1. 2024/09/13(金) 12:35:08
しかし、沙羅さんは相変わらず毎朝家にやって来たという。それどころか、彼女は朝ごはんを出すのがまるで当たり前だと言わんばかりの態度を取るようになったのだとか。凜さんに出されたデザートをちゃっかり横取りしたり、さらにお気に入りの髪飾りまで平気で奪ったりしたそう。華さんはずっとモヤモヤしていたものの、沙羅さんは母親に何も話していないのか、美月さんからお礼の電話もなかったのだ。
「そんなある日、子どもが同じクラスのママ友から電話がかかってきました。出るなり『美月さんが話していることは本当なの?』と問いかけられて。何事かと思ったら『華さんが朝子どもの面倒を見てくれるよ、と美月さんが言いふらしている』『あなたも娘を預けてみたら、と誘われた』と驚きの事実を聞かされたのです。彼女の話に違和感を覚えたママ友が確認のため直接私に連絡をくれた様子。その電話を切った後、あまりのことに怒りがふつふつと湧いてきました」
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小学校一年生の娘(凜さん・仮名・7歳)を持つ主婦の華さん(仮名・37歳)。心配なので、毎朝凜さんに付き添って登校していた。校門前で近所に住む沙羅さん(仮名・7歳)と毎日遭遇することに気づき「娘と一緒に学校へ行ってほしい」と彼女に頼んだ。 しかし翌日、沙羅さんは朝7時に家にやって来て「お母さん(美月さん・仮名・32歳)が出勤して一人になったから、一緒に学校へ行こうと思って凜ちゃんを迎えに来た」と話す。華さんは自分から「娘と登校して」とお願いしたので、彼女に強く意見できず……。でも、沙羅さんの行動はエスカレート…これ以上耐えられないと思った華さんは、沙羅さんの自宅を訪れ母親の美月さんにすべて