずかな量の加工肉摂取でも、糖尿病リスクにつながることが示されたと言えます。
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イギリスのケンブリッジ大学らの研究グループは、「ハムなどの加工肉を毎日50g摂取する人は、2型糖尿病リスクが10年後までに15%上昇する」という研究結果を発表しました。 また、加工肉を未加工の赤身肉、または鶏肉に置き換えることは、2型糖尿病の発症率の低下と関連していたとのことです。